ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

讃岐うどん四ハイ(High)目

2013年11月07日 | 2013/11 四国のたび
 今日は琴平からまんのう町のうどんを、店の開店のタイミングを考えて追いかけていくことにした。最初はこんぴらうどん工場店。ひとつ裏道に入るので、ぐるっと大回りして何とか駐車場に入れた。
7時の開店だが9時前に到着して、冷たい「しょうゆ」と温かい「かけ」を頼んだ。名前の通り工場の横でおばちゃん2~3人でお客の相手をしている。広くもない店が半分埋まっていた。地元のお客さんが冷と温かいのを2はい食べて、持ち帰りで5玉買っていった。なるほど、地元の人はこんな感じか。
 冷たいのは腰があるちょっと固めの麺で、工場でこれなら文句なし。かけは温かい分少し軟らかめ。このくいらいが丁度いい。(写真を撮り忘れた)
 次はちょっと走って9時半開店の「小縣家」。9時40分に到着したが、店のまわりの駐車場が広い。

広い店に先客が3人だったので拍子抜けしたが、注文は迷わず「元祖しょうゆうどん」。すぐにおろし金と30センチぐらいの長さの大根が出てきた。テーブルの上には、しょうゆとごまの入ったミル?(ぐるぐる回してすりごまをつくるやつ)、ねぎとおろししょうがの器が出ている。大根はからいのでおろしすぎに注意と張り紙があるが、おろしてそのまま口に入れたが大したことはない。しょうゆは冷蔵庫から出したばかりのようだ。
 大根をおろして待っていると、いよいよ大振りのどんぶりにうどんとすだちの半切りのせで出てきた。うどんがぴかぴか光っている。こういう舞台仕掛けの上に店員さんが持ってきてくれると、勝手に期待が高まっていてドラマ仕立てになってくる。
 
 麺は太いというよりちょっと平たい感じで、固めで腰がある。いやあ、いい感じ。勝手に手が動いて、おしまいになる。
 次はちょっと走って9時半開店の「兼平屋」。
 
先客は2人。すぐに「かけ」を注文してかきあげのてんぷらをもらう。てんぷらは衣がまっきっきだ。食用色素で着色しているのかな?中太の角ばった麺も出汁も素直で、気持ちよく食べられた。
 午前中のメーンは山の中にどんどん入っていった「谷川米穀店」。ナビで駐車場には着いたが、そこから見渡しても店が見当たらない。駐車場の隣の商店を覗いて、「谷川米穀さんは?」と聞くと店の主人が「うどんならそこの坂道を下ったところ」と教えてくれた。
 店が道に面していないし、道に看板もなかったのでわからないはずだ。店に来たい人が探して来ればいいという、職人の流儀が生きている。駐車場があるだけましというものだ。帰りに見たら、小さな橋の横の道を川沿いに下るのが正規の入り口のようだ。
 
 熱いのと冷たいのを注文して、テーブルについて待つ。できたら呼んでくれるので、受け取って酢橘を搾りテーブルの
しょうゆを軽くまわしかけて食べる。

 中太で腰があるのに固くない。のどごし良く最高の麺だ。温かいのは腰はあるがちょっとやわ目。 

 もうほとんど徳島県という山の中まで来ている。しばしうどんから離れて、鳴門の方面に行ってみることにした。ここから南にちょっと行って、道の駅「ことなみ」まで行って、昨日入り損ねたので昼間から温泉に入ることにした。

 温泉の前に腹ごなしに渓谷沿いの遊歩道を1時間ばかり歩く。少し紅葉している。
 

 温泉でゆったりしてこのままここで停泊しようかとも思ったが、まだ早い。山を越えて道の駅「藍ランドうだつ」に行って、脇町のうだつを見に行く。うだつがあがらないの「うだつ」である。この脇町は吉野川の水運を利用して藍や繭の集散地として栄えた町だそうだ。豪商の店の延焼(火事)対策として隣戸との間に作っていた袖壁が、だんだん装飾的な意味合いをまして富と威勢を象徴するものとなったとか。ここは競い合ってうだつがあがっている。
 
 
 二段になったうだつもある。
ここ道の駅「藍ランドうだつ」は小型車スペースには大型が入り込めないようになっているし、駐車場所はおおむね水平で車中泊には向いているが、駐車場に「道の駅の本来の目的以外の利用は禁じます」と表示されているので、ここに滞在する気がなくなった。またお金を使う気持ちも失せた。
 もう少し走ってスーパーで買い物をした上で道の駅「第九の里」に向かう。ここは幹線道路から離れており静かでいい。気持ちよく眠れそうだ。
 本日、ここに向かう途中で給油した。
418.9Km走行して23.26L+26.87L の満タン給油。8.35Km/L だ。半分高速であとはうどん店めぐり。

 
  

コメント    この記事についてブログを書く
« 讃岐うどん三ハイ(High)目 | トップ | うどんは一服、鳴門、屋島に »

コメントを投稿

2013/11 四国のたび」カテゴリの最新記事