500段余の石段を登りそして降る。
我が町に暮らす人々にとって昔から慣れ親しんだ観音山。結構有名な白衣観音の巨大な立像のある丘陵。
この一角にある真言宗豊山派清水寺は近年賑わうのはお正月の時期ぐらいか。丘陵の麓にある高校時代
に通学していた65年前、部活動のトレーニングで駆け足で登るのが日課だった。
以来茫々たる時間が経過したが、この間も気が向けば登り降りすることが習慣になり現在に続いている。
上部に行くほど急になるので、上からに見下ろすとスキージャンプのシャンツのような感じがする。
汗かきの私なので利用するのは晩秋から桜の咲くころまでだが、日曜日の朝よく登った。
40代から60代までは日ごろの運動不足もあって、結構息を切らせたような気がする。退職後の70
代は意識的に運動をしていたので、学生時代には遠く及ばないものの一息つくこともなく完登できてい
た。さすがにこの年齢になると一気には無理で1,2回途中で息を整える。
同じ場所で同じ行動を長く続けていると、これ自体が体力測定の物差しになる。一気に登れるとき、登
り始めから何か元気が出ないとき、心臓の鼓動を意識するとき、あまり意識せずに登れるときなどなど。
今の体調が10段階のどのあたりかをチェックするのに大いに役立つ。
昨日登ってきたがいまいちだった。6辺りだったかな? 5を下回るようだったら無理せずに登るのを
止めて引き返そう。
日本ブログ村の70代に登録している。このランクを越えて2年経つが80代に登録替えすることに
躊躇いを感じています。仲良くさせていただいたお仲間を抜けるのが寂しいのです。よろしくお願い
します。