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群馬・藤岡の「諏訪神社」に、初詣してきました

今年の初詣は、群馬・藤岡の「諏訪神社(すわじんじゃ)」に行って来ました

「諏訪神社」は、長野県の諏訪湖近くの「諏訪大社(旧称:諏訪神社)」を総本社とする「諏訪」を社名に持つ神社です

諏訪神社を中心とする神道の信仰を「諏訪信仰(すわしんこう)」と呼び、日本全国に広まっており、社数は約25,000社もあるそうです

「諏訪信仰」は特に北条氏の所領に多く広まったため神社の数も集中しているとみられます

「諏訪大社」の祭神は、諏訪大明神ともいわれる「建御名方神」とその妃・「八坂刀売神」で、他の諏訪神社もこの2神を主祭神とするほか、「諏訪大神」と総称するようです

「諏訪大社」より祭神を勧請する際には薙鎌に神霊が移され、各神社ではこれをご神体としています

中世には狩猟神事も執り行っていたことから、狩猟、漁業を守護する神社としても崇拝を受け、これらは諏訪大社の山神としての性格を表しています

     群馬・藤岡の「諏訪神社」の初詣景 

    拝殿                            向かって奥:本殿 、右:拝殿横

 

    諏訪神社由緒                       神社神楽殿 

 

由緒によると、藤岡の諏訪神社は上の社、下の社を合祭祀したもので信濃の諏訪大社から剣と鏡を請受し、神霊として、近隣町村の総鎮守となっているそうです

藤岡の地は、関東管領が置かれた要地であったため、交通網が発達しておったので、周囲が絹の産地で養蚕・絹の取引があったことから、盛んな時は月に6回もの市が建つほどにぎわったそうです・・・1684年代の記録です

最も栄えたのは、江戸時代・安永9年(1780年)で、三井越後屋は取引の繁栄を祈願して諏訪神社に、諏訪様、八坂様と呼ぶ男女一対の大御神輿を奉納しました

     イチョウのご神木                                    奉納された御神輿 … これは 八坂様です                      

 

 御神輿の概容は

    木造金箔朱塗り、黒塗り (雌雄一対) ・ 方4尺2寸、二重高欄延屋根形 ( 仏師:安岡良運&安岡忠五郎作 )

お正月から、身近にいいものを見つけちゃいました

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