ハッピー・ナチュラル・スローな日々in 高知

人とペットのナチュラルショップ TAKAが繰り広げる日々のアレコレ

全てがつながっている

2012年06月08日 11時09分07秒 | 日々の徒然
今日の高知は雨。湿度が高くなってきているから、入梅ももうすぐかな。

最近、気付いたこと。高知でも蜂が減ってきているみたいです。蜂を飼っている方から、蜂が弱っている、いなくなると聞きます。蜂蜜の値段は上がってきているし、今まで、養蜂をして、自分のところで採れた蜂蜜だけを販売している方が、海外の蜂蜜を販売するようになっているのも見かけました。

これはゆゆしきことですね。蜂は、自然界で受粉という大きな役目を果たしています。だから、私たちが食べている作物も、蜂の存在によって大きな影響を受けるということなんです。

蜂が弱る、いなくなる原因のひとつに、ネオニコチノイド系農薬があげられています。その神経毒性が指摘されているんですね。

今、有機リン系の農薬に替わって、ほとんどの果樹でネオニコチノイド系農薬が使われるようになっています。稲にも、カメムシ対策で使われています。農家さんによると、有機リン系に替わる殺虫剤は、それほど種類が多くなく、農家の現場ではネオニコチノイドは重要な位置を占めているとのことです。

農薬だから、洗って落として、皮を取って食べればいいじゃないと思うかもしれませんが、ネオニコチノイドは、浸透性がすごくあるので、なかなか取り除けないそうなのです。しかも、家庭用殺虫剤から犬用、猫用のノミ取り剤にまで使われているとは、本当に驚きです。

ネオニコチノイド系農薬の神経毒が分かってきて、世界各地では使わない方向になってきていますが、日本ではまだまだ使われているのですね。

こんな農薬が作られたのは、見た目の綺麗さを求める消費者の在り方も原因でしょうし、効率重視の農業のあり方も原因でしょう。美味しくて安全で健康的なものを食べるには、消費者も作物がつくられる環境を守る、作っていくという責任があるという、自覚を持つことが大切だと思います。また、農業においても、農薬を最小限にする農法に期待したいです。

本当によいものは、つくるのに手間がかかるし、大量生産できるものではないのですね。

「足るを知ること」へ価値観を変えること。これが、これから心地よく過ごすためのキーワードだとTAKAは、思っています。

やなぎまつたけ



生協で珍しいキノコを発見しました。中国では、「ちゃじゅたけ」と呼ばれ、だしの取れるきのことしてよく使われているそうです。クセがないので、何にでも合いますね。

スパチュラーナイフ

 

パンを綺麗に切りたくて、噂のナイフを購入しました。メロンパンもこのとおり。バケットも綺麗に切れました。

柔軟性のある刃先なので、瓶に残っているペーストやジャムをこそげ取って、塗ることもできます。グレープフルーツ、メロンのくり抜きもお手の物。いい買い物をしました!

最近読んだ本



「これを食べれば医者はいらない」「野草の力をいただいて」(若杉 友子著)

お客様に薦められて、読んでみました。70歳過ぎても、老眼鏡、補聴器なし、自転車を飛ばして遠出をし、スクワットを軽々こなすおばあちゃんの食養の話です。堅苦しくなくて、クスっと笑えるところもある本です。

Sさん、よい本のご紹介をありがとうございました! 若杉さんの今後のご活躍に期待しています!



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