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‘アオキ’の実が今綺麗です

このところ寒い日が続き、うっすらと雪が積もったり、かとおもうと3月後半並みの暖かさと思える陽気になったり…
先日近くの自然林公園をウォーキング  していたら、大きな樹林からはみ出す様に‘アオキ’の実が生っているのを見つけました



‘アオキ’の名は日本原産で、一年中、樹皮が青々として緑色であることから名づけられました
昨日書いた「一丁目一番地」を流用すれば、この名前・植物図鑑の「一丁目一番地」の樹木です
別名は‘ダルマ(達磨)’、‘アオキバ(青木葉)’と呼ばれます
‘アオキ’は、高さ2~3メートルくらいの低木で、花は3~5月に咲きます
秋頃から緑色で楕円形の果実をつけ、冬に寒さ増すごとに、赤く(種類によっては白、黄色に)熟します
楕円形で大きさは2cmほどの可愛く綺麗な実です
11月~翌年5月頃まで付いていますので、花と実が同時にある時期があり、知らないと花が咲いたらすぐ赤い実がつくと思う人もいるようです…実はこれ私の事なんですけど 



じつは‘アオキ’の木はマイ庭にも、小鳥がどこからか持ってきて、結構大きくなっています
ちょっと半日陰のところに出ている為、勢い良く育つので、枝、葉を時折切り取ったりしますが、置いておくと黒くなるという特徴があります
これは切取られた‘アオキ’の葉や茎に、「アウクビン」という成分が出来た事によるものだそうです
  ちょっと薬用の薀蓄(うんちく)で~す  
‘アオキ’の葉は苦味健胃作用があり、便秘薬としての内服薬に使われます
最も良く利用されるのは、外用薬としてです
採取した生の葉を金網に乗せて、弱火でこがさないようあぶり、葉を黒色に変化させてから、火傷、はれもの、凍傷、虫刺されなどの患部にはり、包帯などで軽く押さえて使われています
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