日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
赤城山麓の春情報・・・「赤城自然園」に行ってきました
数日前4月だというのに、山の方は雪が降りました
4月5日から開園になったと聞いていた「赤城自然園」に行ってみたくなり、関越自動車道を一走っしりして覗いてきました
赤城ICを下りて、インター入口の案内看板に従い約10分程走ったところに、「赤城自然園」 があります
ここ赤城山麓にある「赤城自然園」は、標高600~700m・約120ヘクタール(約36万坪) の面積があり、この広さは榛名山・榛名湖の面積とほぼ同じといわれています
自然園内の樹林の陰には、前日降った小雪がうっすらと残っていました
平地では春たけなわになってきた今ですが、「赤城自然園」内は早春の情景です
ザラメをまいたような雪が混じり、厚く降り積もった枯れ落ち葉の中から、フキノトウが花茎を伸ばし、花を咲かせ始めています
花茎が伸びて暖かさが増せば、落ち葉を分けて葉が伸び始めます
日ごとに春めく森の変化が認められ、とても魅力的に思えました
正岡子規のフキノトウの句を見つけました 「 フキノトウ ほうけて瓶に さされけり 」
園内を流れる小さな渓流に、水芭蕉の花が咲いていました
春となって、暖かな日差しに水温み、水芭蕉の真っ白な花が輝くように見えました
水芭蕉は湿地に自生し、大きな葉を広げるのでこの名が付きました
高原の水辺に多く見られるので、澄んだ空気と清らかな水のイメージが清廉な印象をこの花から受けます
発芽直後の葉間中央から、純白の仏炎苞(=葉の変形したもの)を持つ円柱状の花序が出て、多数の緑色の小さな花を密生する様子は荘厳な感じです
開花時期は低地では4月から5月、高地では融雪後の5月から7月にかけて・・・葉は花の後に大きく広がります
ちょっとロマンチック過ぎるけど、こんな句を見つけました
「 花と影 一つに霧の 水芭蕉 」 ( 水原秋櫻子 )
水芭蕉の花言葉は、「 美しい思い出 」、 「 変わらぬ美しさ 」 です
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