toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

509-020606愛情をもって管理しよう

2020年06月06日 | もろもろ

(山の光)

当地はお隣の栃木県、埼玉県とともにサツキ盆栽が盛んな地域。今年も愛好家が

丹精込めた盆栽展が催された。3,40年前に比べると人気はひどく落ちている

のは残念だ。フラワーパークで開催されると地元紙に紹介されたので出かけてみる。

見事な作品に圧倒された。こんな作品を育てている皆さんには敬意を表する。

(日光)

更に、小品盆栽二つ

 

 

私も栽培歴だけは40年近くになるが、庭に残っているのは3鉢のみ。それも管

理が悪く情けない状況。

        我が家に残った3鉢 左から華宝、栄冠、暁天

樹形や根張りはそこそこなんだが、花が圧倒的に少ない、樹勢もよくない。昔は

もっとまともに咲かせたのだが、最近管理に手を抜いているからな・・

 

出品者のおひとりにお話を伺った。ポイントは普段の水やり、消毒、花後の剪定

や植え替えなど。どれも私も承知していること。花付きが悪いのは消毒の不徹底

のようだ。そして一番欠けているのは愛情

 

今咲く花の花芽は昨秋には形成されている。夏場の消毒が悪いと花芽の中にシン

クイ虫が潜り込み越冬する。花芽の養分を吸い取ってしまい4月になって花芽が

膨らんでくる時期、含まらないまま枯れてボロボロ取れてしまう。よく見ると枯

れた花芽には小さな穴が開いている。ルーズになって確かに手を抜いていた。月

に2回は消毒する必要がありそうだ。

 

かなり刺激を受けた。たかだか3鉢だ、間もなく植替えもあるので、気合を入れ

愛情をもって管理しよう。立派に咲けば品評会の末席辺りに置いても不自然では

ない盆栽だと思っているので。

 

 

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