ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

道の駅「フェニックス」から青島の先までの海岸線を自転車で走る(2017/2/25)

2017年02月25日 | 2017/2 ちょっと鹿児島まで
 暖かくて気持ちがいいのでダイネットに座ってのんびりしていた。今日は土曜日なのでアラモを停めた場所の前にある広場にも少し人が出てきたようだ。



バーベキューの準備をしている若者のグループやバスケットボールで遊んでいる人、スケートボードなど。

 今日はさすがにここを出なければと思って、昨夜のうちに飫肥方面に行こうと決めていたのですんなりと出発できた。

 宮崎市内を抜けて宮崎運動公園の近くまで行くと混雑してきた。読売巨人軍春季キャンプというのと侍ジャパン宮崎キャンプという立て看板があちこちに立っている。なるほどそれを見に来た車で混雑しているのか。

 今日は天気もいいことだし、道の駅「フェニックス」に寄ってみようと思って、バイパスから左に入っていった。坂を上り切ったところから海が見えるようになる。堀切峠というようだが手前に駐車場がある。





 風が気持ちいい。そして目の前に太平洋が広がって開放的だ。50~60メートル下の海岸はずっといわゆる鬼の洗濯岩が連なっている。

 ここから少し走ると道の駅「フェニックス」だ。以前来た時には天候は悪いし店にはお土産と柑橘類くらいしか買うものがなくて、あまり印象が良くなかった。この明るい太陽の下ではどうだろうか。



 道路を横断して目の前が海というテラスに出てきた。お日様はぽかぽかだし、風が気持ちがいい。しばらくベンチに座ってのんびりしていた。



ここから下の海岸に降りる遊歩道がある。





 そして海岸の防波堤の内側に道が続いているのに気が付いた。そうだ道の駅の前の道路をずーっと下って行って、この防波堤道路を自転車で走っていったら気持ちいいだろうな。ただし帰りはのぼり道が残る。

 よし行くぞと決めて早速準備して出発。





下り坂は快調だ。帰りを考えると気が重いが秘策がある。

 下まで行くと漁港があって、そのわきから防波堤道路に出ることができる。



防波堤の躯体そのものなので数メートルごとに継ぎ目があって、走り心地はいいとは言えないが、景色も気分も最高にいい。





 この道路の脇に車を止めて、鬼の洗濯岩の先端に出て釣りをしている人もかなり見かけた。何が釣れるのかなあ。

 防波堤道路は時々なくなるので一般道を走ることになるが、交通量が少ないので走りやすい。青島が見えるところまできた。まだ先は長い。





海水浴場の前を抜けてしばらく走ると青島に渡る橋にでる。この橋は許可車両以外の通行が禁止されているので、手押しで渡った。





 再び橋を渡って道の駅に戻ろうか思ったが、立派な自転車(歩行者)道路が北に続いている。



 帰りの行程も気になるがいけるところまで行ってみよう。



こんな立派な専用橋を渡って向こう側は宮崎運動公園のようだ。運動公園の中をうろうろと走っていたら駐車場は車で埋まっている。そして通路にはこんな看板があちこち立っている。





 ジャイアンツのキャンプは今日は2軍のようだから、皆さん侍ジャパンのキャンプを見に来ているわけだよね。混雑はまっぴらなのでここらで引き返すことにした。

 帰り道は、今頃気が付いても遅いが向かい風。これは参った。この風の中を10キロ近くも走るなんて。ふうふう言いながら低いギアでとろとろ走って帰った。

 そういえば途中の海岸で見かけたこの自転車。捨ててあるわけではない。



自転車の右側に何やらがっちりしたフレームが付いている。出前用の自転車でもないしということだが、これはサーフボードを積載する装置のようだ。こんなのは初めて見たよ。

 道の駅の真下の海岸まで戻ってきた。もう逆風の海岸線を走るのも限界だし、その後ののぼり道も走りとおせる元気がない。そこで道の駅に上がっていく例の遊歩道を上ることにした。階段になっているところは自転車を担いで登る。このクロスバイクは担いで運ぶことを想定していなかったので、丈夫だけど重い。何とか担ぎ上げてクルマに戻ってきた。



 走行距離は26キロ、約2時間走っていた。もうエネルギーが尽きた感じで、ここでビールを飲んで車中泊だ。ここ数日どれほども進んでいない。



 今日も親鶏のたたきを買ってきた。こいつがあるとお酒が進む。






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宮崎臨海公園ステイ (2017/2/24)

2017年02月24日 | 2017/2 ちょっと鹿児島まで
 そろそろ起きようかと思ったころ、外が騒がしい。たくさんの犬の声が聞こえる。何だろうと思って外に出てみると、芝生に組み立て式の柵を作ってあり、その中で大型犬が吠えている。またアラモのすぐ後ろにある立木の支柱にも一匹つながれて、こちらもずいぶんにぎやかだ。



芝生の向こうを見渡すとテントの設営中なので、この芝生の上で何らかの大会でも行われるのかな。

 早々に逃げ出して臨海公園のビーチエリアの一番北側にやってきた。



ここは目の前に芝生の広場とバーベキューテーブル、バスケットボールのゴールなどがある。その向こうは消波堤に囲まれたビーチだ。

 ここから自転車でちょっと走ってみよう。昨日ここに至る直前の道路は、シーガイヤの前を通る県道だったわけだが、そのわきに自転車道が見えた。そこを走ってみようというわけだ。



 まず臨海公園の中をマリーナまで走っていく。





芝生広場ではテントを張り終わってフェンスを設置しているところだった。



 外の道路に出て、森林公園パークウェイという県道の入り口にさしかかる。



ここを右折するとパークウェイの横が自転車・歩行者道路だ。



高低差はなく路面状態も良好でなかなか走りやすい道だ。林の中を縫って走るので夏でも日差しが避けられるのではないかな。

トムワトソンゴルフコースの脇を抜けてシーガイヤの横を過ぎる。





 この先で自転車道は終わり。

もう少し行くとフェニックスカントリークラブの前だ。



 そこを過ぎてしばらく走ると県道は左に鋭く曲がる。右の松林越しに見えるフェニックスのコースはちょうど90度に曲がる左ドッグレッグの短いミドルが見えているところだ。
自転車もここで折り返して戻ることにした。

 この県道の部分も交通量が少なく大型車がいないので走りやすかった。



そして戻ってきたら走行距離は17.7キロ、約1時間の走行だった。



 ありあわせのもので昼食をとってからどこに行くか考えた。穏やかな天候の下でもうどこかに移動しようという力が出てこなかった。結局そのまま宮崎臨海公園でのんびりしていた。

 夕刻近くの大型ショッピングセンターに買い物に行ったら、すぐ近くに元祖辛麺桝元の宮崎本店があった。また食べたくなったのは困ったものだ。

 再び臨海公園のビーチエリアの駐車場に戻って、今夜はここで車中泊だ。ここは深夜には閉鎖されるので真っ暗で静かだ。



 明日はどんな朝かな。



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ぐるりと回った西都原古墳群。これはすごい (2017/2/23-2)

2017年02月23日 | 2017/2 ちょっと鹿児島まで
 美々津の駐車場で味噌汁を作ってお弁当を食べてから、道の駅「都農」に向かう。ここはこの付近では産直野菜が充実している。そしてトイレは立派でした。



 トイレのレポーターではないので中の写真はなし。清潔でいいのだが大は和洋1器づつというのは残念なところ。
 いいところはトイレの隣の情報ルームでかなり広い部屋でくつろげるようになっていた。これについては道の駅「なかつ」もよかった。

 次は西都原古墳群を見に行く。ここに関する知識は全くないのだが、何となく心惹かれるものがある。今回は海岸線を鹿児島方面に走る予定だったが、都農から少々内陸側に入っていく。暖かいしまあいいだろう。

 坂道を台地の上に上がってみて驚いた。そこいらじゅうにぼこぼこと古墳(主として円墳)がある。そして広い範囲に広がっている。(資料をもらったら東西2.6キロ南北4.2キロの範囲に319基の古墳があるそうだ。)これだけ広いと自転車の出番だ。

台地の上をぐるりと回ってガイダンスセンターこのはな館という建物についた。ここの本館はお土産とレストランで、その横の小さな建物に観光案内所があった。ここで自転車での回り方を教えてもらった。

 



 主な見どころの古墳の近くには駐車場があって、多くの人は車で回るようだ。しかし古墳を縫うように自転車・遊歩道が回っているので時間があれば自転車がぴったりのところだ。先ほどの観光案内所の横にもレンタサイクルの店があった。



 自転車道といっても石ころと土の道、ところどころ草の上を走るのでロードサイクル向きではない。ママチャリからマウンテンバイク寄りのクロスバイクまでが適用範囲だ。





 最初に行ったところは4基ほどの発掘現場にそのまま覆い屋をかけて現場の雰囲気がわかるようにした展示施設。なるほどこんな感じで発掘が行われているんだとよくわかる。

 こんな道を進んでいく。あっちもこっちも古墳がいっぱいあって、土と草に覆われている下は先ほどのような発掘後に埋め戻されているわけだ。



 そしてかなり大きい前方後円墳13号墳につく。ここは石室内部の様子が観察できるようになっている。





 こんな感じでぐるっと回ってきた。









 このたくさんの古墳の被葬者はどんな地位の人だったのだろうか。どのくらいのエリアの人がここに埋葬されたのだろうか。エジプトの王家の谷のような位置づけなのかなあ。などとイメージが膨らむ。とにかくすごいところだ。

 その答えが西都原考古博物館にあるかと期待して入ってみた。



 ここでは姶良カルデラ噴火から説き起こしていろいろ言っているが、歴史の一般論や哲学論を言っているばかり。ここ西都原のことについては出土品が展示されているだけで、疑問には何も答えてくれなかった。



 博物館からの眺めも今一つ。

 西都原古墳群を出て今夜はいつもの宮崎臨海公園だ。ちょっと風があるようなので海風にあたらないマリーナの方の駐車場にした。



 宮崎まで来たらこれを食べないと来た気がしない。親鶏のたたきだ。



 今日はあまり走っていないが電気は大丈夫かな。





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美々津の古い街並みを堪能、そして雛飾りの前でお茶をいただく (2017/2/23)

2017年02月23日 | 2017/2 ちょっと鹿児島まで
 今日もゆっくりした出発だった。



サンパークを出て道の駅で今日のお昼のお弁当と赤いゆず胡椒を買った。赤のほうが辛いようだ。

 そしてすぐ先の美々津の伝統的町並みを見に行くわけだが、街にはいる直前の橋の上から河川敷兼漁港が駐車場になっているのが見えた。街並みの中の駐車場は期待できないので、あそこに行ってみよう。



 ここから目指す町並みはすぐそこだ。



 最初に暖簾が目についた「美々津軒」。ここは昔の生活用品などを常設展示しているところのようだ。



 暖簾をくぐってこんにちわと入っていったが、誰もいない。だが最初に目に入ったのは七段飾りのひな人形。とその手前のお琴。



これはおもての座敷で奥の間にはまた格調高いひな人形がある。





 そしてこんな飾り雛も楽しい。



 普段展示されていると思われる昔の生活用品は何か懐かしい感じがする。







 裏の庭も狭いがしっとりしている。





梅の花が咲いていた。

 その隣だったかな、美々津まちなみセンターだが、入ったところでは昔風のお菓子などを売っていた。店の方に奥の間に上がるように勧められて入ってみたら、ここも雛飾り。







 奥の間でお茶をいただいた。



大きな街ではないがゆったりとした気持ちに浸ることができた。





 そういえばクルマを止めた目の前には旭日旗が翻り、波頭を表現するような碑が立っていた。これは日本海軍発祥の地だそうだ。とはいっても近代の海軍ではなくて、神武天皇が水軍を編成してここから東征した船出の地ということなんだそうだ。そういえばサンパークの温泉はお船出の湯だったが、こういうことだったのかと今頃になって気が付いた。

 
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おススメのところが回り切れなくて今夜はサンパーク (2017/2/22)

2017年02月22日 | 2017/2 ちょっと鹿児島まで
 「かおなし♪」さんにコメントで勧めていただいたところがよさそうなので、昼食の時間に合うように道の駅「かまえ」を出発した。延岡市内に向かう途中の道の駅「北浦」はなかなか落ち着いた感じのところだ。以前に立ち寄ったと思っていたが、実は今回が初めてだった。





 この道の駅の前を走る国道388号線を走ったこともなかった。



 直売店は小規模だが面白いものを売っていた。



ヒオウギ貝が一個130円だ。見た感じはオレンジ色のホタテ貝だ。ホタテ同様に網焼きにしたり、貝柱を切って刺身にしたりするようだ。キャンプに来ているなら食べたいところだが、今は貝殻の始末に困ってしまう。他にもカキやサザエが1キロ1300円だ。



 この道の駅の裏側は海水浴場になっている。波静かできれいな海水浴場だ。そして横手にはキャンプ場がある。宮崎県の人はいいなあ。こんなすばらしい穴場の遊びのスポットがある。



 海水浴場の手前に塩の資料館というのがあったので入ってみた。揚げ浜式塩田の資料館だが中にあるのは能登の塩田の資料ばかり
たしかに能登で実際にやっているものだ。でどうしてここにこれがあるのか??となった。隣の建物で海水を煮詰めて自然塩を製造しているようだ。昔はここに塩田があったのかなあ。その当時の資料も遺構も失われてしまったのなら、正直にそういえばいいと思う。

 頃合いの時間になったので、おススメいただいた、延岡が発祥という元祖辛麺屋「桝元」で昼食にした。



 こちらは国道10号線からすぐの昭和店。宮崎県内だけでなく福岡や大阪にも進出しているようだ。店の前の駐車場は屋根というか看板に接触するのではないか気を使った。



 メニューはこんな具合で辛さを選ぶようになっている。最強25辛以上もあるなかで中庸の5辛の「大辛」を注文した。



 出てきたのは赤いかき玉スープのような感じで唐辛子のあらびきが表面を赤く覆っている。

 最初に蓮華ですくってスープを飲んだが見た目ほどには辛くない。辛さではなくスープがいい味だ。そしてかき玉が辛さを中和しているように感じた。麺はこんにゃく麺というようで、普通の中華の黄色い麺ではなく盛岡冷麺のような麺だ。かみごたえがあって面白い。そしてにんにくは大きめに切ったのがゴロゴロ入っている。これはいけるいけるで、結局スープもほとんど飲み干してしまった。

 うどんと違ってもうおなかいっぱいだ。

 次は日向市まで走って馬ケ背だ。地図で見た感じでは駐車場までの道が狭いようで不安があったが、馬ケ背に一番近い駐車場まで2~1.5車線の道で道路の上も大丈夫。



駐車場からはこんな階段を上がっていく。



この上で大型車駐車場からの遊歩道と合流することになるので、のぼりが苦手なら上にある駐車場に停めるほうがいいようだ。



 そしてこれが馬ケ背の景観だ。展望台の真下100メートルくらいに海面が細く切れ込んでいる。両側は柱状節理の断崖で、すっぱりと切れ落ちている。そして切れ込んだ海が深い青色だ。これは絶景としか言いようがない。一方で柱状節理の岩が波に洗われて崩れ落ちた後のその岩はどこに行ったのだろうと思ってしまう。

 さてこの先が馬の背になった崖の上。このあたりから雨になってしまった。



本当はこちらが馬ケ背ではないかと思う。この馬の背の上は両側の柵がなかったならば、とてもじゃあないが歩けないだろう。その先端からの景色はこんな感じだった。



 これでクルマに戻ったら何か忘れ物のような気がする。そうだクルスの海を見ていなかった。さらに道を進んでいくと大型車の駐車場があってさらに先に行くとクルスの海の駐車場がある。





 例によって恋人の聖地の鐘もあってああそうですかと感じは否めない。雨も強くなってきたので景色も楽しめなかった。

 本日はこれまでにしてとりあえず道の駅「日向」に立ち寄って今日の夕食を物色したが、これが食べたいというものはなかった。冷蔵庫の中のものを思い出しながら、とりあえず野菜類を数点買った。



 この道の駅の奥にはサンパークという大型公園施設がある。そこの温泉館お船出の湯に入ることにした。ちょうど入館200万人達成記念ということで、入館料が400円になっていた。
ここの駐車場は広い。一晩車を泊めてもいいかとフロントで聞いてみたらOKが出た。ただしトイレは道の駅に行かないとありませんとのこと。

 ここにいれば静かでゆっくりできそうだ。道の駅の場合は国道10号線のすぐそばなので大型車の走行音がうるさいと思う。

 
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