日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
梨の花が開くのを見て、古代を想いました
春台風(?)一過
畑中の道を車を走らせていて、見つけた真っ白く咲く梨の花・2本、まだ樹は細いけど、びっしり花をつけていました
広々とした畑中・白雲が悠々と飛んでるように見えます
この辺りは近くに群馬・高崎市観音塚古墳(八幡古墳群の一つ)があり、古くから古代人が住んだ地です
台風の余波か風が少し強く吹いて、梨の花が大揺れでしたが、何とかピンボケ無しで撮れました
ナシ(梨)は、バラ科ナシ属の植物ですが、呼び名としてナシというと、果実のことを意味しやすいようです
ナシの実は弥生時代には、すでに食べらていたそうで、文献上では、「日本書紀」に持統天皇(=7世紀後半)の頃に「ナシを植えること」が奨励されたとあり、このころには既にナシは一般的な存在であったことが知られています
日本原産のナシは、「ヤマナシ(山梨)」と呼ばれ、木にトゲがあって、実が小さいのが特徴のようです
そういえば、群馬・藤岡の白石古墳群の一つ皇子塚古墳の横で、小さなナシの実が生って落ちていたのを思い出しました
あれが「ヤマナシ」だったのかな
香りはナシだったけど、とても食べられそうになかったな
この実を食べるとざらざらすることから、英語では「砂ナシ」、すなわちサンド・ピア(sand pear)と呼ばれているそうです
ナシの名は、風があると実が実らないことから 「風なし」、 これがしだいに変化して 「なし(梨)」になったといわれています
別名を、「有の実」(ありのみ)というそうですが、梨(なし)の呼び方が「無し」に通ずるのを忌んだのでこの別名が生まれたそうです
それにしても、ナシがアリの実とは面白い
咲いている梨の花が、風で揺らいでいます ( )
風が吹くと、梨の実はなるのが悪いというのは本当でしょうか!?
3月に新芽が伸びたと思うと、4月になって、桜から1週間ほど遅れていっせいに梨の花が咲きます
花は真っ白い5弁の花です
「杏一益、梨二益、 カリン百益」の言い伝えが中国にあるそうですが、梨の効用は解熱作用があり、梨の成分の89%が水分ということもあり、夏場で喉が乾いた時や風邪の時に食べたりと利尿効果が大だそうです
また、たんぱく質の消化を促進する酵素を含んでいるので、肉や魚などと一緒に食べると効果的だそうです
ナシの樹は、古代ではきっと薬用食だったのかもしれません
万葉集で、ナシを詠った歌を見つけました
「 露霜(つゆしも)の 寒き夕べの 秋風に もみちにけりも 妻梨(つまなし)の木は 」 作者不詳
この歌はナシの黄葉を詠っており、花も実も詠われていないようです
白い花はこんなに綺麗なのに何で詠われなかったのでしょう
ナシの花言葉は、「 博愛 」、 「 愛情 」 です
この花言葉は、真っ白い可憐な5弁の花がキリストの愛の象徴であることからつけられたそうです