日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
アカヤシオの花が真っ盛りでした
群馬・赤城山麓では、今アカヤシオの花が真っ盛りです
先日行った赤城自然園のツツジの丘で、アカヤシオの花が沢山咲いているのを見つけました
アカヤシオはヤシオツツジの仲間で、早春の山々で葉が展開する前に淡紅紫色の鮮やかな花をつける野生のツツジの仲間です
別名をアカギツツジといい、群馬・赤城山周辺に多いことからこの名がついたといわれます
アカヤシオは、わが国の本州、東北地方南部から関東地方、中部地方に分布し、山地の岩礫地に生え、高さは3~6mになります
赤城山・裾野の赤城温泉周辺では4月下旬頃、山頂エリアの大沼周辺では5月初旬頃から、葉の出る前の枝に薄紅色の花を咲かせる早春のツツジとしてよく知られています
赤城山の各峰々いたるところに自生し、熊笹の茂みの上や、白樺の木々の間などに咲き誇り、山肌を薄紅に染める様子はとても綺麗だそうで、見たことはないのですが一度見てみたいものです
自然園を訪ねたこの日は、4月なのにちょっと肌寒く風花の舞うような日でしたが、そんな冷気も気にしないほどに、淡い紅色の花弁を大きく開いて咲いていました
アカヤシオの「ヤシオ」とは染料に何度もつけてよく染めることを意味する「八汐(やしお)」いう言葉に由来すると云われています・・・因みに「一段と程度が増す」の意味で「ひとしお(一汐)」という言葉があるが、この「ひとしお」とは、一度染料に浸すことです
アカヤシオは花芽と葉芽とを別につくり、花芽にはひとつの花しかつけないことが特徴だそうです
アカヤシオの花は丸みのある形の花びらが少しずつ重なり合って、梅や桜のような円形に近い花を咲かせるため、ふわっとしたやさしい雰囲気を感じさせてくれました
花は上品な薄紅色、直径3~4cmの大型の5弁の花で、花枝の先に数輪の花がゆったりと咲きます
葉が出る前に咲きそろう開花の様子はとても目立ちます
花が終わりはじめるころ、葉は楕円形で枝先に5個づつつきます
アカヤシオは仲間の シロヤシオ と同じく葉が5枚なので、ゴヨウツツジとも呼ばれています
因みにシロヤシオは、アカヤシオが終わるこれから咲き出します
赤城山麓の春情報・・・「赤城自然園」に行ってきました
数日前4月だというのに、山の方は雪が降りました
4月5日から開園になったと聞いていた「赤城自然園」に行ってみたくなり、関越自動車道を一走っしりして覗いてきました
赤城ICを下りて、インター入口の案内看板に従い約10分程走ったところに、「赤城自然園」 があります
ここ赤城山麓にある「赤城自然園」は、標高600~700m・約120ヘクタール(約36万坪) の面積があり、この広さは榛名山・榛名湖の面積とほぼ同じといわれています
自然園内の樹林の陰には、前日降った小雪がうっすらと残っていました
平地では春たけなわになってきた今ですが、「赤城自然園」内は早春の情景です
ザラメをまいたような雪が混じり、厚く降り積もった枯れ落ち葉の中から、フキノトウが花茎を伸ばし、花を咲かせ始めています
花茎が伸びて暖かさが増せば、落ち葉を分けて葉が伸び始めます
日ごとに春めく森の変化が認められ、とても魅力的に思えました
正岡子規のフキノトウの句を見つけました 「 フキノトウ ほうけて瓶に さされけり 」
園内を流れる小さな渓流に、水芭蕉の花が咲いていました
春となって、暖かな日差しに水温み、水芭蕉の真っ白な花が輝くように見えました
水芭蕉は湿地に自生し、大きな葉を広げるのでこの名が付きました
高原の水辺に多く見られるので、澄んだ空気と清らかな水のイメージが清廉な印象をこの花から受けます
発芽直後の葉間中央から、純白の仏炎苞(=葉の変形したもの)を持つ円柱状の花序が出て、多数の緑色の小さな花を密生する様子は荘厳な感じです
開花時期は低地では4月から5月、高地では融雪後の5月から7月にかけて・・・葉は花の後に大きく広がります
ちょっとロマンチック過ぎるけど、こんな句を見つけました
「 花と影 一つに霧の 水芭蕉 」 ( 水原秋櫻子 )
水芭蕉の花言葉は、「 美しい思い出 」、 「 変わらぬ美しさ 」 です
榛名山塊の一つ水沢山周辺の桜
「榛名山」は、関東地方の北部の群馬県にある上毛三山の一つです・・・上毛三山とは、榛名の他、赤城山、妙義山です
「榛名山」は底面の直径約20kmの大型の成層火山で、活動史は複雑で、主成層火山の形成後、山体の破壊・再構築、数回の火砕流の流出、2回のカルデラ形成などが起きました
溶岩ドームはカルデラ中央の「榛名富士(=標高1390m)」のほか、主要山体の東斜面にかけて東西方向に数個あり、その最新のものが「二ツ岳(=1344m)」溶岩ドームだそうです・・・伊香保温泉は「二ッ岳」北麓にあたります
先日「渋川総合運動公園」に、桜前線を探しに行ってきました
「渋川総合運動公園」から榛名を見ると、榛名山塊の一つ「水沢山(=浅間山ともいい、標高1194m)」が眼の前にあります
「榛名山塊」は6世紀中ごろまでの3回の大噴火で出来ました
「水沢山」は、「榛名山」の側火山の一つで、約1万年前に山体の東部で山体崩壊(岩屑なだれ)が発生し、その直後に「水沢山」溶岩ドームとして形成されたそうです
「水沢山」の山容は古代姿のまんまです・・・前を知ってるわけではありません
「渋川総合運動公園」の桜は、今5~6分咲きでした・・・桜の向こうに、「水沢山」が聳えて見えます
空気がヒヤッとして、春本番はまだまだです
「水沢山」の麓には、 坂東三十三観音・第十六番霊場の「水沢観音」があり、季節を問わず観光客が大勢きています
「水沢観音」の東側に「船尾の滝」があります
「船尾の滝」は、榛名山塊の湧き水渓流を集めて、70mほどの落差を持つ「榛名山」きっての名瀑です
「船尾」の名は、かつて滝周辺が、「毛奴の国(上毛野国)開きのころ、神の宮居として神地と呼び、諸人入るべからず」とされ、「不入」といわれたらしいのですが、いつの頃からかこの「不入」が「船尾」になったと伝えられています
「船尾の滝」には下流に作られた「上ノ原浄水場」からつづら折りの道を上がります
「上ノ原浄水場」辺りの桜は、まだ3~4分咲きでした
浄水場から見える「水沢山」の山容です
山肌が明るさを増し、いよいよ山が萌え出す気配です
「上ノ原浄水場」の中は、バーべキュウ場が設けられ、訪ねたこの時も談笑が聞こえ、春の高まりを感じさせました
真っ白く咲く樹花は、辛夷の花です ( 正面は「水沢山」です・・・渋川運動公園からの山姿とは別山で、一人でロマンを感じました )
場所は黙っていましょう
近くの土手で見つけたカタクリの花です
今がちょうどの見どころでした
榛名山麓の桜情報・・・渋川運動公園の桜今
数日前(一昨日)群馬榛名山麓に、今桜前線はどこに行ったのかと様子をさぐりに行ってきました
群馬・榛東村にある 自衛隊「相馬が原駐屯地」 が、丁度満開・いやほぼ満開近しといったところでした
昨年も来たことあるのですが、昨年よりはやや早めかな!?
駐屯地内に車を入れ桜並木をパチリ!!です ( 右奥は榛名山系です )
「相馬が原」から伊香保方面にハンドルを切ると、伊香保温泉への入り口近くに、「渋川総合運動公園」 があります
樹の種類にもよりますが、公園広場の桜は大分開き、6~7分の開花です
提灯が下げられ、近々桜お花見祭りが開かれるようでした ( 向かいの山並みは赤城山系です )
広場の半分には辛夷の樹が植えられていますが、辛夷の花はやや時期が過ぎて、散りはじめていました
手前の街路樹は辛夷の樹です 向かって左は桜並木です(斜面に植えられ、下はテニスコートになっており、スポットライトが当たるようになっていました)
間もなく春爛漫になるでしょう
ハナミズキの花が咲き始めました → 赤いハナミズキもありました
平地での桜前線が通り過ぎようとしています
散ってしまう桜の花に代わるように、ハナミズキの花があっちこっちで彩りを添えはじめました
ハナミズキはミズキ科の落葉小高木で、原産地は北アメリカです
花の開花時期は例年なら,4月下旬から5月にかけて咲きますが、今年はやや早めのように思えます
早朝ウォーキングで、見かけたハナミズキです
ハナミズキは花の時期 が長く、秋には美しい紅葉・葉が散っても赤く色づいた果実を楽しむことが出来るなど、 桜の花にはない特徴があり、街路樹や庭木で最近広く植えられています
ハナミズキの4枚の花びらにみえるところは、花を包んでいる総苞(そうほう)という葉の一種で、真ん中に小さく集まっているのが花序と呼ばれる本当の花です
正確にはハナミズキの総苞が今開き始め、花はこれから総苞の中で、間もなく黄緑色の4枚の花弁を広げて咲きます
先日群馬・前橋に行った折、囲碁大会会場の前庭で赤い花色のハナミズキを見かけました
新芽が出始めた後ろの緑を背景に、赤色のハナミズキがとてもきれいに見えました
ハナミズキは東京市長であった尾崎行雄氏がアメリカのワシントン市へ桜を寄贈した御礼として、1915(大正4)年にアメリカから贈られたのが最初で、その後、全国に普及したものだといわれています
この時贈られたものは白花やピンクが多かったようで、赤色のハナミズキは珍しいといえます
初めて見た赤色のハナミズキです・・・名前は、アカハナミズキと別称として分けられています
朝早かったせいか、冷気が漂う中、赤色が浮き上がってとても綺麗でしょう
東京とワシントンとのサクラとハナミズキのやり取りは、とってもほのぼのさがあります
ハナミズキ(花水木)の花言葉は、 「 あなたへの返礼 」、 「 私の想いを受けとめて 」 です
この花言葉は、納得です
梨の花が開くのを見て、古代を想いました
春台風(?)一過
畑中の道を車を走らせていて、見つけた真っ白く咲く梨の花・2本、まだ樹は細いけど、びっしり花をつけていました
広々とした畑中・白雲が悠々と飛んでるように見えます
この辺りは近くに群馬・高崎市観音塚古墳(八幡古墳群の一つ)があり、古くから古代人が住んだ地です
台風の余波か風が少し強く吹いて、梨の花が大揺れでしたが、何とかピンボケ無しで撮れました
ナシ(梨)は、バラ科ナシ属の植物ですが、呼び名としてナシというと、果実のことを意味しやすいようです
ナシの実は弥生時代には、すでに食べらていたそうで、文献上では、「日本書紀」に持統天皇(=7世紀後半)の頃に「ナシを植えること」が奨励されたとあり、このころには既にナシは一般的な存在であったことが知られています
日本原産のナシは、「ヤマナシ(山梨)」と呼ばれ、木にトゲがあって、実が小さいのが特徴のようです
そういえば、群馬・藤岡の白石古墳群の一つ皇子塚古墳の横で、小さなナシの実が生って落ちていたのを思い出しました
あれが「ヤマナシ」だったのかな
香りはナシだったけど、とても食べられそうになかったな
この実を食べるとざらざらすることから、英語では「砂ナシ」、すなわちサンド・ピア(sand pear)と呼ばれているそうです
ナシの名は、風があると実が実らないことから 「風なし」、 これがしだいに変化して 「なし(梨)」になったといわれています
別名を、「有の実」(ありのみ)というそうですが、梨(なし)の呼び方が「無し」に通ずるのを忌んだのでこの別名が生まれたそうです
それにしても、ナシがアリの実とは面白い
咲いている梨の花が、風で揺らいでいます ( )
風が吹くと、梨の実はなるのが悪いというのは本当でしょうか!?
3月に新芽が伸びたと思うと、4月になって、桜から1週間ほど遅れていっせいに梨の花が咲きます
花は真っ白い5弁の花です
「杏一益、梨二益、 カリン百益」の言い伝えが中国にあるそうですが、梨の効用は解熱作用があり、梨の成分の89%が水分ということもあり、夏場で喉が乾いた時や風邪の時に食べたりと利尿効果が大だそうです
また、たんぱく質の消化を促進する酵素を含んでいるので、肉や魚などと一緒に食べると効果的だそうです
ナシの樹は、古代ではきっと薬用食だったのかもしれません
万葉集で、ナシを詠った歌を見つけました
「 露霜(つゆしも)の 寒き夕べの 秋風に もみちにけりも 妻梨(つまなし)の木は 」 作者不詳
この歌はナシの黄葉を詠っており、花も実も詠われていないようです
白い花はこんなに綺麗なのに何で詠われなかったのでしょう
ナシの花言葉は、「 博愛 」、 「 愛情 」 です
この花言葉は、真っ白い可憐な5弁の花がキリストの愛の象徴であることからつけられたそうです
メタセコイア(和名:曙杉) の芽が出始めました
このところ春台風というのか雨風の強い日が続いています
一昨日、全国西の方から20数mの風を伴った低気圧が駆け抜けました・・・裏日本から東北・北海道は雪が降ったそうです
昨日久しぶりに朝早く囲碁大会参加しようと、群馬・前橋に行ってきました
ちょっと早めについたので、大会会場横の公園を散策しました
この公園には大きなメタセコイヤの樹があり、ここへ来るときはいつも覗いていました
大きなメタセコイアの樹を見上げると、勇気が出て、この日の対局にやる気が湧きます・・・いつもやる気効果(?)がすべっちゃって負けちゃうのですけど
前日の雨で、足元は濡れていますが、暖かさが春を伝えていました
メタセコイヤもよく見ると、若芽を出し始めていました
株元には、びっしりメタセコイヤの果実が落ちていました
メタセコイアの花は2月から3月にかけて開花し、10月頃から雄花序は伸びて目立つようになり、授精するとやがて球果を形成しその年の秋から冬に種子を散布します
眼の前に沢山落ちている球果は昨年生ったものなんでしょうがすごい数です
メタセコイアの時間をかけて球果を落とす事象に悠久を感じ、何かメタセコイアが化石植物なのだと改めて納得です
この日の囲碁は勝負にこだわらず、ゆったり打てました
結果は全勝・・・久方ぶりに帰ってからのビールが美味しかったです
ちょっと感じた事です
暖かくなりました
春爛漫と言えるのかはわかりませんが、桜が満開 いや散りはじめています
今年は暑さ寒さが繰り返され、結構花が永持ちしている気がします
気象がなんか落ち着かない感じだなと感じるのは私だけでしょうか!?
ここ数日は20mを超える強風が吹くような気象状況が続いていますから、咲いた花も目を白黒させて、散り忘れたりして・・・そんな事はないか
花を見ると平和を感じますが、本当に平和だと喜んでいていいのでしょうか
何かゲームでもするかのように、ミサイルの発射準備を進め、今にも発射するぞと脅かして自分のいうことを聞かせようとしているお隣の国がありますが、相手にしたくなくてもよりエスカレートさせているのをみると、心が痛みます
良識が通用しないのは困ったものです
平和に生きるために自然を守り共存を考えるこそが、人類幸福につながることだと思うのですがね~
今朝雨上がりに近所をウォーキングしました
公園の桜に葉がでてきたのを眺めながら、平凡に何にもないことが平和なんだなとふと思いました・・・これって何にも知らない事が幸せと共通する!?のではありませんよ
ライラックの花が咲きました
早朝ウォーキングで、咲き出したライラックの花を見つけました
鉄路の横に植えられている赤紫色の花をしたライラックです
まだつぼみが多いので、香りはまだですが、 冷気の中で間もなくかぐわしい香りがしてくるでしょう
ライラックの和名は、ムラサキハシドイといい、漢字では「紫丁香花」と書きますが、名は体を表すというところでしょうか
ライラックの呼び名は、英語の仮名転写に由来し、他にフランス語由来のリラとも呼ばれています
モクセイ科ハシドイ属の落葉樹で、ヨーロッパが原産・春(日本では4~5月)に紫色・白色などの花を咲かせ、香りがいいので香水の原料ともされているそうです
デジカメ で撮っていたら、朝の通勤電車が通って行きました
ハート形の葉っぱで、花色は紫、白、赤など色さまざま、花房状に密生して咲きます
花びらはふつう4枚ですが、 まれに5枚のものがあり、それを見つけると 幸せになれるという事を聞きました・・・四葉のクローバーみたいなものですかね
そんな言い伝えのあるライラックの花言葉は、「 友情 」、「 青春の思い出 」、「 純潔 」、「 初恋 」、「 大切な友達 」 です
群馬・県立公園・「群馬の森」の春景色・・・サクラ&ハナミズキ&ユキヤナギ
昨日に続いて・・・
群馬県立公園・「群馬の森」にちょっと立ち寄って、春を見つけました
今日は散ちゃったかもしれないけど、桜が満開だったんです~
駐車場から公園内を覗きました ・・・隣の芝生ならぬ向こうの芝生は、「群馬の森」内の芝生公園です
眼の前のハナミズキは、花芽を開き始めていました・・・ひっかかっていたのは小鳥の羽根です
ユキヤナギが、真っ白に咲き出していました・・・ユキヤナギの向こうには、ハナミズキの樹が、すこ~し色づいて見えています
ユキヤナギは「雪柳」と書き、バラ科シモツケ属の落葉低木です
ユキヤナギの名は、白い花を雪が積もったように咲かせるところからつけられたそうです
花がいっぱい散ったあとの地面も、雪が薄く積もったように見えます
画像のユキヤナギは、緑がまだ見えますから、これが隠れるほどにもっとこれから咲くようです
ユキヤナギの一輪一輪を、アップしました
ユキヤナギ(雪柳)の花言葉は、「 愛嬌 」、「 愛らしさ 」、「 懸命 」、「 静かな思い 」 です
ハナカイドウの花が、咲き出していました
4月に入って花冷えかと思うほどちょっと冷え込む日が続いています
数日前、群馬県立公園・群馬の森を通りかかって気づいたのですが、公園入り口で、ハナカイドウの花が咲いているのを見つけました
ハナカイドウ(花海棠)は、中国原産のバラ科リンゴ属の耐寒性落葉高木で、開花期が4~5月で春の代表花の一つです
江戸時代初期に日本に渡来し、庭木や鉢花として親しまれてきました
樹高は5~8mになるようですが、見かけたハナカイドウは結構立派な樹形です
公園横を流れる河を見下ろすように、花開き始めていました
「カイドウ」を漢字で書くと、『海棠』です
棠は梨のことで、海棠とは海外から来た梨という意味だそうです
中国では、古来より牡丹と並び称されて人気の高い花で、「美人」を表す言葉であったそうです
ソメイヨシノが咲き終わる頃に、紅色の可憐な花を枝いっぱいに咲かせます
ハナカイドウの花びらは雄しべと雌しべを軽く包むような半開状態になり、完全に開きません
花径は4~5cm程で一重から半八重をしています・・・花弁数は5~10枚だそうです
長めの花茎(=花柄長:3~6cm)を伸ばして、垂れ下がるように花を付けるので、スイシカイドウ(垂糸海棠)とも呼ばれるそうです
花の盛りは短いのですが、一度見るととても印象に残ります
開花前の、赤いつぼみが垂れ下がる姿も、なかなか個性的です
ハナカイドウは、4月8日の誕生花です
ハナカイドウの花言葉は、幾つかあるけど、なんといっても、「 艶麗(えんれい) 」 です・・・「艶麗」とは、「容姿があでやかで美しいこと。また、そのさま。」だと、大辞典にありました
他の花言葉は、「 温和 」、 「 妖艶 」、 「 美人の眠り 」 です
カンパニュラの花 → ベルフラワーとも云われます
昨日に続いて・・・スーパーの花棚で見つけたカンパニュラの花です
カンパニュラの名は、キキョウ科ホタルブクロ属の、主として地中海沿岸地方に原産する植物から改良された観賞用植物の総称をいいます
名前の由来は、カンパニュラがラテン語の「釣り鐘」を意味し、花の形が釣り鐘に似ていることからつけられたと思われます
英語ではbell flower(ベルフラワー)といいますが、同じ英名を持つ植物は十種以上あるそうですから、間違いやすいですね
尚別名では、フウリンソウとか、ツリガネソウと呼ばれています・・・これらの名も同じ名の植物がありそうです
日本には明治のはじめに入って来たとされています
カンパニュラは北半球の温帯から冷帯の広い範囲に分布し、全部で300種ほどもあるのだそうで、その大半は多年草ですが、1,2年草のものも少数あるそうです
草丈は30cmから2mくらい、ロゼット型の根生葉を持ち、茎につく葉は互生します
葉の形は様々あるようです
花は晩春から夏にかけて、総状花序または穂状花序の釣り鐘型の3~8cmくらいの花を数輪から数十輪咲かせます
花色は、青や紫または白が多いですが、ピンク色のものもあるといいます・・・ピンクは珍しいと云うことなのでしょうか!?
横向きに咲くものが多いが、受け咲きや下向き咲きのものもあると説明されていましたが、どれもこれも下向き咲きの花が花棚では咲いていました
カンパニュラは、大体が春にタネをまいて翌春以降に花を咲かせて枯れる2年草で、低温に合う性質があり花芽が作られます
茎太であまり枝分かれせず、まっすぐ上に向かって伸びます
大きくなったカンパニュラはさぞや立派でしょう
鉢物しか見たことないのですが、大きく育ったカンパニュラを見てみたいものです
カンパニュラの花言葉は、「 誠実 」、 「 感謝 」、 「 思いを告げる 」 です
クルクル葉をした多肉植物 アルブカを見つけました
先日行ったスーパーの花棚で、珍しい植物を見つけました
名札があって、 アルブカ・スピラリス(Alubuca spiralis)と書かれていました
アルブカはユリ科(=ヒヤシンス科だとも)アルブカ属で、南アフリカ原産の冬型球根の多肉植物です
葉がクルクルとカールして、とても特徴的です・・・ゼンマイ葉といった感じです
冬型の球根植物で、秋頃から葉を伸ばし始めクルクルと巻き始めます
日光によく当てるほど、クルクルが強くなり、このクルクルはどうやら形状記憶されているようです
花は春から初夏にかけて、株の中心から茎を伸ばし、茎の先に、香りのあるグリーン色のランのような花を咲かせそうですが、グリーンの花色だなんて見てみたいなぁ~
花が終わったあとは枯れ始め、秋ころから再び活動を始めます
クルクルまいたゼンマイ葉をアップしました
見れば見るほど、この巻き方はまるでゼンマイ弦のようです
葉の巻き方だけでも充分楽しめる植物で、花と共に季節によって違う顔を見せる事から室内インテリアにもいいかもしれません
因みに育て方は、1.水やりは控えめに 2.夏場は遮光しますが、その他の季節は陽当たりの良い、風通しの良い環境で管理 するのがポイントだそうです
葉のカール具合は水のやりすぎや、日照不足などが原因で、緩くなることがあります
桜情報 ; 群馬西毛地区の高崎・藤岡は、今桜が満開になってきました
今日は4月1日・・・学期が入れ替わる時ですね
3月に入って暖かい日が続きましたから、今日から春といえるのかもしれません
日増しに気温が上がり、3月下旬になった頃、埼玉との県境の都市・藤岡あたりは桜が咲き出しました
桜の開花予想は、その土地土地で決めた樹の開花観察でなされるそうです
それをまねて私なりにマイ開花予想を毎朝ウォーキングをしていながら、コース途中の神社の桜樹を開花基準樹として予想をしていました
毎日どんな具合か観察していましたら、今年は3月19日がマイ開花宣言日と決めました ・・・ 開花日の桜です
枝先に咲き始めた薄ピンクの花がとてもきれいです (奥のピンクは河津桜で、この時は満開でした)
開花から10日ほど経ち、途中花冷えの日もありましたが、大分咲き出し、今日1日は満開となりました
この画像は30日撮ったものです ・・・まだちょっとつぼみがあります
30日の日、藤岡市街地にある群馬百名山の一つ庚申山の桜は樹にもよりますが、やや遅さきで、3~4分咲きといったところです
護岸工事をした石垣に真カモたちは点々と上がり、頭上の咲き始めた桜の鑑賞中のようでした
花冷えかと思える30、31日ですが、高崎にある県立公園・群馬の森周辺の桜は満開になってました
岩鼻代官所跡のある岩鼻の桜は、幹回り1mはあろうと思えるほどの古木が幾本もあり、なかなか見事な咲きぶりです
ひろくはないけど綺麗に整備された用地は、休みの日には行楽に賑わいそうです
花一杯の桜の枝下は、なんかいい気分です
高圧線の鉄塔が頭上にとおっているので、桜越しにパチリ! しました
桜の句を見つけました
まずは 芭蕉の句です 「 さまざまの こと思い出す 桜かな 」
そして村上鬼城の句は 「 ゆさゆさと 大枝ゆるる 桜かな 」
〆は、正岡子規です 「 観音の 大悲の桜 咲きにけり 」
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