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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

政治の動向・・・いい方向は

2010年12月11日 08時00分47秒 | 思考試行
菅さんと小沢さんの対立が、鮮明になってきたようだ。

どちらが、品がいいかといえば、問題なく菅さんであろう。マスコミや、良からぬ連中は、小沢さんを、あたりまえに対立候補にあげているが、相当に無理がある。

金集めのうまさ、そして、それを「投資」して、子飼いの議員を多数生まれさせた。政権交代を実現させた原動力の一つであったことは、紛れもない事実である。

だが、背景には、菅さん、岡田、前原氏らの真面目さ、があったのである。浮世離れの感のある鳩山サンも、それに絡まった。

国民は、自民党政治にノーをつきつけたのである。

だが、そこから、各分野から、民主党に対する露骨な妨害が始まった。意味のない度重なる支持率調査、支持率攻撃。なにもやらせまい、とする動き。

そういう中で、情報公開を努力する民主政権の成果がでてくる。まだまだ、もっと出すべきである。

不偏不党のたてまえの報道陣も、実は問題だらけ。記者クラブの腐敗ぶりが、すこしずつ国民に知られつつある。彼らもまた、権力と癒着し、支配機構の一部分を構成しているのである。

多くの支配の仕組み、官僚、経済界との癒着構造。アメリカの本音。中国、ロシアの実態。金儲け専一の風潮や、品の悪い権力志向。いろんなものが吹き出てきている。

大連立の動きや、新たな政権構想も取りざたされている。あの自民党の、ただただ、民主をいじめるだけの質問ぶりは、政治にたいする絶望感さえ生まれた。

さて、どういう風に、事態が推移するのか、よくよく見なければならない。


「武士の家計簿」をみる

2010年12月11日 07時45分43秒 | 思考試行
途中で、nature calls me にならないように、水分をひかえ、事前の準備に備えて、鑑賞に臨んだ。

実際の史実に基づいているとかで、話が自然であり、サムライものの切り合いなどなく、いい作品であった。

環境問題や、経済のことで、たいへんな状況の現在にあって、非常に示唆的で、教訓にみちてもいる。

昔の人の、生き様の清潔さ、賢さ、品の良さ、・・・

なんだか、多くのものを失ってきたことが、よく解る。今の日本は、まるで、「猿の惑星」ではないか。

人間として、生きるその生き方が、健気で、好ましい。こういう文化は、精神は、大事にしたいものであるが、もう取り返しはつかない。

であれば、新しい、ものを作り出すほかない。ただ、心のなかの、原点に、大事にしたいものを、生じさせてくれる作品である。