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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

老いに備えたいが・・・。

2008年10月06日 10時55分04秒 | 思考試行
いずれ、人間は老いて死す。そして、なんの手立ても講じなければ、孤独死そして、何ヶ月後に発見、といった具合になる。そういう例が、最近増えているとも聞く。

今朝の新聞をみると、一方では、介護職員があまりに、低賃金と過酷な労働条件のために、辞める人が続出しているとある。

これは、国の政策が、どの方向を向いているかの、試金石になるような話しであって、政府与党の政策は、国民が安心して暮らせる政治を志向していないことの証拠である。

弱者を切り捨てて、大企業や金持ち優遇の政策を、臆面もなく続けている。これだけ、はっきりしていても、なかなか、政治が、変わらないのはなぜだろうか。

無関心と、本質を見抜くということの努力と、ちょっとした反抗心の不足、といったところか。組織が壊され、かつてあった、労働組合もすっかり、企業の労務管理の代行人のような感じであるし、戦う労働組合のイメージは、ほとんど見られない。

労働法の分野では、ひどいことになっている。一昔前には、違法であったことが、合法化されて、働く人びとを、極限まで、低賃金で働かせ、使い捨てにする。みんなよく我慢しているなあと思う。

大阪の個室ビデオの事故も、その背景には、この貧困がある。新聞は、安全の誘導の、というが問題は、大企業中心の政治にある。根本を報道していない。新聞記者諸君も、自分は、勝ち組で、敗者のシモジモのことは、無視しているのだろう。

かれらの生態は、今や仲良しグループとなり、社会正義のために、切磋琢磨する気風は、なくなってしまっている。自分達のことにしか関心がない。