日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
サルトリイバラが咲いているのを見つけました・・・初めて見る花です
先だって近くの山に行きました
山といっても山林の散歩です
道端の樹に絡まるようになって花開いている樹がありました
葉は互生し、葉身は円形~広楕円形で先端は少し尖り、基部は円形となっています
硬く厚くて光沢があり、3~5本の葉脈があります
茎の基部に托葉の変化した1対の巻きひげが見られました
これは サルトリイバラ(猿捕茨)といい、サルトリイバラ科(またはユリ科)に分類される多年生植物(半低木)です
前から一度花の咲いているのを見てみたかったので、見た時はちょっとやった~といった感じです
何せいつも見るのは、秋の赤くなった果実ばかりでしたから
サルトリイバラは、草丈が70~350cmほどで這うように伸び、他の樹や草に絡まるように大きくなります
茎は硬く緑色で、棘が所々に生えていますから、これが名前の由来になっているのは知られるところです
サルトリイバラは雌雄異株で、4~5月になると葉腋より散形花序を伸ばし多数の花を咲かせます
花は淡黄色で、6枚の花被片は先端が反り返っており、雄花には雄蘂(しべ)が 6本、雌花には子房が3室・柱頭が 3本あります
目立たない花ですが、色合いから幻想的です
サルトリイバラの 花言葉は、 「 不屈の精神 」 です
赤城自然園で見た早春花
群馬・赤城自然園行って、大分日がたちゃいました
暖かくなったから、あの時咲き始めた花たちは今は咲き始めているでしょう
園内であの時見つけた花たちの様子をアップしましたので見てください
まずは、タマサキサクラソウです
正式にはプリムラ・デンテイキュラータといい、ヒマラヤ原産のサクラソウでプリムラの仲間です
初めて見たのですが、まるでサクラソウとしては別人の顔付です・・・可憐というより艶やかです
向こうに見える水仙が何とも恥ずかしげに咲いていたのが印象的でした
森の中の格別日当りのいいところで、白根葵のつぼみが膨らんでいるのを見つけました (下画像)
園内他の場所では、やっと芽が出て葉を広げ始めただけなのに・・・
白根葵の出ている横の方では、サンカヨウの花もまさに咲き出そうとしていました (下画像)
サンカヨウ(山荷葉)は、メギ科サンカヨウ属の多年草で、本州中部以北から北海道、大山、サハリンに分布し、深山のやや湿った場所に生えます
草高は30~70cm ・ 花期は5~7月で、茎の先に直径2cmほどの白色の花を数個つけます
大小2枚つく葉はフキのような形をしており、花は小さい葉につき、葉の上に乗っているように見えます
花のあとには、濃い青紫色で白い粉を帯びた実をつけ、この実は食用になり甘いそうです
キクザキイチゲの花が咲いていました
前日降った少しの雪もすっかり消えています
沢山ついているつぼみは全く開いていない「イチゲ」の中で、一輪だけ開いて笑っていました・・・はい!! チーズ
「イチゲ」というのは、キンポウゲ科イチリンソウ属で、色々な種類がありもちろんキクサキイチゲもその仲間です
「イチゲ(=一華)」の名は一つの茎に一輪の花を咲かせる事からつけられ、 この花に「華」の文字をあてたのは、この花の持つ気高さからでしょうか
尚、「花」の漢字の前に中国では「華」の漢字が生れており、「マンジュシャゲ」のような形の花をあらわす漢字として「華」は用いられていました
ヤブイチゲの花も今にも咲きそうでした (下画像)
ヤブイチゲはヨーロッパからアジア北東部に分布し落葉樹の森林に自生する多年草です