goo blog サービス終了のお知らせ 

空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

映画「さくらん」をみる

2008年10月29日 08時35分07秒 | 思考試行
従兄妹にもらったDVD 映画「さくらん」を見た。

おっぱいが氾濫したり、大胆なシーンがあるが、人間の営みであり、自然な感じで、猥褻感などない。

とくに、ラストシーンは、秀逸で、解放感がよく出ている。主人公達の笑顔がすばらしい。

はなやかな色調、絢爛豪華であっても、人間の本質にせまる、むしろ地味な、しっかりした映画である。

むき出しの、感情、計算、欲・・・の世界。

意地、優しさ、悲しみ、・・・手練手管。

可愛さ。

舞台は、時代劇であるが、現代劇であって、音楽もよくマッチしている。

この映画の題名は、まさに、ラストシーンから生まれたのだろう。

文句のつけようのない、いい話があって、約束された「しあわせ」がすぐ側まできているのに、突然の方向変更となる。まさに、「さくらん」である。

「さくら」がキーワードになっているから、そことも、かけている。

家内の母が、存命中に、三人でこの映画をみかけたのだが、菅野美穂のキジョウイ姿がでてきて、慌てて上映中止にしたのであった。

どうも身内で見るのはネーなどといいながら。

昨日、家内は友人達と遊びに出かけたので、この映画を思い出し、みたのであった。

相当、動機としては、内心、淫靡なものを期待していたと思われるのだが、健全なもので、いい映画であった。

そして、お客をつかんで離さない、「声はだすものではない。洩らすものだ。」のプロの極意には、唸るほかない。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。