仕事があるということは、幸せなことなのだが、追いまくられるとそれは苦痛となる。それに比べて、何にせよ、追うということは、自分の意思であるから、それは、楽しみである。紙一重であるのに、心理的には大きな開きが生ずる。
泰吉は、級友達がボツボツと完全リタイヤにはいりかけてきて、どうしても、彼らの動向が気になる。幸せ感を連発されると、少し羨ましかったりする。
しかし、泰吉の場合は、年金が少なく、朋子の分とあわせて、ようやく世間並みといった水準なので、やはり、働けるうちは、働いて、収入を確保しておくことが、必要な状況にあるので、自営業的な仕事でもあるし、前向きに、仕事を追いかける姿勢をとらなければと思っている。
時代は、どんどん変わる。技術の進歩もすばらしい。その割りに、人間学というか人に関することというのは、どのぐらいの進歩があるのだろうか。歯止めがきかない状態で、モラルは変化している。定義が変わる。
進化というよりも、退化と破滅への道を、走り始めたのではないか、それは、新しい発展のための、助走なのであろうか。環境破壊だけではなく、人心がどうにかなりかけているのではないだろうか。
泰吉は、級友達がボツボツと完全リタイヤにはいりかけてきて、どうしても、彼らの動向が気になる。幸せ感を連発されると、少し羨ましかったりする。
しかし、泰吉の場合は、年金が少なく、朋子の分とあわせて、ようやく世間並みといった水準なので、やはり、働けるうちは、働いて、収入を確保しておくことが、必要な状況にあるので、自営業的な仕事でもあるし、前向きに、仕事を追いかける姿勢をとらなければと思っている。
時代は、どんどん変わる。技術の進歩もすばらしい。その割りに、人間学というか人に関することというのは、どのぐらいの進歩があるのだろうか。歯止めがきかない状態で、モラルは変化している。定義が変わる。
進化というよりも、退化と破滅への道を、走り始めたのではないか、それは、新しい発展のための、助走なのであろうか。環境破壊だけではなく、人心がどうにかなりかけているのではないだろうか。