先頃アジアプレスのイベント案内のメールが届きました。
以前、アジアプレスのサイトを通じて、「北朝鮮内部からの通信 リムジンガン」を購入した関係です。
イベントの概要は次の通りです。
「北朝鮮であったこと、話します」
"脱北帰国者との対話集会と、北朝鮮内部記者が撮ったミニ写真展"
日時: 2010年4月9日 写真展17時〜 対話集会18時30分〜21時
※→詳細はコチラ
可能であれば私ヌルボもこの集会に行ってみようかなと思っているのですが、それは日本在住脱北帰国者の話が聞ける、というのが一番の理由です。
拉致被害者とその家族のことはさまざまに報道されていますが、脱北帰国者については多くが支援を必要とする状況にあっても、あまり関心を向けられていないようです。<右寄り>の人からも<左寄り>の人からも・・・。
北朝鮮に渡ったものの監視や差別・抑圧の対象とされた在日朝鮮人も、日本に帰国できないままの日本人妻も、拉致被害者とその家族も、また現在の北朝鮮の住民の多くも人権被害者、国家犯罪被害者です。
まず彼らの状況について知ることが手をさしのべる方策を考え行動する前提になると思います。
この集会の出演者の一人、アジアプレスの石丸次郎さんは「93年と94年7月、11月に中国の朝鮮国境1400キロを踏破。北朝鮮取材は国内に3回、朝中国境地帯にはおよそ50回。これまで北朝鮮難民とのインタビューは500人を超える」という人で、「リムジンガン」の創刊・編集に携わり、また「サンデー毎日」連載の「朝鮮半島」の執筆者の一人でもあります。
辛淑玉さんはTVとか本でおなじみの人で、<嫌韓派>の人たち等からの批判が絶えない人です。北朝鮮関係では「鬼哭啾々(きこくしゅうしゅう)」という本があります。帰国事業で北朝鮮に渡った叔父がそこで死んだと聞いたとき、「正直ホッとした」と思った等の事実をも告白し、また脱北者からのインタビューを通じて、「日帝時代よりひどい」という<楽園>の実態を記しています。
アマゾンのレビューでは、好意的評価と非難が2:8くらいの比率ですが、私ヌルボは概して北朝鮮住民への関心が薄い人が多い<進歩派>の中では、積極的な発言をしている人だと思います。
※否定的な8割の中にも、
「しかし、本書は、朝鮮学校・帰国事業の体験談、中朝国境での聞き取りなど貴重な材料が含まれており、この意味のみにおいて、意義深いものといえる。」
・・・のようにきちんと読んでいる人もいれば、
「辛淑玉は国際指名手配犯であり犯罪者である。・・・彼は工作員であり北朝鮮の狗にすぎず 果たして「事実であるか?」と云う疑問は拭い去る事は出来ない。この本は国際指名手配犯の思考として読むのが一番かもしれない。いや、北朝鮮の宣伝用書物と考えるべきだろう。」
・・・のようにトンチンカンな(辛淑玉が女性ということすら知らない?) レビューもあります。さらに107 人中、84人の方が、「このレビューが参考になった」と投票していますが、それって<嫌韓派>のレベルを知る上で参考になったってこと?
★私ヌルボは、昨年8月30日の記事に少し記したように、最初の外国旅行先が1991年の北朝鮮でした。
また2004年8月には中国・北朝鮮国境の町の図們から豆満江越しに北朝鮮を見てきましたが、その際のかなり細かな記録(文章と写真)がありますので、いずれ何回かに分けて記事にしようと考えています。
【図們大橋の向こうが北朝鮮。2004年8月4日撮影。】
以前、アジアプレスのサイトを通じて、「北朝鮮内部からの通信 リムジンガン」を購入した関係です。
イベントの概要は次の通りです。
「北朝鮮であったこと、話します」
"脱北帰国者との対話集会と、北朝鮮内部記者が撮ったミニ写真展"
日時: 2010年4月9日 写真展17時〜 対話集会18時30分〜21時
※→詳細はコチラ
可能であれば私ヌルボもこの集会に行ってみようかなと思っているのですが、それは日本在住脱北帰国者の話が聞ける、というのが一番の理由です。
拉致被害者とその家族のことはさまざまに報道されていますが、脱北帰国者については多くが支援を必要とする状況にあっても、あまり関心を向けられていないようです。<右寄り>の人からも<左寄り>の人からも・・・。
北朝鮮に渡ったものの監視や差別・抑圧の対象とされた在日朝鮮人も、日本に帰国できないままの日本人妻も、拉致被害者とその家族も、また現在の北朝鮮の住民の多くも人権被害者、国家犯罪被害者です。
まず彼らの状況について知ることが手をさしのべる方策を考え行動する前提になると思います。
この集会の出演者の一人、アジアプレスの石丸次郎さんは「93年と94年7月、11月に中国の朝鮮国境1400キロを踏破。北朝鮮取材は国内に3回、朝中国境地帯にはおよそ50回。これまで北朝鮮難民とのインタビューは500人を超える」という人で、「リムジンガン」の創刊・編集に携わり、また「サンデー毎日」連載の「朝鮮半島」の執筆者の一人でもあります。
辛淑玉さんはTVとか本でおなじみの人で、<嫌韓派>の人たち等からの批判が絶えない人です。北朝鮮関係では「鬼哭啾々(きこくしゅうしゅう)」という本があります。帰国事業で北朝鮮に渡った叔父がそこで死んだと聞いたとき、「正直ホッとした」と思った等の事実をも告白し、また脱北者からのインタビューを通じて、「日帝時代よりひどい」という<楽園>の実態を記しています。
アマゾンのレビューでは、好意的評価と非難が2:8くらいの比率ですが、私ヌルボは概して北朝鮮住民への関心が薄い人が多い<進歩派>の中では、積極的な発言をしている人だと思います。
※否定的な8割の中にも、
「しかし、本書は、朝鮮学校・帰国事業の体験談、中朝国境での聞き取りなど貴重な材料が含まれており、この意味のみにおいて、意義深いものといえる。」
・・・のようにきちんと読んでいる人もいれば、
「辛淑玉は国際指名手配犯であり犯罪者である。・・・彼は工作員であり北朝鮮の狗にすぎず 果たして「事実であるか?」と云う疑問は拭い去る事は出来ない。この本は国際指名手配犯の思考として読むのが一番かもしれない。いや、北朝鮮の宣伝用書物と考えるべきだろう。」
・・・のようにトンチンカンな(辛淑玉が女性ということすら知らない?) レビューもあります。さらに107 人中、84人の方が、「このレビューが参考になった」と投票していますが、それって<嫌韓派>のレベルを知る上で参考になったってこと?
★私ヌルボは、昨年8月30日の記事に少し記したように、最初の外国旅行先が1991年の北朝鮮でした。
また2004年8月には中国・北朝鮮国境の町の図們から豆満江越しに北朝鮮を見てきましたが、その際のかなり細かな記録(文章と写真)がありますので、いずれ何回かに分けて記事にしようと考えています。
【図們大橋の向こうが北朝鮮。2004年8月4日撮影。】