toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

163-260412太閤秀吉が天下統一を成し遂げたきっかけの城

2014年04月12日 | スポーツや趣味

 

 

P4075805 月に入る。 スキー日和の日には、春めいた大気を通して高崎のメインストリートからも堂々たる谷川連峰の主峰が望める。( 4/7 あら町交差点から北を望み、3倍ズーム+簡易望遠レンズで)

3月24日、シーズン最後のスキーを楽しむ。 晴れていなければ行かない自由が

あるというのはなんとも贅沢な境遇。 3日ほど前から天気図に注意する。 西高

東低の気圧配置が緩み、高気圧の中心が日本の南を通過するタイミングを狙う。

100%安定した晴れが期待できる。高気圧が北に偏ると、期待した晴れが訪れ

ず、曇天になるケースが多い。 この日高気圧の中心が列島の南にある。定石と

おりに絶好の晴れ。

20140324180000large1 tenki.jpより拝借

 

 

しかし暦は既に彼岸を過ぎた。 気温が高く快適に滑れたのは10時半まで。その

後は雪が緩み期待した滑りにはならなかった。 

元気だといっても古希を過ぎた。 急斜面でのターンはもう駄目。 無理に挑んでも

フォームが崩れて始末に負えない。さすがに転倒する事はないが、腰が引けて板

をコントロールできない。スキー場の2/3以上を占める緩斜面では、一応理論ど

おり優雅に滑れるのだが・・・ このあたりで妥協することも長く滑るためには必

な心構えだろう。

スピードに体の感覚ががついていかない。 車の運転もしかり、高速道で100km

を越えるスピードは緊張を強いられくたびれる。 90km~100km/h 程度がもっ

とも快適スピード。 

 

P3245689 急斜面のブナ林とその樹影。

P3245684 スキー場の最高地点から眺める谷川連峰。右端が平標山、左端が谷川岳、 中央が万太郎山辺りか? 前景の樹林はシラビソ。

P3245696 東京電力奥清津揚水発電所。 原発が停止した今、こうした水力発電所が電力需要の一端を担っている。

帰途、旧月夜野町にある名胡桃城址を見学する。 太閤秀吉が小田原城攻めの

理由にした真田と北条との城の争奪戦が展開され、歴史の転換点になった城。

当時の城は後の時代に建設された天守閣があったわけではない。 利根川が侵

食した崖の上に堀と土塁をめぐらし、簡単な住居があっただけのようだ。城という

より砦といったほうが正確かも知れない。

P3245701 名胡桃城の本丸前の空堀。 空堀が非常に良好に保存されている。

P3245708 同じく本丸があった場所。 本丸といっても天守閣ではない。 城主真田氏の六文銭の旗印。

P3245713 名胡桃城址の記念碑

P3245727 城址より月夜野盆地を俯瞰する。

P3245736 ご興味のある方はクリックしてお読みください。

P3245737 そして利根川が作った河岸段丘を上手に利用して築城された城。北、東および西は急峻な崖で攻め入るのは困難か?

P3245743 敷地の一部に記念館があり、そこに陳列されていた城の復元模型。

 

 

 

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