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遺跡の横で、ジュウガツサクラが咲いていました

 先日群馬・藤岡の病院に行って来ました

半年ごとに検査を受ける妻を待つうち、病院裏の庭を散策してきました

ジュウガツサクラの咲いているのを見つけて、パチリ!!しました

 秋から冬にかけて咲くサクラは総称して、「冬桜」と呼ばれますが、ジュウガツサクラと冬桜は若干品種が違うようです

ジュウガツサクラは、バラ科サクラ属で、開花時期は10月~1月初旬と3月中旬~4月初旬の二度咲きです ・・・ 全体ツボミの3分の1は10月から咲き出し、残りの3分の2は春に咲きます

       病院裏で見たジュウガツサクラ

 このジュウガツサクラは、病院のリハビリテーション棟の裏庭で咲いていました

秋の日差しの中で咲くその姿はとても、やさしく見えました

ジュウガツサクラの咲く裏庭を懸命に歩いて、リハビリしている患者さんはこの桜をどう眺めているのでしょう

花は八重咲で、花径25~35mm、花びらは5~18枚・花色は、白~薄いピンク色です  ・・・ 冬桜は、一重咲きで、花びらは5枚で、春は咲きません

萼筒は太い壷型をして、雌しべが長く突き出ています

        ジュウガツサクラの花 アップしました

 ジュウガツサクラの 花言葉は、「 純潔 」、 「 精神美 」、「 優れた美人 」、「 独立 」   です

 リハビリに元気を与えてくれているのでしょうか!?
 
病院のジュウガツサクラの咲く裏庭には遺跡がありました 
 
「谷地C遺跡」といい、縄文時代後期のものです
 
遺跡というのは、その土地に住んだ人たちの歴史を語る記録です
 
縄文時代の遺跡は、全国各地で発見されていますが、これらは土地開発時に発掘調査をしないと、何もわからず消滅してしまいます
 
消滅する遺跡は、歴史・即ち土地の記憶をなくしてしまう事になり、そこの歴史を知る者にとっては自らの過去を失う事になってしまいます
 
観光で知らない土地を訪れた時、遺跡を見る事で、そこでの往時の生活や実在したであろう人たちを偲ぶことができます
 
       「谷地C遺跡」 の 配石遺構  

 縄文の遺跡は遥かな歴史です

 現況からはどこまで正確に記憶をとどめる事が出きるか不明ですが、せめてどんな遺跡があったかを示すことができれば意義があるように思えます
 
「谷地C遺跡」は、縄文時代の配石遺構を移築したものだそうで、横にあった説明看板に発掘調査内容が書かれていました  ( 下  画像)
 
遺跡の性格は各地様々ですし、遺跡の存続状態もまちまちです
 
そのため遺跡の存在を重視し、そのものを残すことにこだわらないで、遺跡のあったその土地に象徴的に残すことでもいいだろうと云う動きも出ているようです
 
例えば開発した場所に建った建造物の中に意匠として残したりということだそうです 

そうすれば、歴史を共有できる空間が出きると説いている記事を見ましたが、納得です

       「谷地C遺跡」 の 配置機構 説明看板

 説明文によると、「谷地C遺跡」は、子孫繁栄、豊穣を祈る「祈りの場」だったようです

縄文時代は村ができ始めた時代で、共同で命をつなぐようになったのだなと考えられます

 


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シュウメイギク= 漢字では、「秋明菊」と書きます

 ご近所の庭や、出先のお寺の境内などで、シュウメイギクが今を盛りに咲いているのを見かけます

  シュウメイギクは、秋に、細長い茎先に菊花に似た、白または、桃色、淡紅紫色の花のような萼片をつけるキンポウゲ科イチリンソウ属シュウメイギク種の耐寒性多年草です

漢字で書くと、「秋明菊}と書きますが、この名の由来は、中国の寺院に渡航した修行僧がお土産として持ち帰ったところ、まるで黄泉の国に咲いている菊のようにきれいだということで、「秋冥菊」と呼ばれ、その後「冥」が暗いイメージだということで「明」に変わったと云われます

別名は、京都市北部の貴船付近に多くみられることから貴船菊とも呼ばれます 

英名では、「Japanese anemone(ジャパニーズアネモネ) 」といいます

シュウメイギクは中国からの帰化植物で、草丈:50cm~1mです

日本のシュウメイギクは中国母種の変種とされており、室町時代に渡来したとされています

       農家の庭先で咲いていたシュウメイギク  ・・・  白花とピンクの一重花です

シュウメイギクは茎を立てて上部に小さな葉を数枚輪生させ、その中心から数本の花茎をほぼ直立させて茎頂に径3~5cmほどのやや大きな花を1輪つけます

葉が根元に集中しており、花の周りには比較的小さな葉だけがつくだけなので邪魔にならず、草姿がすっきりしています

シュウメイギクは花だけを見ているとコスモスと見間違うような花を咲かせますが、コスモスの和名である秋桜ともイメージが重なるように思えます

古くから多くの園芸品種が作出されていて、花被片(ガク片で花弁はない)は5枚のものから30枚近くなるものまで様々あるそうです

花色も、白色から紅紫色まで変異に富んでいます

根生葉(地際の葉)は数枚で、長さ6cm前後、幅も6cm前後の三角形状で、3小葉からなり3浅裂するものから3中裂するものまでいろいろあるそうです

キンポウゲ科の植物の多くは花弁を持たないそうで、花弁のように見えるのはガク片です

花の中央には多数の雌しべが集まり球状になっています

雄しべは多数雌しべの周囲を取り巻いています

八重咲で花弁状のガクが30枚ほどもある赤花のシュウメイギクは原種のようで、これは花が咲いても種子は稔らず地下茎で増殖するそうです

花は8~11月が盛りです

     ピンク色一重のシュウメイギク アップ              赤紅色の八重シュウメイギク   

 

シュウメイギクは、半日陰で水を好みます

野生ではアルカリ質の土壌で多く育っているのが見られます

萼片が散った後に球状の花芯が残り熟して割れると真っ白な綿毛が現れ、この綿毛の中には胡麻粒のような種子が多数あり風に乗って散布されます 

尚、参考までに、このように萼片はあっても花冠が無い花のことを、単花被花(monochlamydeous flower)と言うそうです

         お寺の裏境内で見かけた 八重花シュウメイギク ・・・ 野生のシュウメイギクを彷彿させていました 

 シュウメイギクの 花言葉は、「 忍耐 」、「 淡い思い」、「 薄れゆく愛 」、「 耐え忍ぶ恋 」、「 多感な時 」    です 


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カツラの樹が黄葉始まりました ➝ カツラの別名はコウノキといいます  

先だって(➝一週間ほど前です)、囲碁の(腕試し)大会があり前橋に行って来ました 

受付の始まる30分前、会場周りを散策していましたら、カツラ(桂)の樹の黄葉が始まっていました 

  カツラは、カツラ科カツラ属の落葉高木で、日本各地に分布しています

谷沿いや水湿のある雑木林に多く見られ、樹高は30m、樹幹の直径は2mほどにもなります

雌雄異株で、成長すると主幹が折れ、株立ちしているものが多く見られます

葉はハート型に似た円形が特徴的で、秋には黄色く紅葉します

落葉は甘い香り(➝醤油の良いにおいに似ている?、キャラメル臭とも)を呈します

        会場横の広場に植えられていた カツラの樹   ・・・  黄葉が始まっていました

カツラ(桂)は日本~中国だけで見られる特徴木です

中国の伝説では、「桂」は「月の中にあるという高い理想」を表す樹木であり、「カツラ(桂)を折る」とか、「桂林の一枝」などの言葉に使われています

しかし中国では「桂」はモクセイの事だとも云われています

用途は公園樹や街路樹として最近多く植えられるようになりました

材は香りがよく耐久性があるので、建築、家具、鉛筆などの材料に使われています

碁盤、将棋盤にも使われて、カヤに次いで人気の高い材料です  ・・・ 私の碁盤も、カツラの5寸盤です

カツラは4月頃、葉が出る前に、葉腋に小さな花を開きます

花弁も萼もなく、基部は苞に包まれています

雌花は3~5個の雌しべがあり、柱頭は糸状で淡紅色・雄花には、多数の雄しべがあり、葯はやはり淡紅色しています

カツラの 葉は年2回に分けて展開します

春出る葉を「春葉」といい、長枝に2枚(対生)の葉、短枝に1枚の葉が開葉します 

葉形は木では珍しいハート型をしており、その後に開葉する葉はハートの凹みがないおむすびのような形をしています

この葉は、「夏葉」といい、葉を順次展開していくため、開葉期間は長いです

カツラは長枝と短枝を持っています

短枝は短い枝に葉を着生させるため樹冠の中にも葉を多く持つことができ、長枝は長い枝に葉を着生させるため、樹冠を拡張させるのに有利となります

したがって、長枝と短枝をうまく配置させることによって、効率的に光合成ができるようで、黄葉はとても綺麗です

        カツラの幹肌を眺めてみました

樹皮は暗灰褐色です

若木では平滑で、横長の皮目が目立ちます

老木になると、縦に裂け、薄片状に剥離します

足元をみると、紅葉した落ち葉が落ちていました

       カツラの落ち葉  ・・・ 黄葉と紅葉入り混じっていましたが、他の樹の落ち葉もあるのかな!? 

葉身は広卵形で、基部は心形・・・?

葉脈は5~7の掌状脈です

縁には鈍鋸歯がありました

カツラの落葉には芳香がある筈なのですが、この時はあまり匂いませんでした

後で聞いたのですが、黄葉し、さらに茶色に落葉して重なると独特の甘い香りが森中に香るそうです

カツラの別名はコウノキとも呼ばれるそうです

初冬のカツラは、歩いていても、匂いで分かるほどだそうですが、何故、落葉が香るのか、よく分からないようです

最近ではこの芳香成分は、「マルトール maltol 」によるものであるとされ、キャラメルの匂いと同じ香りだそうです

「マルトール」は食品産業では甘みや風味を増強する効果を有する添加物(エンハンサー)として広く利用されていて、かつては意外やカラマツの樹皮やモミの葉から分離され、現在では発酵法をベースにした工業的製法が確立されているといわれています

秋の香りといえるかもしれません

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群馬・安中にある「安中教会」を見てきました

先だって群馬・安中に所用があって行って来ました

その折、安中教会近くを通ったので、車を停めパチリ!!してきました

今、NHK大河ドラマ・『花燃ゆ』で、群馬が話題になっています

『花燃ゆ』は、主人公・文(後、美和と改名)が、幕末の思想家長州藩士・吉田松陰の妹で、松陰の友・「楫取素彦(かとりもとひこ)」と再婚し、夫を支える生涯を描いたドラマです

『楫取 素彦』は、維新後、中央政府に請われ、明治5年(1872年)に足柄県参事、明治7年(1874年)に熊谷県権令、明治9年(1876年)の熊谷県改変に伴って新設された群馬県令となりました

尚、改変前の熊谷県とは 明治六年に入間県(埼玉県)と群馬県を合わせて誕生した大県でした

『素彦』は前橋に県庁を正式移転し、県内の農産業発展に大きく貢献しました

特に日本の産業維新の中心ともなったと云われる絹産業に力を入れ、日本外貨獲得に大きく寄与しました

楫取素彦が群馬・前橋に現れた頃、群馬・安中には、アメリカからキリスト教主義の学校設立のために新島襄が帰国、伝道を始めています

因みに、新島襄は1864年函館から海外脱出、1874年帰国、安中で3週間ほど滞在し、藩校・造士館と龍昌寺を会場にキリスト教を講義した結果、30人の求道者がでて、以降研究会が続いて、1878年安中教会設立の運びとなりました

安中教会は日本人の手によって造られた群馬県最初の伝道拠点です

        安中教会正面  ( なんとなく教会に似つかわしくない和風看板でした )

教会内には予約をしてないと入れないので、教会周囲から建物をパチリ!!してきました

安中教会は旧中山道の古い町並みの中に、木々の緑に囲まれた閑静な佇まいを見せていました

石造りの重厚な礼拝堂は、周囲の景観にやわらかく寄り添い合うかのように建ち続けて、歴史を経ても、今も新島襄を初めとする「開拓者の精神」が息づいているようです

安中教会の礎は、有田屋当主湯浅治郎の私設図書館「便覧舎」において礼拝がとり行われていました

1919年新島襄召天30周年を記念して、現在の安中教会教会堂(新島襄記念堂)が建設されました

以来100年近く安中教会の礼拝は守られています

 

          安中教会・新島襄記念会堂 (東正面) ・・・ 塀越しに見たので、碑や樹木の障害がありました

中に入ってのシャッターではないので、どれがどれかは分かりませんが、説明を見ますと・・・

大谷石造の建造は、F・L・ ライト設計の帝国ホテル(大正12年竣工)の5年前で、設計者古橋柳太郎と安中教会礼拝堂の建築史上の意義が高く評価できるとされています

礼拝堂のデザインは、基本的には外観をゴシック様式とし、石造の壁体に控壁(バワトレス) を入れて分節を行い、正面玄関左に鐘塔を配置しています

尚、内部は天井をロマネスク風に円筒ヴォールトとし、身廊と側廊の間には列柱を設けず、会堂を広く見せる工夫がされているそうです

身廊と祭壇部との境にも大アーチをつくらず、祭壇までヴォールトを延長して一体化し、ヴォールト端部を2本の石柱(茨城産の大理石)で受けて祭壇に変化をつけるなど見事な手法がみられ(東海大学建築学科の調査による)といわれています

なお現在の屋根は銅板葺に改められているようです

新島襄記念会堂(登録上は「安中教会教会堂」)、及びその関連施設である温古亭、義円亭、牧師館は、その建築上の歴史的な意義が認められて、2004年に登録有形文化財になりました

        教会南方から塀越しに見た礼拝堂   ( 向かって右手 : 鐘楼です )

明治以降の時代激変が様々な形で、何気ない群馬で見る事が出きました

大河ドラマを歴史的に見ると、身近なせいか面白いなと感じています

 

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群馬・「鼻高展望花の丘」は花一杯  その2

昨日に続いて・・・ 

「鼻高展望花の丘」で見つけた花の群落は、千日紅と、ラベンダーセージです

一体何本植えられているのでしょう

丘一面とはいかない広さですが、びっしりと色々の花が重なり合って咲いていました

その中で、千日紅の花はなかなか見ごたえありました

      「展望花の丘」一面に咲く花々  ( 向かって正面 手前 :千日紅 、向こう :マリーゴールド 、奥 : ラベンダーセージ 、右奥 :キバナコスモス )

千日紅は、 熱帯アメリカ原産のヒユ科 センニチコウ属の一年草です

初夏から晩秋(=7~11月)まで、次々と枝分かれする細い茎先に、紅紫やピンク、赤、白などの苞(ほう)が球状に集まり、小さな苞に包まれて小花が咲きます

草丈は40~50cm・花持ちが長いことから仏花として好まれ、その永さは「百日紅」の別名をもつサルスベリ(猿滑)よりも、さらに永く花の色を失わないといわれたことから千日紅と名付けられたそうです

 江戸時代の中期には既にドライフラワーとして利用されたという記録もあるといいます ・・・ ドライフラワーとしても、色あせ少なく、千日(➝3年以上)以上は大丈夫という訳です

咲く期間が長く季節感がはっきりしませんが、俳句の季語では夏です

誕生花としては、9月15日です

       千日紅の群落 ( 茎のてっぺんにポンポン玉の様に花咲いています )

 千日紅の葉は互生し、葉の形は楕円で先が尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はありません(=全縁)

 前述しましたが、花は、茎先にボンボンのような丸い花(頭花)をつけます

花のように見え丸い部分は苞(花のつけ根につく葉の変形したものが発達したものです

アップしてパチリ!!しました          ・・・ 何とも変わった花形と云えますが、とても優しい花形に感じます

  

 千日紅の 花言葉は、「 不朽不死 」、「 不滅 」、「 変わらぬ愛 」、「 永遠の恋 」、「 永遠に安全 」、「 情の豊かさを無くさない 」   です

花言葉は花期が長く、風通しのよい日陰で逆さにしてつるしておくと、簡単にドライフラワーになり、乾燥しても美しい花色を保つことからつけられています

カサカサした紅色の花弁(苞)は色あせずに長く残ることからもうなづけます


千日紅の向こうに、ラベンダーセージの群落がありました

ラベンダーセージは、シソ科サルビア属で、耐寒性多年草です

ブルーセージ(サルビア・ファリナケア)とサルビア・ロンギスピカタとの人工交雑種だそうで、花穂の様子がラベンダーに似ていることから名づけられました ・・・ 即ちブルーサルビアの園芸品種です

草丈は、1.2mほどになり、4~11月ごろまで鮮やかな青紫色の花を咲かせます

長い花穂が伸びて、空に向かって濃紫色の花が咲く様子は、私には悠々性が感じられ心が豊かになります

       ラベンダーセージの 群落 

 

 ラベンダーセージ の花言葉は、 「 家庭的 」   です

 

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「鼻高展望花の丘」の花達を見に行ってきました ・・・ コスモスが盛りでした

 先だって、群馬・高崎にある「鼻高展望花の丘」を覗いてきました

 立ち寄り見物だったのが残念!!

「展望花の丘」は、高崎市街地西部、鼻高町の丘陵地につくられた展望公園で、特に展望台はありませんが、眺望はとても優れています

公園では一年を通して色とりどりの花が咲き、上毛三山を見渡す素晴らしい景観と合わせて楽しむことができる地となっています

「鼻高展望花の丘」には、車では関越自動車道前橋IC、高崎ICより約30分、電車では、JR高崎線高崎駅下車・バスで約30分、タクシー約25分、JR信越線群馬八幡駅下車ではバス約30分、タクシー約15分で行けます

訪れた時は秋の花の代表コスモスが咲き乱れていました ・・・ 「鼻高展望花の丘」のコスモスの見頃時期は毎年だいたい9月中旬~10月中旬頃となっています

コスモスは、「秋桜」と書き、落ち着いた色合いの多い秋の自然色の中で、その鮮やか彩る様は目を引く存在といえます

コスモスは、メキシコを原産地とするキク科コスモス属の総称で、日本には明治20年頃に渡来し、秋の季語として親しまれるようになりました

           「展望花の丘」でさく コスモス  ( 向かって正面 赤城山系 ・・・ あいにくのくもり空で霞んでいたのが残念   )

 

 コスモス(Cosmos、Kosmos)とは、ラテン語で宇宙や秩序を意味する言葉です

コスモスの規則正しい花びらの並びや、野原に群生する色とりどりに咲くコスモスから、宇宙の星座のような秩序さを感じ取ったのかもしれません

風の流れる中、ゆったりした素振りで揺れる様はとても優美です

    色さまざまに咲く コスモス                         色さまざまに咲く コスモス

  

コスモスの綺麗さ可憐さから、花言葉は優雅な言葉が生まれています

コスモスの一般的な花言葉は、「乙女の純潔」、「乙女の真心」、「美麗」、「調和」、「謙虚」です

更に、花の色によって花言葉が変わります

因みに、色別に花言葉を分けますと・・・ (ネットから探した花言葉説明で、受け売りです)

・ピンク・白色のコスモスの花言葉 : 「 純潔 」、「 愛情 」、「 優美 」

 最もコスモスらしい色合いのピンク、白は清らかさを感じさせ、愛する女性へのプレゼントをはじめ、娘から母へ、あるいは母から娘へ贈る花としても良いのではとされています

・赤・紫色のコスモスの花言葉 : 「 愛情 」、「 調和 」

 赤や紫色のコスモスはピンクや白よりも強い愛情を表す感じであり、男性から女性へ贈る花としては、こちらの方がストレートな気持ちが出ているのでは

・オレンジ色のコスモス(キバナコスモス)の花言葉 : 「 野生的な美しさ 」

オレンジ色は、野性的で、自然な美しさを感じますから、ピンクや白の可憐さに比べると、活発なイメージでしょう ・・・ 但し黄色は品種改良で生まれた人工コスモスだそうです

・茶褐色のコスモス(チョコレートコスモス)の花言葉 : 「 恋の終わり 」、「 恋の思い出 」

 コスモスの原種は絶滅したそうですが、色は濃い茶褐色だったそうで、ほのかな香りもするそうです

 そんなところから悲しさ、寂しさを感じさせる色合いと云えるようです

 この色のコスモスは、恋人が何も知らずに相手に贈ると勘違いされてしまうかもしれません

  

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孔雀草は、別名・クジャクアスターといいます

上信越道藤岡ICの道の駅ラランにある花の売り場で、孔雀草の名札が挿した花が売られていました 

どことなく紫苑の花に似ています

孔雀草は別名・クジャクアスターといい、北アメリカ原産のキク科シオン属の多年草(1~2年草)です

昭和30年代に入ってきて、最近では花壇や切り花によく使われるようになっています

宿根アスターの園芸種だと思えます

分枝がよく株立ちし、草丈は40cm~1.2mになります

葉は披針形~倒披針形で互生しています

花期は7月~11月頃までで、花色は白、紅、紫、青、ピンクと各種です

色が色々なので、別名も幾つかあり、シロクジャクとか、木立ノコンギクと呼ばれます

「アスター」という名は、ギリシャ語の「aster(星)」という意味で、草姿を現し、一つ一つの花を星に見立てたものと考えられます

        路上花売り場に並べられた 孔雀草の鉢花

孔雀草は草丈が大きくなるので、6月頃切り戻しをしておくと、茎の木化を防ぎ、丈も低く楽しむことができるそうです

株立ちし、長く伸びた茎は弓状に曲がり、数年経つと茎の下部は木質化します

葉は細く長線形で、花の時期には2cm位の小ぶりの野菊に似た優雅な花が咲きます

道の駅で咲いていたアスターのように、八重咲の花もあります

花数が多く独特の華やぎのある花で、水揚げもいいので切り花で喜ばれるようです

      八重の孔雀草花 アップ !!です

 孔雀草の 花言葉は、「 可憐 」、「 ひとめぼれ 」、「 いつも愉快(白) 」、「 飾り気のない人 」、「 思いで 」   です

何かあったか味のある花だなと思いました

 

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朝鮮朝顔の花が盛りです

先日用事ができて、市役所の保険センターに行きました

玄関横で、朝鮮アサガオの花が沢山咲いていました

別名をダツラとかダチュラといいます 

ダチュラの花は上向きに咲くのと、下向きに咲くエンジェルトランペットがあります

ダチュラといえば、エンジェルトランペットの方がよく知られているかもしれません

朝鮮アサガオはナス科チョウセンアサガオ属・学名で「ダチュラ」です 

熱帯アジア原産の大形一年草で、草丈は1mほど、初夏から秋に、よく枝わかれした茎の葉のわきに、長い筒状のつぼみをつけて、白く長い漏斗状の花が次々と咲きます

花の名は、江戸時代に薬用として渡来したので、「朝鮮」となり、花が「アサガオ(朝顔)」に似ているとして名づけられたそうです

「朝鮮(チョウセン)」という和名は特定の地域を表すものではなく、外国から入ってきたという意味合いのようです

別名でマンダラゲ(曼陀羅華)の呼び名があり、これは漢名で、「曼陀羅華」とは梵語(ぼんご)で、「仏様が出現・説法したりする際に、天下って、見る人の心を楽しませる美しい花」の意味だそうです

        役所玄関横で大きく花開いていた 朝鮮アサガオ

朝鮮アサガオの葉は長い柄があり互生して、大きな広卵形・先は尖って、全縁で波打っています

茎葉には軟毛はありませんが、見た目は毛があるように見えます

葉腋から大型漏斗状の白花が5~11月にかけて咲きます

 花冠の長さは10~15cmくらいあり、筒部が長くて先が浅く5つに裂けています

     朝鮮アサガオの花姿                          花のアップ  (「ツマグロキンバエ」?が花粉をなめていました)

  

朝鮮アサガオの 花言葉は、『偽りの魅力』、『愛敬』、『変装』、『夢の中』、『あなたを酔わせる』、『陶酔』   です

これらの花言葉は、朝鮮アサガオが葉や種子に、「アルカロイド」という麻酔性の有毒成分があることから作られたと思われます

江戸時代には、葉と種子を薬用として、葉を「曼陀羅葉」と呼び、喘息治療に用いられていました

更に江戸時代の外科医『華岡青洲』は、朝鮮アサガオの種子部分を主成分として「通仙散」という麻酔薬をつくり、世界で初めて全身麻酔に成功したといわれています

間違えて摂取をしますと、精神の平衡を失い、狂躁状態になることがわかっているそうですから注意が必要です

 虫が花粉をなめに集まっていましたが、虫には「アルカロイド」は有毒ではないのですね

 

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「アサギマダラ」が眼の前にひらひら・・・

先月終わりごろ、秋探しに 榛名山麓を走っていました

林の縁にアザミの花が咲いているのを見つけ、パチリ !!していましたら、眼の前になんと「アサギマダラ」がひらひら飛んできました

「アサギマダラ」は「旅する蝶」として有名で、春から夏にかけて南から北へ移動し、秋になると南下するようだと聞いていましたから今頃見かけてびっくりです

「 アサギマダラ(➝漢字では、「浅葱斑」)」は、タテハチョウ科のマダラチョウ亜科に分類される蝶の1種です

成虫の前翅長は5~6cmほど、翅の内側が白っぽく(➝厳密には半透明の水色)、黒い翅脈が走っています

翅の外側は、前翅は黒、後翅は褐色で、ここにも半透明水色の斑点が並んでいます

半透明の水色部は、鱗粉が少なく、和名にある「浅葱(薄い藍色の意)」とは、青緑色の古称で、この部分の色に由来しているそうです

        アザミの花に留まって吸蜜する 「アサギマダラ」  

 

「アサギマダラ」はあまり人を恐れず、羽ばたかないでひらひら・・・フワフワ・・・と飛翔します

翅の鮮やかな模様が特徴的な大型蝶で、飛ぶ姿は優雅です

そんなチョウが、なんと2,000キロもの旅をすると云うのですからびっくりです ・・・ 2日間で740キロもの海上移動することがあるそうです

「アサギマダラ」は春の北上、秋の南下を繰り返す「渡り」をするチョウとしても知られています

「渡りチョウ」と云われる理由は、2000年に台湾から日本へ、翌年には日本から台湾への移動例が見つかったことが初めです

2002年には、本州から沖縄県の南大東島へ移動した4例の報告があったそうです

台湾との間には島々が連なっていますが、南大東島へは1000キロもの海を渡るほかありません

2005~2006年、小笠原諸島の父島での再捕獲や、長野県から台東沖の島までの2000キロを超す移動が確認されているそうです

「アサギマダラ」は、他の蝶に比べて生態の解明されていない部分が多い謎に包まれた蝶でもあるそうで、近年個体にマーキングをしてようやく少しづつ解明されてきました

渡りに関してもいつ、どの方向に、どれくらいの距離を移動するかということがマーキング調査で分かってきましたが、何がきっかけで渡りをはじめるのか、渡りをしない個体もあるのか、春に北上する個体と秋に南下する個体はどうやって方向が分かるのかなど今後の調査課題だそうです

但し、「アサギマダラ」は、時期、空間、植物の状況に柔軟に対応し、台風を活用して移動したり、雨が降る前に一気に移動したりと気象を読む能力に優れている蝶のようです

アサギマダラの群れは、秋口(9月~10月)になると、南西方向に向かって「渡り」を始めます

 現在分かっている生態は、1.決まった越冬態がない 2.成虫の寿命が長い 3.体内に毒のある成分を持っている 4.羽化してもすぐには交尾しない などです

通常のチョウは越冬態が決まっています

因みに、「アゲハ」や「モンシロチョウ」は蛹で、「キチョウ」や「アカタテハ」は成虫で、国蝶である「オオムラサキ」などは幼虫で、「ミドリシジミ」は卵で越冬します

「アサギマダラ」の場合、四国などでは主に2~3齢幼虫で越冬することが多いようですが、南西諸島では卵、幼虫、蛹、成虫とどれも見られると云われます

「アサギマダラ」の寿命は、四季を通じて長い期間成虫で過ごすようで、マーキング調査では4~5ヶ月充分生きているようです

「アサギマダラ」の体内にはアルカロイド成分が蓄えられており、これが渡りをする際、鳥などの捕食から防いでいるようです ・・・ 「アサギマダラ」の幼虫時ガガイモが主食だったことがアルカロイドの蓄積になっているようです

「アサギマダラ」の交尾には雄がフェルモンを出してメスを誘いますが、羽化した直後は雄はフェルモンがありません

フェルモン生成に必要な吸蜜を充分してから交尾行動に入ります

夏から秋にかけて、「アサギマダラ」の吸蜜する植物は、フジバカマ、ヒヨドリバナ、アザミなどのキク科植物です

これらでひたすら栄養補給をして脂肪を腹部に蓄え、渡りに備えます

オスとメスの区別は見分けにくいのですが、オスは腹部先端にフェルモンを分泌するヘアペンシルという器官を持っています

また翅を閉じたときに、尾に当たる部分に濃い褐色斑がある場合があるが、これは性票で雌にはなく、これで雌雄の同定が可能だそうです

       「アサギマダラ」の アップ  ・・・ 雄か雌か判別できませんでした

アザミを飛び回って、吸蜜していました 

 このあと、この「アサギマダラ」はどうしたのかな

 

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秋の深まる中、山辺でヤマジノホトトギス、産直では、高隅ホトトギスの花見っけ!!

陽射しがいつの間にか緩んで秋になってきたなと感じられる昨今です

ホトトギスの花があっちこっちで咲いているのが見られるようになってます

山辺の草むらで、一輪だけ咲いているのを見つけました

ホトトギスは東アジアを中心におよそ20種(➝その内10種日本で自生)が分布しており、毎年花を咲かせる多年草で、ユリ科ホトトギス属です

名前の由来は、もちろん鳥のホトトギスからで、斑点のある花びらが、「ホトトギス(鳥)」のおなかにある模様と似ている事からつけられたそうです

しかし鳥の「ホトトギス」の模様は横縞だけですが、野草のホトトギスは大小の斑紋から横縞模様まで様々な品種で違いが見られます

どのホトトギスも茎が湾曲や下垂して花を咲かせる姿はとても風情があります

尚、若葉に油染みのような斑点があるので、ユテンソウ(油点草)の別名があります ・・・ どの品種にもあるかは未確認です

ところでホトトギスは漢字表記するといろいろあります

因みに、「時鳥」・「子規」・「杜鵑」・「不如帰」・「郭公」、等々沢山ありますが、これらはみんな鳥の「ホトトギス」の呼び名表記です

どの表記字も、これで「ホトトギス」と読めるのかという感じですが、どれもちゃんとした当て字理由があるようです

野草のホトトギスを漢字表記する場合は、鳥の「ホトトギス」に草をつけて、呼び名の漢字表記としているようです

逆はどうなのでしょう!?

油点草の「油点」を「ほととぎす」と読ませるのはちょっと苦しいのでは・・・

「ホトトギス」の当て字理由をちょっと調べてみました

「時鳥(じちょう)」とは、本来は「その時節柄になると鳴く鳥」、「不如帰(ふじょき)」とは、本来はホトトギスの鳴き声を音(おん)にして漢字表記したもの、「杜鵑(とけん)」とは、「三国志」に出てくる、「杜の鳥(とのとり)杜鵑(とけん)」が、「ホトトギス」であることに由来していると知りました

 ともあれ変わった当て字です

ホトトギスの開花期は夏~秋で通常花びらは6枚あり、杯状で上向きに咲くタイプと、釣鐘状で下向きに咲くタイプがあります

林縁の草むらで見かけたホトトギスはヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)といい、北海道から九州までに分布しています

ヤマジノホトトギスの草丈は30~60cm、葉は長い楕円形で、互生し、 葉の先は鋭く尖り、つけ根は茎を抱くようになっています

開花は7~10月・茎先と葉腋に花柄がでて、白くて紫色の斑点のある花が1輪か2輪咲きます

花被片は6枚、上部で水平に開き、反りかえリはありません

花の真ん中には花粉をつけた雄しべが6本、雌しべは深く3つに裂け、それが更に2つに裂けています

雄しべと雌しべが合わさって柱のようになった部分には斑点はありません

       草むらで咲いていた1輪のヤマジノホトトギス  ・・・  横に這うように咲いていました

 買い物に寄った産直の花売り場で、変わった色合いのホトトギスを見つけました

挿してあった名札には、タカクマホトトギス(高隅杜鵑)とありました

タカクマホトトギスは鹿児島県大隅半島に自生している日本固有種で、岩場に生育し、キバナノホトトギスに似た黄色い花をつけます

生育環境破壊により絶滅が危惧されて、2012年環境省レッドリストにより準絶滅危惧(NT)に指定されているそうです

いつも思うのですが、見れたことはうれしいけど、産直辺りで売られているのはどう云う訳なのでしょう!?

         売り場土間に鉢売りされていたタカクマホトトギス

タカクマホトトギスは大隅半島の高隈山で最初に発見されたことからつけられたそうです

全草殆ど無毛で、葉は楕円形で互生し、 葉のつけ根の部分は茎を抱いています

葉色は淡緑色、キバナノホトトギスより丸みを帯びています

花の形はキバナノホトトギスに似ていますが、色はやや薄めで、清楚な感じです

花期は9月中旬から10月上旬と他のホトトギスより短めです

茎先や葉脇から淡い黄色の花が上向きに咲きます

花被片には赤褐色の斑点が疎らについています

      タカクマホトトギスの花              タカクマホトトギスの花 アップ

  

 ホトトギスの 花言葉は、 「 永遠にあなたのもの 」、「 秘めた意志 」、「 秘めた恋 」、「 恥ずかしがりや 」、「 永遠の若さ 」   です

 秋の山野草は情緒深い花言葉が多いようです

 

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イタドリは漢字では、「虎杖」、「疼取」と書きます

群馬・榛名山麓に先日秋探しをしてきました

 渋川総合運動公園近くの雑木林で、イタドリが咲いているのを見つけました

イタドリの別名は、スカンポ、イタンポ、ドングイ、スッポン、ゴンパチ、エッタンなど豊富です

またイタドリを漢字で書くと、「疼取」とか、「虎杖」と書きますが、これらの由来は、「疼取」が、「 疼(いた)みを取り去る効果があること 」、「虎杖」は、茎に虎の縞模様のような赤い斑紋が入るのを見立てたとされています

尚、イタドリは春芽出しした時、生食したり漬物にしたりと利用できます

若い茎は柔らかく、折り取るとポコンと音がし、かじると酸っぱいので、これが別名の由来になっています

イタドリは北海道西部以南の日本各地に分布し、朝鮮・中国・台湾にも分布するタデ科イタドリ属の多年草草本です

葉の付け根の部分は水平で、楕円形(➝長さ6~15cm)をして、葉腋から枝を出し互生しています

近縁種のオオイタドリは心形なので、ここで見分けることができます

イタドリは繁殖力が旺盛で、風に運ばれた種子は、アスファルトを突き破って芽を出して生長し、群生地ができるほどの爆発的に数を増やします

19世紀にイギリスに輸出された際、在来種を駆逐してしまう恐れがあることから、世界の侵略的外来種ワースト100に指定されました

イタドリは大きくなる多年生草本で、高さ2mになります

路傍や荒地までさまざまな場所に生育しますが、肥沃な場所ではより大きく生長し、枝分かれして枝先は垂れ下がって他の植物を駆逐するほどの旺盛な生活力を持っています

このような旺盛な生活力は太い地下茎のためであり、崩落地などでいち早く群落を形成します

マイ菜園にも近年生え始め今年は増えてきたので、除去法を考えねばと思い始めています

      雑木林の中で、目立って咲いていた イタドリの花

イタドリは、雌雄異株・初秋から枝に小さな白い花が穂状に沢山つきます ・・・ 開花時期は7~10月です 

雄花は漏斗形で先が5つに裂け、花粉が見え、雌花は先が5つに裂け、中に3本の花柱(雌しべ)が見えます

         イタドリの花 アップです ・・・ 紅い茎が印象的です

イタドリを詠った句、歌がありました  (ネットで見つけました)

「イタドリ(虎杖)」は仲春、「虎杖の花」は、夏の季語です

          『  虎杖の 花やわびしき 水の音  』        佳兆 「よさむ」   

          『  幼な日の 酸味かなしき 虎杖よ 』        中村 苑子

          『  虎杖を 折ればすぽんと 冥土かな 』      小倉 斑子

          『  虎杖を 折る音山に  聴かれけり 』       曽我部介以    

          『  虎杖や 到来過ぎて  餅につく  』      一茶 「九番日記」

          『 ほろ酸ゆくほろ青くさくイタドリの茎かむ此処はふるさとの野辺 』        鳥海昭子 
             
    ふるさとの野道でイタドリを見つけました。子どもの頃したようにひょいと茎を折って口に含むとほのかに酸っぱく青臭く、懐かしい風景がよみがえってくるのでした

          『 鷲ひとつ石のうらべに彫りにけりそなたにあらき虎杖の花    』         北原白秋

          『 霧の夜の哀れなりける月に似て青く曇れるいたどりの花     』         与謝野晶子


イタドリの白い花を見る2週間前、同じところで紅い色のイタドリが咲いていました

色違いのイタドリが同じような場所で咲いていましたが、時期によって咲く色が異なるのでしょうか!?

どうやら同種ですが、同じで草本ではなく品種が異なるようです

花色が紅色を帯びるものをベニイタドリ(紅虎杖)とも明月草と呼びます

ベニイタドリは在来の固有種で山野に生える多年草で、草丈50cm~2mになり、茎は太く中空で若い茎は紅紫色の斑点があります

花色は紅色で5裂し、花のあと雌花の外側の花被片3個は翼状に張り出し、そう果を包みます

       ベニイタドリ

     ベニイタドリの 咲き姿                       ベニイタドリの花 アップ

 

イタドリの 花言葉は、「 回復 」、「 見かけによらない 」   です

イタドリは、あまりに繁殖力が強いので、世界の侵略的外来種ワースト100に指定されていますが、実は頼りがいのある植物です

根茎は生薬で、「虎杖根(こじょうこん)」といい、利尿、通経剤として薬用になりますし、山菜として食用になります

花言葉はそんなところから生まれた言葉なのでしょう

ネットで知ったのですが、イタドリでジャムがつくれるのだそうです

味は爽やかな酸味があって、パンに塗るだけでなく紅茶やお菓子に加えると美味しいと云います

また、肉料理の下味に使うと、肉が柔らかくなり、オリーブオイルや酢と混ぜればさっぱりした魚介サラダにぴったりのドレッシングも作れるそうです

作り方が紹介されていましたので、載せておきます・・・来年作ってみようかな

用意するもの : ● イタドリの新芽:10本  ● 水:大さじ2  ● キビ砂糖:イタドリの半分程度の分量  ● レモン汁:少々  ● 煮沸消毒したビンなどの保存容器:1個

作り方     1. ピーラーでイタドリの皮をむき、適当な大きさ切って筋をなるべく取り除く

           2. イタドリを色が変わる程度にさっとゆでて、1時間ほど水にさらす

          3. 水気をよく切り、水と一緒にミキサーに入れてペースト状にする

          4. ペーストを鍋に入れて砂糖、レモン汁を加え、アクをとりながら、弱火で好みの固さになるまで煮つめる

          5. 煮沸したガラス容器に入れて冷ます

 

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ヒガンバナが彼岸に咲くって何か不思議です

今年ももうすぐ終わりです

年の瀬の話ではなく、彼岸花(ヒガンバナ)の事です

お彼岸が来ると必ず咲き出し、彼岸が過ぎると気が付くと花が枯れてしまうヒガンバナ

どうやってお彼岸を知るのでしょう

マイ菜園は河縁にあり、自転車に乗って畑仕事に何時も行ってます

夏も過ぎ秋のお彼岸時期は、彼岸前後を挟んで冬収穫野菜の種蒔き、植え付けと大忙しです

勿論スコップ農法なので、草取りから耕しまで準備がとても大変

カレンダーだけでなく、その年の周囲の状況を見ながら準備をしていますが、一番頼りになるのは土手のヒガンバナの芽出しと花の咲き方です

お彼岸は、「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、季節の節目になっています

ところでお彼岸は昼と夜の長さがほぼ等しくなり、太陽が真西に沈むようになります ・・・ 今年の彼岸中日は、9月23日でした

このため極楽浄土(あの世)が西方にあるとされてきた古くから、あの世とこの世が交わる日とお彼岸は考えられていました

即ち極楽浄土と最も心が通じやすい日としてのお彼岸は先祖の供養をするためにお墓参りをするというのは納得です

そんなお彼岸に必ず咲き出すヒガンバナ ・・・ 彼岸の入りの20日から彼岸の明けの26日の1週間・ヒガンバナの開花は最盛期です

       畑横の河の土手で咲き出した ヒガンバナ  ( 約1kmに渡って、土手両側には真っ赤な花が咲きます )

ヒガンバナは、花のある時期には葉がなく、葉のある時期には花がないという特徴から、「葉見ず花見ず(はみずはなみず)」の呼び名があります

彼岸に近づいてきた頃急激に芽が出て伸びて、そしてあっという間に咲きました

ヒガンバナはどうやって9月23日を知るのでしょう!?

ヒガンバナは葉と花が同時期に地上に出てこないとか、すべて三倍体で種ができないとか、それなのにこんなに繁殖しているとか、球根を深く植えすぎたり浅く植えすぎたりすると、植えて何年かがたつうちに自分でちょうどいい深さのところに球根を移す(少しずつ栄養分を移動するようです)とか、いろいろ変わった性質をもっています

ヒガンバナの植生をネットで調べて、毎年9月23日頃に咲く理由を見つけました

ヒガンバナは、通常9月中・下旬に開花し、開花後に葉を地上に展開させ、翌年の5月中・下旬に葉が枯死し、夏を越します

この間の球根内での花芽の分化・発達についてみますと、花芽分化は葉が生育中の4月下旬に始まり、葉が枯れた後の6月中旬に雌ずい形成期、8月下旬に花粉形成期と発達して、9月中・旬に開花します

冬期、最低20℃程度の加温室で栽培すると、夏にも葉を展開させて常緑性になりますが、このような条件下では、花芽は分化しません

このことから、ヒガンバナの花芽分化には低温遭遇が必要条件で、低温はバーナリゼーションとして作用している事になるようです

花芽分化および雌ずい形成までの発育適温は25~30℃付近にありますが、分化・発育の可能な温度範囲は10~30℃で広いことから、自然条件下では温度が上昇に向かう4月下旬から花芽分化が始まるようです

雌ずい形成期に達すると、それまでの発育を促した高温(25~30℃)では、かえって発育が抑制され、適温は20℃付近に低下します

自然環境下での開花が9月中・下旬になることや関東での開花が関西より10日ほど早くなるのは、この発育適温の低下によるものといえるのだそうです

即ち、ヒガンバナは温度(特に地温)を感じて、花芽の分化および発達が進行しているようです

マイ畑の横の土手で、彼岸になると咲くヒガンバナはまさにこれぞ「標準ヒガンバナ」と云えそうです

尚、猛暑の年のヒガンバナの開花は、その後の天候にもよりますが、遅くなるのが一般的だそうです

     満開のヒガンバナ                           ツボミも混じって咲き出したばかりのヒガンバナ

  

お彼岸なので、近所のお寺に墓参りに行って来ました

境内で見かけた色とりどりのヒガンバナです

これはヒガンバナというより、リコリス の名で知られ、観賞用ヒガンバナと云えます

       橙色のヒガンバナ                              紅白色のヒガンバナ 

  

        黄色のヒガンバナ                            赤色リコリス・・・園芸品種で、「薩摩美人」とありました

  

右上のリコリスは、産直の花棚で咲いていた鉢植えです

ヒガンバナとは言えなくなってきていますかね

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シコンノボタン・コートダジュールが咲き始めました

昨日に続いて・・・ 

産直の花棚にあった真っ白く優美に咲くサギソウを紹介しましたが、その隣には、 濃青紫色の妖艶ともいえる花が咲いていました

花の名は、コートダジュールとありました

コートダジュールはブラジル原産のシコンノボタンの園芸品種です

 耐寒性があり、暖地で降霜がなければ屋外で植栽できるノボタン科シコンノボタン属の常緑小低木です

木高が1~3mほどになり、園芸種の中でも、花ツキが優れていると云われるところから、公園や街路フェンス、鉢仕立にと幅広く利用されてきているそうです

シコンノボタンの開花は9~11月で、9月に入ると共に園芸店やホームセンターの店頭にシコンノボタンの鉢植えが必ずといってもいいように並びます

       産直の花棚に並んでいた シコンノボタン・コートダジュール

シコンノボタンの花は深みのある濃青紫色で、長期間次々に花開きます ・・・ 名前の「しこん」は「紫紺」で、鮮やかな濃紫色の意味です

花径は5~8cm、小枝の先に光沢を帯びるビロードのような感じで花びらを拡げた様子は、妖艶な感じさえ与えます

シコンボタンの葉は狭楕円形で、葉脈が目立って見えます

花弁は5枚、濃い青紫色の花びら中央から、くねくねと曲がった形の雄しべが長く伸びています

雄しべは10本・そのうちの5本が長く、葯(=やく➝雄しべの花粉を入れる袋)の部分が、カギ釣り針のように曲がっています

この様子から、別名でブラジリアン・スパイダーフラワーとも呼ばれます

花は一日花・朝咲いて翌日には散ってしまいます

     シコンノボタンの 花                      シコンノボタンの花アップ  ( 中央の太めのJ状蕊(しべ)は雌しべです )

  

シコンノボタンの 花言葉は、「 平静 」、「 謙虚な輝き 」、「 落ち着き 」、「 ひたむきな愛情 」   です

 

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シラサギが産直の花棚で舞ってました ・・・ サギソウ容姿です

先だって、群馬・中之条方面に車を走らせた折、立ち寄った産直で、 サギソウの花鉢が売られていました

いつ見ても綺麗な花姿だなと、パチリ !!   してきました 

サギソウはラン科ミズトンボ属で、東北から九州の平地や山麓に広く分布する湿地性の多年草です

「ミズトンボ」とは変わった面白い名前の属名です

ミズトンボは国内で日当たりの良い湿地に生え、花の形状がトンボを連想させる球根性のラン科植物です

サギソウは、トンボではなく、シラサギの舞姿に似ているので、この名がついたのは納得です

       鉢植えで咲いていた サギソウ ・・・ 鉢に刺してあった名札には何故か東北サギソウとありました

 日本のランの中では、サギソウは栽培の容易な種として知られており、昔から園芸品種がつくられてきま した

これらの園芸品種は、サギソウを主役とした鑑賞会も開 催されるなど、人々に身近な植物として知られています

しかし、その特徴的な容姿と栽培のしやすさから、自生地に生育する野生の個体群の採掘が絶えず、更に生育に適している湿性地についても、土地造成や開発により面積が縮小し、平成 9年に 公表された環境庁(当時)のレッドリスト(平成 12年一部変更)では絶滅危惧Ⅱ類に指定されました

平成19年での見直しレッドリストでは、自生地保全の取り組み効果が出て、準絶滅危惧種に判定されました

これからも継続的な対策が必要なんでしょうね

花棚で売られているサギソウを見ながら、絶える事の無いようについ願ってしまいました

サギソウの茎は高さ 15~40cmになり、茎の下部に 3~5枚の細長い葉をつけます

開花は7~8月で、真っ白なシラサギの舞うような花が咲きます

花の大きさは約3cmほど・茎先に1~3輪花をつけます

花の手前にある花びらを唇弁といい、後方の耳のような形をしている花びらを側花弁といいます

花中央の鼻のような形をした部分をずい柱といい、ここに雄しべと雌しべがあります

花の後ろには3枚の萼があります

茎の下部に、3枚から5枚の細長い線形の葉が互生して生え、上部の葉は鱗状の鱗片葉になっています

     サギソウの花アップ                           サギソウの花アップ

   

 サギソウ の花言葉は、「繊細」、「清純」、「無垢」、「しんの強さ」、「神秘的な愛」、「夢でもあなたを想う」、「発展」、「名伯楽」   です

 

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松林の縁で、センニンソウの花見っけ!!

先だって群馬・榛名山麓に秋を探しに行った折、渋川公園近くの林の縁で、センニンソウが草地を這うように 咲いているのを見つけました

センニンソウ(仙人草)は、キンポウゲ科センニンソウ属の多年草で、日本各地の日当たりのいい山野に多く見られます

半木本性の常緑つる植物で、葉柄が他の植物の枝や葉に絡み付き、それによって植物体を支えています

長く茎を伸ばし、節ごとに葉を対生し、葉は五枚の小葉を持つ羽状複葉になっています

小葉は卵状楕円形でなめらかですが、つやはなく、先は尖り、全縁です

        林の縁の草地で咲いていたセンニンソウ 

キンポウゲ科の植物には有毒であるものが多く、センニンソウも毒草です

センニンソウの別名に、ウシノハコボレがありますが、これは牛が牧草と一緒に食べてしまうと歯が抜けてしまう事からつけられたものだそうです

草地に生えるので、牧草地では刈り取って用心しているようです

センニンソウは、夏の終わりから秋(8~9月)にかけて径2~3cmの白い花を咲かせます 

通常樹上に覆い被さる様に育つので、花の満開時にはまるで木に雪がつもったように見えて、遠くからも目立ちとっても綺麗です

花の香りは、キンモクセイの様な甘いいい香りがします

茎の先端付近の葉腋から三出状の散房花序を出し、多数の真っ白な花をつけます

花形の4枚の花弁に見えるのは、ガク片で、本当の花弁はありません

果実には白い毛があり、これを仙人のヒゲに見立てたことから、センニンソウの名が付いたようです

     草地に咲いていた センニンソウ                 センニンソウの花 アップです

 

 センニンソウ の 花言葉は、 「 あふれるばかりの善意 」、「 美しい心 」、「 安全 」、「 無事 」   です

 

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