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「一丁目一番地」が、有名になりました

都会の町には「一丁目一番地」がどこにもあるのでしょうか!?
田舎育ちの私には「一丁目一番地」と聞くと、なんかセンスの良さがあるところというイメージを感じます
何でそんな風に感じるかというと、テレビがまだ少ないラジオ全盛の頃、NHKラジオドラマで流れた「一丁目一番地」の主題歌が都会の風を感じさせてくれました
忘れていた「一丁目一番地」の歌詞をちょっと紹介します
  “  ちょっと失礼おたずねしたい  /  ここらは何丁目何番地   /  あちらの角のポストから    /  こちらの橋のたもとまで  /
     みんなの町です一丁目一番地  /  昨日も今日もまた明日も  /  にこにこ笑って明け暮れる   /  ここは一丁目一丁目一番地  ”

ところでこの「一丁目一番地」がこのところすっかり有名になっています
どこでかというと、日本の「一丁目一番地」国会でです
熱弁のやり取りをとても興味深く聞いているのですが、出るは出るは「一丁目一番地」だらけです
こんな表現は正しい日本語表現なのでしょうか
でもイメージ的に分るからいいのかなと、私はすぐ思っちゃうのですが、これって良くないかなとも思って・・・う~ん・悩ましい感じです 
「一丁目一番地」の言葉にどんな意味があるのかと思いながら、おもしろ半分調べてみたら、「ここから始まる」、「ここが本拠地」、「ここが核」とか云う意味合いがあるのだと知りました
なるほど~と思い、国会の中でいかに使われているのか注意してみたら、いや~思った以上に使われているのが分りました  
誰が最初に言い出したのか分りませんが、今年の国会流行語大賞(…あればですが)候補間違い無しでしょう!!
ちょっと挙げると
 「郵政見直しが国民新党の一丁目一番地である」
 「地方の声を聞くことが自民党再生の一丁目一番地である」
 「家計に対して刺激を与える・それが連立政権の一丁目一番地だ」
 「地域主権の確立は鳩山政権の一丁目一番地だ・自民党政権でできなかった改革の実現に努力してほしい」
 「民主党マニフェストの『一丁目一番地』とは何か? それは『税金の無駄づかいの根絶』だったのではないか!」等々
こんなに一杯「一丁目一番地」があると、郵便配達さんが困ちゃうかも!!

首相初め、各大臣の好きなフレーズとしては結構ですが、なんでもかんでも「一丁目一番地」ばかりで、大丈夫ですかね!? 
二丁目、三丁目にも行きたい人は忘れられちゃうのかな 
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