三浦綾子「続・氷点（下）」

続・氷点（下）読了。
こういうふうに終わるんだ、と思った。

罪と赦し。
長い間、くすぶり続け、自分を支配し続けた憎しみは、
こうも唐突にほどけるものなのか。

何度も何度も揺れ、一度は赦そうと思いながらも
また振り出しに戻る。
頭ではわかっていても、気持ちがついて行かない。
赦すことが出来ない。
そしてそんな自分に苦しむという負のスパイラル。
そういう思いを抱えながら、人間は生きていくんじゃないのか。
それはある瞬間に、啓示のようにほどけたりするものなのか。

あまりにも美し過ぎる結末で、多少納得いかない感じもありつつ、
やっぱり面白かった。

考えさせられた。

私が生まれた頃に、朝日新聞に連載されていたお話に、
今こうして考えさせられる。
私はやっぱり本が好き。



今日は、チビのお友達の高校文化祭に行って来ました。
私は昨日から絶不調で（汗）
今日はムリかなと思ったけど、
薬飲んだら大丈夫だった。良かった。

全国２位のバトングループパフォーマンス。
世界２位のバトンソロパフォーマンス、
すごかったな。
マーチングはプロ級で、鳥肌たったし。
高校生が、勉強の傍ら、
これだけのパフォーマンスをするって、
並大抵の努力ではないと思う。
熱いね。日々充実だね。
青春だね。
みんな眩しい！


文化祭見た後はチビと買い物。
来週文化祭のチビ、
当日だけはメイクしていっても良いそうで、
コスメを購入。
ねーさんの高校も、文化祭当日だけは、
髪をクルクル巻いても、
メイクをしても黙認されるらしい。

チビも、メイクが楽しいお年頃になったんだなぁ。