Keiママのお料理ノート

お料理大好きなKeiの日々の食卓、趣味の日記。

「噛み合わない会話と、ある過去について」

2019-11-30 21:48:27 | 趣味

辻村深月氏「噛み合わない会話と、ある過去について」
鏡の狐城で本屋大賞受賞後の第一作であります。
前作とは全くテイストの異なる作品。むしろこちらの方が辻村ワールドが
顕著にあらわれている、と思う。

自分には都合の良い過去が、実は相手にとっては
長年引き摺るほどのトラウマになっていたり、
忘れられない程に嫌な過去だったり。
そんなボタンの掛け違いはよくあることで、
その辺がキレ味鋭く描かれている。

「ポイズンドーター・・・」のすぐ後に読んだのだけど、
人間関係の中で生じる行き違いがテーマと言う点で、
あまりにも似ていて、続き物のような錯覚さえした。

ボイズントーターの方が、事件も絡んだより複雑な設定で、
あらゆる事が悪い方に回っていってこうなった、
と言う展開なのに比べ、
こちらは基本、一対一の会話のやりとりから発生する果てしないズレ。
そういう意味では、より身近で自分にも十分起こりうるという点で、
恐怖感がより深かった。

人間関係は、やっぱり難しいな、と思う。


今日、車で買い物に行く時、ラジオで
「令和元年もあと1ヶ月で終わりです」と聞いて、
チビと二人で「えー!」と叫んでしまった。

チビが、
「一年早すぎる!こんなんじゃすぐに死んじゃうよ!」
だって(笑)

それを言うなら私ですよ。
蕁麻疹が2週間経ってもまだ落ち着かないし、
体力の衰えばかりが気になる今日この頃(^_^;)

ああ、何もしてない。できてない。
私、一年何してた?
気持ちばかりが焦るねぇ。



チョコバナナマフィン

2019-11-29 21:55:38 | お菓子

先週末焼いた、チョコバナナマフィン。
また一週間があっという間に終わった…。
早いなぁ。

先日、ジャニーズJr.の番組協力に出掛けたチビ。
朝から、いえ前日からニッコニコで、
憧れの人に会えるとランランで出掛けて行った。

ライブも舞台も全部ハズレて、
やっと当てた番協。
楽しんで欲しいな、今頃楽しんでいるかな、
と、母も落ち着かない気持ちで過ごし、
遅い時間だったので駅まで迎えに行き。

楽しかった!
とデレデレで帰ってくるものとばかり思っていたチビが、
ハンカチ握りしめて、真っ赤な目で帰ってきた。
泣いてる。どした?

受付の本人確認の時に、
ガウチョパンツがルール違反だから最後列!
と言われて最後列にまわされたと。
練習に行った時に、スカートはダメだけど、
ガウチョはokと言われました!

と抵抗を試みるも、
舞台からはける時、走るからヒラヒラするのはダメ、と
聞く耳もたずで、
他にガウチョ履いてた人はみんな最後列にされた、と。

そりゃ納得いかないし、悔しいやら
涙も出る。練習時にもらった整理番号が若い番号だから、
超至近距離で会えるかも♪とあんなに楽しみに行ったのに。
デニムのパンツにしておけば、違反と言われることもなく、
もっと前に立てたと思えば悔しさは募るばかり・・・
電車の中、わーわー泣きたいのを我慢して、
こらえきれずに溢れる涙を、
拭きながら帰って来たのだろう。

チビの涙を見てたら私も泣けて来て、
文句のひとつも言ってやろうかと思ったけど・・・
私に言ったらチビも落ち着いたようで

でもちゃんと見れたし、
大好きな人と帰りにハイタッチできた、
これってすごいよね、と笑顔になり、
クチャクチャになった整理番号付きのチケットは、
しわを伸ばして机に置いてあったから、
よしとすることにした。


けど、いろんなことが「上から」だな、と思った。
上からでもついてくるファンは、掃いて捨てるほどいるのだろう。
それでも全てはファンあってこそ、成り立つのではないんですか。
何があっても、好きと言う気持ちは変えることはできない。
「リベンジする」とチビがそう言うから、もういい。
いいんだけど。

若干、いやかなり気分悪かった。
どう考えもおかしいでしょ。


そんなこともあった今週。
今日はチビは課題提出日で、それは絶対守らなければならない。
その作品を、持って行くのを忘れたらしく、
「課題、忘れたーー(TT)」
と朝からLINE
「持って来てもらうの、ムリだよね?」
仕方ないので、急いで途中駅まで届ける。
普通ならお小言を言いたいところではあるが、
今日は、怒れなかった(^^ゞ
番協に行くために、ペース上げて頑張ってたしな。
しかし朝から、母は疲れたぞ。

そして仕事終わってからは、猛ダッシュでねーさんの高校へ。
三者面談であります。
車を停めようと思ってた駐車場が満車で焦り、
違う駐車場に停め、
ぜーぜー言いながら電車に飛び乗り、
急ぎ足で歩いて間に合った!
と思ったら、前の方の面談が30分延びて、
その間廊下ですっかり冷え、
そう言う我が家も予定より30分長く一時間の面談。
いやー、疲れた。
でも担任の先生、熱心でわざわざ行っただけのことはあった。

帰りにねーさんとお茶でもしようと思ってたけど、
結構な時間になってしまい、ねーさんは塾に直行すると言うので、
私は帰宅。
そう言えばお昼食べてないじゃないと思って、
コンビニに寄ったら見るものみんな食べたくて、
爆買いしてしまった。

空腹時のコンビニは、要注意ですな。

いやいや今週も、なかなかにハードであった。
お疲れ!自分。









「ポイズンドーター・ホーリーマザー」

2019-11-26 23:09:27 | 趣味
イヤミスの女王ここにあり。

湊かなえ氏「ポイズンドーター・ホーリーマザー」
読めば読むほどにイヤになり、
さては自分も、こんな風に思われているかも?と考えてしまう。
相変わらずの、ダーク&ベビーっぷり。
それでいてグイグイ引き込まれ、
どんどん読みたくなる面白さって、なんなんだ。

衝撃的な短編集。
6編の話の中でも印象的なのは本のタイトルにもなっている
「ポイズンドーター」と「ホーリーマザー」
一組の母娘がそれぞれ娘目線と母目線から描かれている。

親子と言う一番近しい人間関係は、その近さ故に、
些細なズレなら修復も容易いけれど、
大きなズレが生じた時のダメージも大きい。

お互いの思いが伝わらず、
どんどん噛み合わなくなり、最悪、壊れる。
娘目線だと何て勝手な親?
ポイズンドーターじゃなくて、
ポイズンマザーじゃないの?と腹立たしく思うけど、

親目線になると
見え方が180度違ってしまう。
人間関係て、なんて難しいんだろう。

私が、ひとつだけ間違いないと思うのは、
親の気持ちは、親になってみなければわからない、
と言うこと。

一生懸命になればなるほど、想えば想うほど、
それは、抑圧という名前の歪んだ力に姿を変えやすくなる。
かけられる方は全力で跳ね返したくなる。
時と場合と程度は違えど、
親の想いは完全には、子供には理解してはもらえない。
その気持ちは、親になって初めてわかるものだ。

ならば子供の気持ちは、
親は自分が子供だった頃を思えば理解できるのか。
いや、子供は100人いれば100人それぞれ違うもので、
自分がこうだった、は子供には当てはまらない。
だからズレが生じるのだろう。

そして親もまた、色々な親あり。
これもまた、紛れもない事実である。





ハプスブルク展

2019-11-23 22:59:59 | 趣味

風邪がやっと治りかけたと思ったら、
全身に蕁麻疹がザーッと・・・。
痒いし痛いし、今週も大変な一週間だったこと(^-^;

チビはJohnny'sJr.の歌番組の番組協力に当選し、
今日は「練習」のために渋谷へ。
先日、横浜まで一人で行くことに成功したので、
今回もひとりで行けると自信満々・・・。
けど、渋谷駅東口は今大規模工事中だし、
坂がいっぱいだから横浜よりも迷いやすい。
時間厳守の集合時間に遅れたらそこでアウト、
なので、渋谷駅までお供することにして、早朝から出動。
雨で、寒かった・・・。
予想通り駅前は工事中でゴタゴタしてて、
チビは全然違う方に行こうとするし(笑)
やっぱりついていって良かったじゃないの。

チビと別れて、上野国立西洋美術館のハプスブルク展へ。

寒いし、雨も止まないのでそのまま帰ろうかとも思ったけど、
一度思ったら、やらないと後で後悔するので。
上野うさぎやに寄って、どら焼きを買い、
大した距離じゃないからと美術館まで歩いたら、びしょ濡れになった。

雨だから、ゆっくり見られるかも、
と思ったら大間違いの激混み。
混んでるのは、苦手なんだよね。

甲冑や工芸品などのエリアは人でごった返していて、
私は絵が見られればいいので、そこは飛ばして。

昔、私が見たハプスブルク展は今回よりずっと規模が小さく、
銀座のどこかのギャラリーで開催されていたと思う。
展示作品の数もそんなに多くはなく、
マリーアントワネットの巨大な肖像画を見るのは今回が初めて。

本当に、ため息が出る美しさ、だった。

白いシルクのドレスは、写真だと白くとんでしまいがちだけど、
ドレスの光沢、細かいレースやタッセルの細部まで、
まるでそこにあるように緻密に描かれている。
この絵を見ただけで、来た価値があったと思わせる絵だった。

けど、やっぱり美術館に行くのはあさイチに限るな。

命の洗濯をして、
池袋西武で仁々木の苺大福、ハラダのラスクを買い、
満足して帰ろうと思ったら、予想よりも練習が早く終わったらしいチビから、
「道がわかんない~」のLINE
本番の会場は練習場所とは違うNHKホールなので、
練習終わったら実際に行ってみるように言ったんだけど、
まんまと道に迷ったらしい。

自分がいる位置とGPSの地図の表示がズレてて、
「途方に暮れてる」って・・・。
周りの画像を送らせて、
あれこれ指示してたらそのうち返事が来なくなり、
母も焦る。
警備員さんに道を聞いていたらしく、
その後何とか到着。
ホールへの道を尋ねたら、番組の収録ですか?と聞かれたらしい。
そうですと返したら楽しみですねって言われたと。
チビみたいなお上りさんが、結構いるんじゃないの(笑)

練習は、「もう腕がプルプル」だったと。
まずはキャー!という声援の練習、
セトリに従って手拍子、ジャンプ、振付の練習、
この曲は右手にペンライトを持って振り続ける、
この曲は手拍子しながらジャンプ、
とか細かい指定があるらしい。
チビは最初、手拍子とジャンプのタイミングが合わなくて、
途中でやっと出来るようになったと(爆)

当日は、ステージ後方の階段状のひな壇に並ぶことになる。
練習中、上手な人には、色付きの「最前列チケット」が手渡され、
その人たちが当日の最前列。
チビは番号が振られた「その他チケット」をもらってきた。

ライブはずれまくって、
落選通知の度に凹んでいてかわいそうな位だったけど、
いきなり同じステージ上の超至近距離で会えるなんて、
至福だね。


面倒くさがりで行動力の乏しいチビが、
一人で番協申し込んで、一人で行くと言うんだから
(実際は一人じゃ辿り着けなかったであろうけれども)
やはりJohnny'sの力は偉大だ。


「禁じられた楽園」

2019-11-18 22:45:10 | 趣味


恩田陸氏「禁じられた楽園」

怖いです。
怖すぎて、夜、シンとした部屋で読んでると、
思わず後ろを振り返りたくなるような
サイコホラー。
現実と妄想の境界線がはっきりしない場面もあり、
あれはどういう意味かと、引っ掛かりが残る部分もあったけど。

人間は、自分自身の存在にかかわるような重大な出来事に遭遇すると、
記憶の底に封印して全く忘れてしまう防衛本能がある、
という話をどこかで読んだ時に、本能ってすごいと感心したのを覚えているけど、
そんな封印された記憶の鍵が外れかけたら、人間はどうなるのか。
その辺の描写はリアルで鬼気迫るものがあった。


ラストがまったく予想できず、終盤まで
平和に終わる気がしなかったけど、
そこはどんでん返しの恩田ワールド。
そう来たか!という感じは
面白いけど、ちょっと現実離れしすぎ。
もっと地に足がついた話が好き。
けれどもホラーシーンの数々は、読後も強烈に印象に残り、
ほんとに怖い。

いつも思うのは、こんなにグロテスクで凄まじい描写を
こんなにもリアルに書いて、
作者は平常心でいられるのだろうか?
私はグロいのは、好きじゃない。
映像がないから本ならまだ読めるんだけど、
描写がリアル過ぎて目の前にその画像が現れるようで
映画よりも怖いかも、と思う。

ああ、怖かった。






チビ作。初めての日本画。
日本画は、天然色素をにかわで溶いて和紙や板などに彩色する技法。
とか言いながら、私も日本画は未体験ゾーン。
作品が完成すると、私に意見を求めるチビだけど、
日本画は、よくわからないんだよな。

この絵でひとつ気になるのは、アングル。
魚の腹が中心的に描かれていることかな。
魚というのは生きている時は腹は見せない。
ひっくり返ってお腹を見せたらそれは死ぬ時。
この画面のなかで、生き生きとまるで動き出すように描くのなら、
もう少し上から見たアングルで、背びれも入れた方が良かった。
モチーフを置いた時に、自分から見た目線で描き始めてこうなったんだろうけど、
そうじゃなく、完成した時にどんな絵になるか想像しながら、
一番美しく見える角度を探さないと。
尻尾の先がビミョーに入りきってないのも惜しい。


「なるほど。言われてみれば確かにそうだね。
尻尾は時間制限があって急いだら入らなくなった」
と、言っていた。

私は滅多に褒めないので、
あまりガンガンダメ出しすると機嫌悪くなっちゃうから(^-^;
鰯の光ってる感じとかは、いい、
魚キライなのによくここまで描いたね、
と言っておいた。

頭がついた焼き魚とかは、
食べられないチビであります(笑)



カップケーキ

2019-11-17 20:45:42 | お菓子

風邪、80%ほど復旧完了。
つらい、つら過ぎる一週間だった・・・。
軽くやり過ごすつもりが、結局一週間。
具合が悪いと、気持ちも下がるし、
イライラするし、
風邪でこんなことになっちゃうのなら、
重い病気と闘うには、膨大なエネルギーが必用だよな。
とか、思いながら。

ああ、普通に動けるって、
喉が痛くないってありがたい・・・。

カップケーキ、
今日はチョコ味にしてみた。
粉糖が似合う季節になってしまった。
早い。






初心に返り、人間失格。
初めて読んだのは、学生の頃。
読みたいというより、
読まなければという使命感から読んだという記憶。

主人公は、ただの女たらし。
どうしてみんな、太宰、太宰と言うのか、
どうしてこの作品がそんなに素晴らしいのか、
当時は理解できなかった。

あの頃よりは、わかるかも、
と思いながら一気に読み、
でもやはり、完全に理解することはできない。
いえきっと、私には一生かかっても理解できないだろう作品。

ご飯を食べおいしいと感じ、
布団に入り今日のことを思いながら眠りに落ち、
健康で長生きするにはどうしたらいいかな、
なんて考えている。
世俗的な幸福に捕らわれているものには、
理解はできない話。

そんなエゴや煩悩を削ぎ落した
人間の本質、存在の意味とは何か。
それは果てしなく暗く深い水の底を思うようなもので、
実際に到達し、触れることはできない。






スイートポテト

2019-11-13 22:41:25 | お菓子

お弁当のデザートを兼ねて、先週作ったスイートポテト。
フープロで簡単~。裏ごししたのと同じなめらかさ。


本格的に風邪ひきになってしまい、
ツラすぎる今週。
かと言って寝込むほどではなく、
喉が痛い。チョー痛い。頭も痛くて夜、眠れない。
そういう症状だと、傍から見れば普段と変わらず健康体に見えるのか、

「ねえ水曜日、なにわ男子のグッズ販売があるんだけど、行ける?」とチビ。

えぇ??なんだってぇ?
と耳に手を当ててバカ殿状態。

なにわ男子とは、チビが最近推してるJohnny’sJr.
ライブは撃沈したけど、せめてグッズだけでもってことらしい。

私だってツラいの押して仕事行って、
ゼーゼー言いながらお弁当も休まず作ってるんですけど・・・
その私にグッズ販売にいけと仰る?
まじっすか。


どこで?
「えっと・・・神奈川の」
って、無理無理ムリ。仕事あるし、なくても体調悪いのに、そんなとこまで行けないわ。
「そうだよね・・・」とすぐに納得はしてたけど。
もう、ほんと、勘弁して。


神奈川のどこ、と聞いたらパシフィコ横浜だって。
なんだ!ましゃのライブで去年一緒に行ったじゃない。
販売時間夜8時まで?なら学校終わってから間に合うよ。
何でもすぐ人に頼らずに、自分でやらないと!
という訳で、本日学校帰りに横浜にひとり向かったチビ。

常に誰かの後に付いて行きたいタイプのチビ。
行動力がイマイチで、単独行動は苦手らしい。
そのチビの重い腰を動かすんだから、
やっぱJohnny’sはすごいわ(^-^;

Jr.の人気はスゴイらしく、
果たして無事に買えるのか、
気になって#グッズ販売で検索してみたものの、
「グッズ列超ヤバイ」「グッズ列エグい!」
「買い物代行いたします一点+500円」
「行けないので代行お願いします」
「うちわ交換希望〇〇⇒✕✕」
全く状況のわからないつぶやきの羅列で(笑)
どのくらいの列でどれくらい時間がかかり、
売り切れは出ているのかなど全くわからないまま。

買ったばかりのうちわを交換希望ってどういうことかな?
なんて思いながら見ていたら、
90分程並んで無事に買えたようで、
「買えた~♪今から帰るね!」のLINE

駅まで迎えに行ったら、
「無事に行ってこられた~、良かった♪」と
ホッとした様子だった(^-^;
単独行動、しかも遠方、ご苦労であった。


うちわは点数制限で2枚ずつまでしか買えなくて、
だから自分の担当(推し)じゃないメンバーのうちわも全部買って、
誰かに交換してもらうってことらしい。
そうして自分の担当サマのうちわを増やしていく。

って、一体何枚いるの?2枚で充分と思うけど。
いやいやいや、みんな10枚とか20枚とか買って、
ズラリと並べて画像撮ったりするんだと。

はあ・・・すごい世界、としか言いようがない。


うちわ、サイリウム、Tシャツなど、
チビのお買い上げは本日9000円也。
満足そうにうちわを眺めていた。

いいんじゃない。
私にましゃが必要なように、
チビにJohnny’sは欠かせない。
次はライブ、当たるといいね。

そして明日は県民の日で、高校は休み。
いいな。
私も休みたい~。
とりあえず、お弁当がないだけでも全然ラクだわ。













カップケーキ

2019-11-09 20:41:18 | お菓子

チビリクエスト。カップケーキ。
普通のチョコチップ入りがいいって。
前回のキャラメルチョコチップはお気に召さなかったらしい。
最近、パン焼いてないな・・・・。
・・・ダメじゃん。


風邪ひいた、カモ。

月曜、休日出勤から始まった今週。
気温が急に下がって、仕事場の厨房が寒いのなんのって・・・。
夏は異常に暑いくせに、冬はとにかく寒い。
どっちかにしてくれよう。
特に朝、冷凍庫というか冷凍室と冷蔵室に、
その日に使う食材を取りにいくのがもう必死。
冷凍室で探してるものがないときは、自分が凍りそう。

そんなんで、ユニフォームを半袖から長袖に変えた火曜の夜、
ねーさんを駅まで迎えに行き、
電車の到着を待っていると、友からLINE
中学で卒業生の作品が大量に処分されたらしい、と。
うっそー。
チビは卒業時に自分の作品を持ち帰りたいと言ったけど、
校内に展示するから一年後に取りに来てと言われたんだよな。

話が長くてLINEには書ききれないから、
翌日話に来るって言うんで翌日へ。

で、水曜日。
帰宅したよーと連絡したら、友がすっとんで来て。
なんでも近所の学年一つ上の先輩が、
春から作品を受け取りに行きたいと何度か電話したものの、
そのたびに、探さないといけないから、
こちらから連絡すると言われたままそれきりで。

先週あたりからまた何度か電話するも繋がらず、その数日後、
留守電に「申し訳ありませんが、
県展以上の受賞歴がある作品以外は処分してしまいました」
のメッセージが残っていたと。
折り返し電話しても応答なし。

あんまりじゃございませんか?と怒り狂って、
すぐに学校に電話しようと思ったけど、電話じゃ話にならないから、
そのまま友とふたり、中学校に自転車を飛ばす。

先生を捕まえて聴いたら、
私もあと何年この学校にいるかわからないので、
整理しようと思って処分しました、だってよ。
だって取りに来たいって何度も連絡しましたよね?
いやすっかり忘れてしまって・・・すいません。
てな話。

結局、夏休みに作品を受け取りに行った友の娘チャンの作品も、
その時は返してもらえず後日と言われたまま捨てられていて、
コンクールに出品するために自前で購入したフレームには、
在校生の作品が入ってた。

チビの作品はまだ廊下に数点飾ってあったけど、
持ち帰るのですぐに外して下さい!と言って全部回収。

そのままじゃ帰れないので、
美術準備室を大捜索して、
捨ててないと言う先輩の焼き物のドアプレートと篆刻の印鑑を探し出す。
友の作品もひとつだけあった。
チビのも何点か出てきた。

何も考えずに自転車とばして行ったけど、
チビのコンクール作品がデカすぎてどうにも持ち帰れず、
作品置いて一旦家に帰り、車で出直して積んで帰り、
そしてとっぷりと日は暮れる・・・。
もう・・・勘弁して。

とりあえず、ひとつずつだけでもみんなの作品が見つかって良かった。
それにしても、何たる暴挙。


そして昨日は半年に一度の定期健診で仕事終わって病院へ。
総合病院の待ち時間、なんとかならないのかな。
診察は5分ほどなのに、待ちと会計で約2時間。
デパートの提携駐車場に車を停めたので、
焦って買い物して速足で車に戻り、
清算機にカード入れたら2時間20分の料金表示。
あれ?2時間は無料だよね?と目がテンになった次の瞬間、
急ぎすぎて、駐車券にサービス処理をしてもらうのを忘れたことに気付く。

もう疲れちゃって、そのまま払ったし。

そんなこんなで、ヘロヘロの一週間。
今朝は鼻水が滝のようで頭が痛い。
ねーさんは土曜学校公開にて通常登校。

ほんとにもう、勘弁して(~_~メ)

ねーさんを迎えに行かなきゃだけど、
薬を飲むと眠くなって運転ができない。
我慢してたけど、あまりにも鼻水がひどいので先ほど飲用。

鼻の皮がむけそう・・・。

お願い、ひどくならないでぇ~。




チビ、今年最後だという大物の課題が先日終了。
課題のひとつ、デッサン。
デザイン系はあまり得意じゃないチビだけど、
デッサンはイケてるんじゃないの。
チビも小さい頃、こんな口してたな、
なんて思い出す。


2学期制のチビの高校。
前期の評価は美術関係が軒並み7(10段階)
やっぱ、キビシイなぁ・・・。
数学よりも美術が下回るなんて、今までなかったね。
と思って見たけど、そこには触れずにいたら、
一年生は美術に関しては7が最高評価だって。
と、いうことを今日になって知る。

なんだ、早く言ってよ~。






「まひるの月を追いかけて」

2019-11-03 21:59:19 | 趣味

恩田陸氏「まひるの月を追いかけて」読了。
二度しか会ったことない女子ふたりが、ある人物を探して旅をする。
舞台は奈良。

恩田ワールド全開、って感じ。
奈良が舞台というのも、その不思議な雰囲気を増長させていた。
何度も何度もひっくり返る展開。
ひっくり返りすぎてなんか良くわからなくなったり。

最後は、
ああ、こうなるんだ、
と一応納得したものの。
で、その後は?と考えると、
なんだかちょっと淋しい読後感ではあった。


人はひとりでは生きられない。
けど、血のつながりや愛情、友情という関係の中で、
悩み苦しむことも常。
その悩みや苦しみが、痛いくらいに伝わる話。



なんだかややテンション下がり気味で、
「マチネの終わりに」をまた観に行きたい気分になったりしたけど。
そうも言ってられないの。
今日は高枝切り鋏で、庭木の剪定。
夏の間に、だいぶ伸びちゃったな。

伸びた枝を落として、
掃除しただけでもうクタクタ。
腕プルプル。
もうちょっと軽い鋏が欲しい。
お昼食べて、ましゃ出演のTV録画がたまっていたのを観て、
寝る。

最近ほんと、疲れやすい(~_~メ)

寝たら復活したので、
図書館行って、帰宅後に作ったカップケーキ。



今日はキャラメルチョコチップ入り。



先日完成した絵、
一応フレームに入れてみた。

フレームに入れると、ちょっと良く見えるから不思議。



映画「マチネの終わりに」

2019-11-01 22:17:02 | 趣味

映画「マチネの終わりに」初日!
待ってたの。この日をずっと。
完成披露試写会も、
舞台挨拶も行く気満々だったのに、かすりもせず・・・。
しょうがないので友と初日初回を観に行く。
仕事?休んだし(笑)


原作の流れを大きく変えることなく、
忠実に映像化されていたと思う。
とても美しい風景の中に、
絵画のように美し過ぎるふたりの大人の恋。
切なくて、苦しいけど、
そんなにも激しい感情に揺れることさえも
羨ましく思いながら。

ラストに向けての終盤の展開は、
丸くまとめ過ぎな感じがしたんだけど。

蓋をしようと思っても、
本能的に求めてしまう激しさと、
理性でどうにか抑えようとする切なさ。
なにものにも止められない交錯する想いのもつれとぶつかり合いが、
原作ではもっとくっきりと描かれて、
それを越えてのラスト、だったように思う。

どうして、と身をよじって涙しながら読んだ記憶が強すぎて、
万人受けする話の展開、映画としての辻褄合わせというか、
説得力みたいなものが、かえって物足りなく感じたり。

直後の感想としては終盤は原作の方が良い、
というところだけど。
その辺のところは、もう一度見たらまた変わるかも。

全部ひっくるめて一言。
すごく、良かった。

蒔野聡史の役は、ましゃにしかできない。


そんな感想を友と語り、
夕方6時半から(行く予定だった)舞台挨拶生中継をLINEliveで。

演奏よし、演じてよし、喋ってよし。
どこまで神なんだろうね。ましゃって人は。

いつか舞台挨拶、行きたいな。