ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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「韓国! 100のトリビア」(宝島社) 雑多なネタで楽しめる

2011-02-14 23:43:30 | 韓国・朝鮮に関係のある本
      

 韓国! 100のトリビア」(宝島社)\\880、2011年3月12日発行と奥付にはあるのに、もう書店に出ています。

 表紙にあるように、「生活・社会」、「歴史」、「宗教」、「グルメ」、「文化」等々、多様なネタを集めています。くわしい内容は、宝島社のウェブサイトを参照されたし。

 執筆者は、メインライターがやまだトシヒデ氏。好著「ポケット図解韓国の鉄道の旅をとことん楽しむ本」(秀和システム)は私ヌルボ、読みましたよ。
 解説担当者には、日本の韓国語教師の草分けであの茨木のり子さんも教わった金裕鴻先生や、水野俊平教授の名も。
 そんな顔ぶれを見ると、「牛刀をもって鶏を裂く」感もなきにしもあらずで、もうすこし深みのある本を望みたい気もしますが、こういうコンセプトでさらにいろんな韓国を知ってもらいましょ、ということなんでしょう。ま、いーか。

 さて、韓国オタク度・自己評価8.5(10点満点)の私ヌルボが目を通してみたところ、当然コレ知ってるよ~、というトリビアはたくさんありました。たとえば「運動会は青白戦で競う」とか・・・。
 しかし、知らなかったのもけっこうありましたねー。びっくり家電製品の中にチョングクチャン製造機がある、とか、「うがいの習慣がない」 (←映画解説者の上妻祥浩氏、なんでこんなこと知ってるんだろ?)等々。
 また、韓国では低学年からパソコンとインターネットを使った宿題が出されるそうで、観察記録や絵日記もパワーポイントで作成して発表するんですと。それを「坡州市に住む小学6年生の甥(義弟の長男)に電話で確認してみた」と書いてるのはちょっとほほえましい(?)。筆者は、奥さんが韓国人のやまだ氏かな?(水野教授もそうだけど・・・)
 他にもコメントしたい点はいろいろあるのですが、キリがないし、まあ皆さんも読んでみてくださいな、けっこう楽しいですよ、と宣伝してオシマイにしておきます。

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