ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

①韓国文学②韓国漫画③韓国のメディア観察④韓国語いろいろ⑤韓国映画⑥韓国の歴史・社会⑦韓国・朝鮮関係の本⑧韓国旅行の記録

韓国内の映画 週末の興行成績 [5月22日(金)~5月24日(日)]と、人気順位 ►横浜でも数日後には映画館の営業再開! アベノマスク、まだ届いてないけど・・・

2020-05-27 22:11:16 | 韓国内の映画の人気ランク&興行成績
▸25日(月)に首都圏の4都県と北海道の緊急事態宣言が解除されました。私ヌルボが居住する神奈川県でも、今日(27日)県内の遊興施設等への休業要請の解除、飲食店への短縮営業要請やイベント自粛の要請も一斉に緩和されました。と言っても、映画館は即日再開できるわけナシ。<ぴあ映画生活>の各県の映画館情報のページを見ても→神奈川は上映作品等何の情報もナシ。東京も同様。一足先に解除された→大阪のページを見ると、なんかすご~く懐かしい感じがします。なお、わが家の近くではイオンシネマみなとみらいが29日(金)再開とのことですが、ほとんどは6月1日(月)からのようです。楽しみだな~。とりあえずはまだ観てない「淪落の人」「ビッグ・リトル・ファーム」「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」あたりを観ようかな。・・・とは言いながらも、梨泰院のクラスター発生のようなことがないとも言えんし、油断は禁物。
 そういえば、アベノマスクまだ届いてないゾ! それはどうでもいいけど。10万円はちゃんともらえるんだろうな・・・。

▸先週は私自身が観てもいない韓国ドラマ「愛の不時着」について少し書きましたが、たまたま今日(27日)在米ジャーナリストの岩田太郎氏がこのドラマについて書いた記事(→コチラ)を読みました。在米韓国人のこと等アメリカでの反応について重点的に書いていますが、「架空の物語と現実の混同」といった中見出しからもうかがえるように、製作側だけでなくむしろ視聴者に注意を促す内容になっています。「あふれ出す個性や人情、笑いの面白さや苦悩、悲しみや欲望まで伝わってくる。・・・・彼らも、われわれと同じ人間臭い人間だ」と評価?しつつも、「問題は、北朝鮮大衆の人間性を隠させ、痛みを引き起こしている北朝鮮の政治体制や仕組みであり、「隠された人間性を見せる」というもっともな口実の下に、金王朝による抑圧や弾圧、南の同胞に対する暴力の歴史の現実を見えなくする、韓国ドラマの芸術表現の政治性だ」と厳しく批判しています。
 私ヌルボ、あいかわらず「愛の不時着」は未見のままですが、昨年7月に「木を見て、森を想う」と題して1991~92年の北朝鮮&韓国訪問の際のエピソードを書きました。(→コチラ。) その中で、韓国の人にとって「北韓でもふつうの人が暮らしている」ということ自体が独自の意味を持つと書きました。日本人等にとっては当たり前のようなそんな認識と、80年代の民主化闘争以降高まってきた「同じ民族!」という意識が、ややもすれば岩田氏が指摘するような誤解につながるおそれは、私ヌルボも以前から感じています。

         ★★★ NAVERの人気順位(5月26日現在上映中映画) ★★★

     【ネチズンによる順位】
       ※[記者・評論家による順位]とも、評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
        「初登場」とは、本ブログでの初登場の意。

①(1) レ・ミゼラブル:ザ・ステージド・コンサート  9.62(62)
②(新) ビホールド・マイ・ハート  9.62(21)
③(新) 私はポリ(韓国)  9.51(49)
④(7) ライド・ライク・ア・ガール  9.41(142)
⑤(5) サンティアゴの白い杖(韓国)  9.32(28)
⑥(6) トムボーイ  9.31(305)
⑦(3) ネコの執事(韓国)  9.24(54)
⑧(8) ネヴァー・ルック・アウェイ  9.16(126)
⑨(9) 燃え立つ若い女性の肖像  9.04(1,581)
⑩(-) ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!  8.95(83)

 ②③の2作品が新登場です。
 ②「ビホールド・マイ・ハート」(仮)はアメリカのドラマ。マーガレット(マリサ・トメイ)にとってはロマンチックな夫であり、十代の息子マーカス(チャーリー・プラマー)にとっては親しいお父さんだったスティーブン(ティモシー・オリファント)はミュージシャンでした。暖かい歌を歌ってくれたそのスティーブンが思いもよらないことに突然亡くなってしまいます。残された2人は、その悲しみになんとか対処しようと厳しい状況の中で奮闘します・・・。家族愛を描いた、静かで温もりのある作品のようです。韓国題は原題「Behold My Heart」のまま「비홀드 마이 하트」。そのまま訳すと「私の心を見て」でしょうか。※原題はその後「Dark Was the Night」に変更された。
 ③「私はポリ」は韓国のドラマ。第23回釜山国際映画祭2018で韓国映画監督組合賞の監督賞、第24回ドイツ・シュリンゲル国際映画祭で観客賞とケムニッツ賞の2冠を受賞等々、一昨年以来韓国内外の映画祭でいくつもの賞を受賞しています。シュリンゲル国際映画祭という映画祭は子どもを対象にした映画祭で、この作品も11歳の女の子ボリ(キム・アソン)が主人公です。物語の舞台は日本海側北部の都市・江陵(カンヌン)方面の海に面した町。ボリは両親と弟ジョンウの4人家族。ところが、ボリ以外の3人は皆聴覚障碍者なのです。食事の時でも当然のように手話でコミュニケーションをとります。学校等で友だちとの会話にだんだん慣れてきたボリですが、家でとくにジョンウがとても楽しそうに両親と手話のやりとりをしているのを見て、寂しさを感じるようになります。そして「音なんか聞こえなくていいのに・・・」と思ったりも・・・。そんなボリの成長の物語です。あるジャーナリストの評には「この映画の中心は障碍ではなく家族」とありました。なるほど、です。ネチズン評にも「心がほっこりする」「温かい幸せが感じられる」といった言葉が多数寄せられています。予告編(→コチラ)
https://www.youtube.com/watch?v=DHoSsVJo9u8
からもそんな雰囲気が感じられます。原題は「나는보리」。いかにもミニシアター系の作品ですが、私ヌルボ、これはちょっと観てみたいなー。

     【記者・評論家による順位】

①(1) 燃え立つ若い女性の肖像  9.22(9)
②(2) パラサイト 半地下の家族[寄生虫](韓国)  9.06(16)
③(3) はちどり(韓国)  8.38(13)
④(4) ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語  8.00(10)
⑤(5) 1917 命をかけた伝令  7.67(9)
⑥(6) トムボーイ  7.33(9)
⑦(7) ボーダー 二つの世界  7.29(7)
⑧(8) チャンシルは福も多いね(韓国)  7.00(10)
⑨(9) 透明人間  7.00(2)
⑩(10) きみの鳥はうたえる(日本)  6.86(7)

 順位・評点とも前週と全く同じです。

      ★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績5月22日(金)~5月24日(日) ★★★
        続く新型コロナ不安?今度は再上映「グレイテスト・ショーマン」が1位に

【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・上映館数
1(再)・・グレイテスト・ショーマン・・2017/12/20 ・・・・・・40,968 ・・・・・1,449,683 ・・・・・・・11,804・・・・・・・・598
2(1)・・エスケープ・フロム・プレトリア ・・5/06 ・・・・・・・36,783・・・・・・・126,905 ・・・・・・・・1,110・・・・・・・・547
3(32)・・ラ・ベル・エポック ・・・・・・・・・・5/20 ・・・・・・・・・・16,294・・・・・・・・21,795・・・・・・・・・・191・・・・・・・・463
4(2)・・ザ・プラットフォーム ・・・・・・・・5/13 ・・・・・・・・・・11,584・・・・・・・・51,828・・・・・・・・・・480・・・・・・・・205
5(再)・・ヒットマンズ・ボディガード[特別版]・・5/20 ・・・7,262・・・・・・・・10,424・・・・・・・・・・・90・・・・・・・・318
6(26)・・天気の子(日本) ・・・・・・・2019/10/30 ・・・・・・・・・・・5,375 ・・・・・・・699,078・・・・・・・・5,747 ・・・・・・・190
7(7)・・さらば、わが愛/覇王別姫・・1993/12/24・・・・・・・・・5,335・・・・・・・・84,699・・・・・・・・・・760 ・・・・・・・184
8(38)・・ザ・ラスト・フル・メジャー ・・・5/20 ・・・・・・・・・・・5,012・・・・・・・・・8,212・・・・・・・・・・・66・・・・・・・・312
9(5)・・トロールズ ミュージック★パワー・・4/29 ・・・・・・4,966・・・・・・・144,410 ・・・・・・・・1,110・・・・・・・・180
10(3)・・野生の呼び声 ・・・・・・・・・・・・・・5/14 ・・・・・・・・・・・4,807・・・・・・・・32,242・・・・・・・・・・275・・・・・・・・277
     ※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。

 例の梨泰院のナイトクラブでのクラスター以降韓国の新型コロナ感染者は25日には237人に増え、劇場観客動員数も5月第1週を下回るレベルまで後退してしまいました。新登場は3・5・8位の3作品。依然として旧作の再上映に頼っています。
 3位「ラ・ベル・エポック」(仮)は、フランスのタイムトラベル物?のコメディ&ドラマ。ヴィクターは、かつては売れっ子漫画家だったものの近頃はどうも・・・。ある夜、浮気中の妻マリアンと大げんかをして、家から追い出されてしまいます。ビクターはその時決意します。それは息子の友だちアントワーヌが始めたタイムトラベル業を体験してみること。それは客が行ってみたい過去の時代をリクエストすると、それに合わせてセットを組んだり俳優たちを使ったりしてタイムスリップした気分にさせるというもの。ヴィクターは運命の女性と出会った40年前、自分が25歳の頃の1974年のリヨンをリクエストします。アントワーヌは女優マーゴに運命の女性を演じてくれるように依頼しますが・・・。韓国題は「카페 벨에포크(カフェ ベル・エポック)」。日本公開は未定のようです。
 5位「ヒットマンズ・ボディガード[特別版]」は、韓国では2017年に公開された「ヒットマンズ・ボディガード」に7分を付け足したもので、再上映とした方がいいかも。アメリカのアクション・コメディで、日本ではNetflixの配信のみで劇場公開はありませんでした。詳細は→ウィキペディア、あるいは→Netflixを参照されたし。韓国題は「킬러의 보디가드 무삭제 특별판」です。
 8位「ザ・ラスト・フル・メジャー」(仮)は、ベトナム戦争を背景にしたアメリカのドラマ。1966年4月11日、パラレスキュー隊員のウィリアム・ピッツェンバーガー(ジェレミー・アーヴァイン)はベトナムの戦場で戦友たちを救うためにためらうことなく死地に飛び込み、多くの戦友の命を救い、自らは戦死します。32年が過ぎた後、国防部所属弁護士スコット・ハフマン(セバスチャン・スタン)は、ウィリアムに軍最高の栄誉である名誉勲章授与のために、その日の生存者への証言を得る等の調査を進めます。その過程でウィリアムの偉業は明らかになっていきますが、一方である陰謀について気づくことになります。あの時あの場所で何が起こっていたのか? 隠蔽されてきたその真実を明らかにすべく彼は行動を開始します・・・。韓国題は「라스트 풀 메저」。日本公開は未定のようですが、配信で観られる?

【独立・芸術映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・エスケープ・フロム・プレトリア ・・・・5/06・・・・・・・・36,783・・・・・・・・126,975・・・・・・・・1,110・・・・・・・・547
2(11)・・ラ・ベル・エポック・・・・・・・・・・・・・・・・5/20 ・・・・・・・16,294・・・・・・・・・21,795 ・・・・・・・・・191・・・・・・・・463
3(4)・・さらば、わが愛/覇王別姫 ・・・・・1993/12/24・・・・・・・・・5,335・・・・・・・・・84,699 ・・・・・・・・・760 ・・・・・・・184
4(2)・・レイニーデイ・イン・ニューヨーク ・・5/06・・・・・・・・・4,060・・・・・・・・・84,144 ・・・・・・・・・747 ・・・・・・・251
4(3)・・トムボーイ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/14・・・・・・・・・4,060・・・・・・・・・23,992 ・・・・・・・・・213 ・・・・・・・182

 2位「ラ・ベル・エポック」が新登場ですが、これについては上述しました。
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韓国内の映画 週末の興行成績 [5月15日(金)~5月17日(日)]と、人気順位 ►映画館、徐々に営業再開に向かうが・・・ 韓国ドラマ「愛の不時着」はどうでしょうねー?

2020-05-20 23:18:11 | 韓国内の映画の人気ランク&興行成績
▸Netflix等々、配信による映画鑑賞には気持ちが向かわない昭和時代人の私ヌルボ、それよりも近頃熱心なのはこの10年ほとんど読んでなかった漫画のまとめ読み。松田奈緒子「重版出来、柏木ハルコ「健康で文化的な最低限度の生活」に続いて東村アキコ「かくかくしかじか」等を大人買いして一気に読了。やっぱり仕事漫画はいろいろベンキョーになります。・・・って、まず話としておもしろくなくちゃダメですけど。

▸伝えられるところでは緊急事態宣言が39の県で解除され、シネマサンシャイン、ティ・ジョイ、コロナシネマワールド、イオンシネマ、109シネマズ等の大手シネコンでは5月15日頃から徐々に営業を再開。全国では約100館の映画館が営業を再開したとのこと。とりあえずは朗報ですが、このまま終息していくという保証もないので手放しで喜べるものでもないことは言うまでもありません。(私ヌルボが居住する神奈川も39県に入ってないし・・・。)
 さて、この「約100館」いう数字ですが、(たぶん)600館近い全国の映画館の2割にも達していません。ただこの先イオンエンターテイメントや松竹は大阪等3府県でも22日に営業再開、TOHOシネマズ、ユナイテッド・シネマも5月22日から一部劇場の営業再開を発表したとかで、順調にいけば徐々にではあってもふつうに映画館で映画を観られるような状態に向かうのですが、はたして・・・。
 しかし映画館が再開しても、これまで制作の側も撮影できない状態が続いていたので、当面はこの数ヵ月間公開延期のままだった作品をまず公開するとしても、続く作品をすぐに用意できるわけでもなさそう。1ヵ月ぶりに再開した興行通信社による全国映画動員ランキングトップ10(5月16~17日)(→コチラ)を見ても新作は1位「心霊喫茶「エクストラ」の秘密-The Real Exorcist-」だけで数週間前の韓国のランキングと同じ感じ。ふつうの状態に戻るにはまだしばらくかかりそうです。

▸先々週の本ブログ記事では国民1人が1年間に映画館で映画を観る回数の平均が「日本1.4回で、韓国の約3分の1」と書きましたが、こうした数値とも関連して、とても興味深く読んだのは5月18日付の「韓国エンタメ、世界席巻の理由」と題した記事。(→コチラ。) 韓国映画「哭声/コクソン」にも出演して注目された國村隼さん、「うらやましく思ったのは観客ですね。韓国の人たちは驚くほど映画好きで、常に新作を待っている。・・・目が肥えたお客さんが増えて現場は下手なものは作れない。当然、作品のクオリティーは上がっていきますよね」と語っています。
 さらにこの記事で、國村隼さんも桑畑優香さん(ライター、翻訳家)も、そして宇野維正さん(映画・音楽ジャーナリスト)もそろって指摘しているのは、映画や音楽産業を国が(20年ほど前の金大中政権頃から)有望な輸出コンテンツと位置付けて国が育成・制作段階からシステムを整え財政支援をしてきたということ。この点は(先々週の記事で紹介した)「ユリイカ」5月号を読んで私ヌルボ自身痛感したことでもあります。公的支援といえば、昨年釜ヶ崎を主な舞台にした「解放区」という映画が大阪市の修正指示を拒否し助成金を返還して作品を完成させたことが報じられましたが(→コチラ参照)、どうも日本の行政は「観光地の宣伝になる」とかの狭い了見(←昭和語としても戦前?)で助成しているようで、それじゃ質の高い映画作品は育たないわなー・・・。

▸最近注目した記事その2は、5月17日付の「『愛の不時着』『梨泰院クラス』人気が画期的な理由」と題した飯田一史さん(ライター)の記事。(→コチラ。) 韓国のケーブルテレビtvNで昨年12月~今年2月放送され、最終回は同局のドラマで過去最高の21.7%という視聴率を記録したドラマ「愛の不時着」が日本でも2月からNetflixで配信され大ヒット!ということはどれほど知られているのかな? ご存じなかった方はとりあえず→コチラの記事参照。私ヌルボは韓国での放映中から知ってはいたもののまだ観てません。上述のように配信に対する偏見(??)と、それ以前に今の韓国の(特に進歩系の側)の北朝鮮に対する<片思い>っぽい思い入れ(?)がなんだかなー、といった感じで・・・。これまでの北朝鮮に関係する韓国映画に登場する北朝鮮の兵士やスパイ等を演じる俳優はイ・ビョンホン、チャ・スンウォン等々皆イケメンというのはよく語られる話。「愛の不時着」のヒョンビンも「コンフィデンシャル 共助」で北朝鮮の刑事に扮しているし、「シークレット・ミッション」で北のスパイを演じたキム・スヒョンは同じ役(!)で「愛の不時着」にサプライズ出演とか・・・。しかし、一般的に言って大量の餓死者が出た90年代後半に成長期が重なった世代の北朝鮮人民の体格は、韓国の同世代と比べて見劣りするレベルではないのかなー?(映画やドラマにその点でケチをつけてもしょうがないですけどね。)
 とは言っても「愛の不時着」は脱北者の目で見ても北朝鮮の現状をよく描いているそうで、そのうち観るしかないなと思っています。

▸最近注目した記事その2は、5月18日付の「日本の中高年はなぜ若者の韓流ブームを全く理解できないのか」と題した記事。(→コチラ。) 木村幹・神戸大学教授と澤田克己・毎日新聞論説委員(元ソウル支局長等)の対談。大きな変貌を経てきた韓国をどの時代の何に注目してきたか、日本人でも世代によって韓国に対する認識が大きく違うのは考えてみれば当然ですね。とくに年配者の場合昔のことはいろいろ知ってはいても今のことはあまり知りませんからね、・・・とこれはヌルボも反省しなくちゃ。

         ★★★ NAVERの人気順位(5月19日現在上映中映画) ★★★

     【ネチズンによる順位】
       ※[記者・評論家による順位]とも、評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
        「初登場」とは、本ブログでの初登場の意。

①(新) レ・ミゼラブル:ザ・ステージド・コンサート  9.66(56)
②(-) 泣くな、トンズ2:シュクラン ババ(韓国)  9.53(154)
③(新) ネコの執事(韓国)  9.53(38)
④(1) モンマルトルのパパ(韓国)  9.51(116)
⑤(2) サンティアゴの白い杖(韓国)  9.45(22)
⑥(新) トムボーイ  9.43(204)
⑦(3) ライド・ライク・ア・ガール  9.39(138)
⑧(6) ネヴァー・ルック・アウェイ  9.13(123)
⑨(8) 燃え立つ若い女性の肖像  9.04(1,573)
⑩(9) 改葬(韓国)  9.01(88)

 ①③⑥の3作品が新登場です。
 ①「レ・ミゼラブル:ザ・ステージド・コンサート」(仮)、⑥「トムボーイ」については後述します。
 ③「ネコの執事」は韓国のドキュメンタリー。昨年も書いたことがありましたが、近年韓国ではネコの飼い主のことを<執事(집사.チプサ)>といいます。ニャー♥と泣かれると魔法にかかってしまう! ジャージャーメンの代わりにネコのお弁当を配達する中華料理店の店主から給食所を作ってくれてる住民センターの人たち、置き去りにされたネコを心配してご飯をやる魚屋のおばあさん、やはりネコの給食所を作っている釜山・青沙浦(チョンサポ)の青年実業家まで。ネコと一緒に生きていければすべてのものを奪われてもシアワセな<執事>たちの愛の物語です・・・。原題は「고양이 집사」です。

     【記者・評論家による順位】

①(1) 燃え立つ若い女性の肖像  9.22(9)
②(2) パラサイト 半地下の家族[寄生虫](韓国)  9.06(16)
③(3) はちどり(韓国)  8.38(13)
④(4) ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語  8.00(10)
⑤(5) 1917 命をかけた伝令  7.67(9)
⑥(新) トムボーイ  7.33(9)
⑦(-) ボーダー 二つの世界  7.29(7)
⑧(9) チャンシルは福も多いね(韓国)  7.00(10)
⑨(10) 透明人間  7.00(2)
⑩(新) きみの鳥はうたえる(日本)  6.86(7)

 ⑥と⑩の2作品が新登場です。
 ⑥「トムボーイ」については後述します。
 ⑩「きみの鳥はうたえる」は、佐藤泰志の同名小説の映画化作品で、18年の映画芸術 2018年日本映画ベストテン1位、同キネマ旬報のベストテン3位等高い評価を得ましたが、地味目なためかあまり一般受けはしませんでした。韓国でもまあ同じ感じ。韓国題は「너의 새는 노래할 수 있어」です。

      ★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績5月15日(金)~5月17日(日) ★★★
        アパルトヘイト反対の収監者たちの脱出劇「エスケープ・フロム・プレトリア」が1位に

【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・上映館数
1(3)・・エスケープ・フロム・プレトリア ・・5/06 ・・・・・・・32,837・・・・・・・・67,815・・・・・・・・・・593・・・・・・・・529
2(新)・・ザ・プラットフォーム ・・・・・・・5/13 ・・・・・・・・・・22,515・・・・・・・・29,771・・・・・・・・・・279・・・・・・・・228
3(新)・・野生の呼び声 ・・・・・・・・・・・・・・5/14 ・・・・・・・・・・17,062・・・・・・・・19,873・・・・・・・・・・172・・・・・・・・505
4(1)・・レイニーデイ・イン・ニューヨーク・・5/06・・・・・・13,138・・・・・・・・73,954・・・・・・・・・・659・・・・・・・・470
5(2)・・トロールズ ミュージック★パワー・・4/29 ・・・・・・9,998 ・・・・・・・135,739・・・・・・・・1,044・・・・・・・・229
6(76)・・トムボーイ ・・・・・・・・・・・・・・・・5/14 ・・・・・・・・・・・9,197・・・・・・・・14,534・・・・・・・・・・130 ・・・・・・・・361
7(5)・・さらば、わが愛/覇王別姫・・1993/12/24・・・・・・・・・8,213・・・・・・・・74,460・・・・・・・・・・666 ・・・・・・・・301
8(4)・・あの山を越えて韓国)・・・・・・・・・4/30 ・・・・・・・・・・・7,574・・・・・・・・93,833・・・・・・・・・・699 ・・・・・・・・276
9(新)・・レ・ミゼラブル・・・・・・・・・・・・・・5/13 ・・・・・・・・・・・4,911 ・・・・・・・・7,869・・・・・・・・・・106 ・・・・・・・・333
       :ザ・ステージド・コンサート
10(新)・・シー・フィーバー・・・・・・・・・・・5/13 ・・・・・・・・・・・4,353・・・・・・・・・7,124・・・・・・・・・・・62 ・・・・・・・・266
     ※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。

 新型コロナの状況が読みづらいこともあってか、2・3・6・8・10位と新登場が多いわりには観客数は足踏み状態です。
 2位「ザ・プラットフォーム」(仮)は、スペインの近未来SF&ホラー。舞台は<ザ・ピット>と呼ばれるタワー型の刑務所。上から下まで多くの階に分けられています。その数は何十、いや、それ以上? 各階に年齢・性別もさまざまな受刑者が2人ずつ住んでいます。物語はこの中だけで展開します。タイトルの<ザ・プラットフォーム>とは、上から下りてくる食事を乗せた台のこと。ところがそこに置かれている食料は上の階からどんどん食べられるので、下に行けば行くほど減少し、また残飯か、それよりひどい状態になっています。もしここで迷って手を出さずにいると、台はわずか2分間で下の階に下りていってしまいます。つまり、この建物はある意味例の「パラサイト」よりも直接的に格差社会を表現しているといえます。ここで生き残っていくためには上の階に昇るしかないわけですが・・・。トロント国際映画祭等で観客賞を受賞する等、注目のカルト作とのことです。韓国題は「더 플랫폼」。日本では3月からNetflixで配信されています。劇場公開は未定かな?
 3位「野生の呼び声」は、もちろんジャック・ロンドンの名作の実写映画化作品。日本公開でも2月28日公開されていますが、新型コロナ禍のため3月末以降は上映館も観客も非常に少ない状態で、現在は大分県中津市の1館のみ。7/3~ブルーレイ+DVDセット発売、6/17先行デジタル配信とのことです。(→コチラ。)
 6位「トムボーイ」は、2011年製作のフランスのドラマ。16年公開の「ぼくの名前はズッキーニ」の脚本を手掛けたセリーヌ・シアマ監督の作品です。新しく引っ越してきたミカエル(ゾエ・エラン)は青が好きで、サッカーの技術もすばらしく、短い髪もとてもよく似合っている男の子。・・・と思ったら本当の名前はロールという女の子だって!? 近所の子供たちの仲間に入りたくて男の子に扮したとは・・・。ところが、周りの子どもたちはすっかり男の子だと思い込み、リザ(ジャンヌ・ディソン)という女の子はミカエルに淡い恋心を抱いちゃったりして・・・。そこで正体を明かして簡単に笑って終わり、とはならないようなんですね・・・。なかなか言い出せないことはあるし、もしかして子供の世界にもトランスジェンダーの問題? 涙ぐましく美しく、眩しかった10歳の夏の秘密の物語です。韓国題は「톰보이」。日本では11年のフランス映画祭で上映されましたが、一般劇場公開はなく今に至っています。
 9位「レ・ミゼラブル:ザ・ステージド・コンサート」(仮)は、昨年ロンドン・イーストエンドを沸かせたミュージカルの実況版。ジャン・バルジャン役のアルフィー・ボー、ジャヴェール警部役のマイケル・ボールをはじめ定評のある歌手たちが観客を魅了します。韓国題は「레미제라블: 뮤지컬 콘서트」。日本公開は未定なのかな? 
※右画像は今日本で買えるチケット。8,870円か、うーむ・・・。なお、右の木版画の少女像は日本公演のポスター等々よく見るものですが、モトは顔だけでなく大きなホウキを持ったコゼットの姿で、詳しくは→コチラの記事あるいは→ウィキペディア参照。
 10位「シー・フィーバー」(仮)は、アイルランド・スウェーデン・ベルギー・イギリス合作のホラー。海洋生物の行動パターンを研究している女性科学者シヴォーン(ハーマイオニー・コーフィールド)は、実習のために漁船ニアム・チン=オワル号にジェラード船長(ダグレイ・スコット)夫妻等6人の乗組員と共に乗船します。より大きな収穫を得るために彼らは沿岸警備隊から警告を受けていたアクセス禁止水域に進入します。すると彼らの船は未知の、浅瀬のような物体に遭遇し行く手を阻まれます。そこで彼らは青緑色のスライムのような奇妙なものを発見、ダイビングギアを着装したシヴォーンが潜って見るとそれは網でも引き上げられないほどの巨大な生命体でした。また漂っていた別の船に乗り込んだ別の仲間たちはその船室内にいた人々の死を確認します。その後まもなく、乗組員の間で熱が広がり、1人また1人と死を迎えることになります・・・。韓国題は「씨 피버」。日本公開は未定のようです。もしかして配信で観られる?

【独立・芸術映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・・上映館数
1(2)・・エスケープ・フロム・プレトリア ・・・・5/06・・・・・・・・32,837・・・・・・・・・67,815・・・・・・・・・・593 ・・・・・・・529
2(1)・・レイニーデイ・イン・ニューヨーク ・・5/06・・・・・・・・13,138・・・・・・・・・73,954・・・・・・・・・・659 ・・・・・・・470
3(31)・・トムボーイ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/14・・・・・・・・・9,197・・・・・・・・・14,534・・・・・・・・・・130 ・・・・・・・361
4(3)・・さらば、わが愛/覇王別姫 ・・・・・1993/12/24・・・・・・・・・8,213・・・・・・・・・74,460・・・・・・・・・・666 ・・・・・・・301
5(4)・・私の青春はあなたのもの ・・・・・・・・・・4/29・・・・・・・・・4,011・・・・・・・・・80,871・・・・・・・・・・684 ・・・・・・・189

 3位「トムボーイ」が新登場ですが、これについては上述しました。
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韓国内の映画 週末の興行成績 [5月8日(金)~5月10日(日)]と、人気順位 ►「映画館、もうどうでもよくない? 単に惰性と老人の習慣と業界の利権なだけで。」という主張に衝撃

2020-05-13 20:14:52 | 韓国内の映画の人気ランク&興行成績

▸1週間前頃は、韓国では新型コロナもほぼ鎮静化とも思われ、6日(水)には政府が感染拡大に伴う外出や集会の規制を緩和したその矢先、8日(金)に梨泰院(イテウォン)のナイトクラブでの集団感染が判明との報道。100人を超える感染者が確認されたとか。復活するかにみえた劇場の週末観客動員数も逆に少し減ってしまいました。
 関連のニュースでちょっと驚いたのは、ナイトクラブの客等で連絡が取れていない2千人近くを追跡するために警察官8千人以上が動員され、クレジットカードや携帯電話提供のスマホ情報を利用するとか。CCTVもかな? そして何といっても、韓国には1968年の北朝鮮特殊部隊による青瓦台襲撃事件を契機に創設された住民登録番号制度があるからなー・・・。いつくものウェブ記事で書かれてぃるように、これが新型コロナ対策の重要なカギになっているようですが、日本人の中にそれを「うらやましい!」「みならうべきだ」という人はどれほどいるのでしょうか?
▸ただ、そこまでいかなくても日本もすでにかなりのレベルまで自分の個人情報がいつのまにかどこぞで蓄積されていますよね。・・・と思ったのは先週<Google Maps Timeline>というとこから初めてメールが届いたのですが、見るとこれまで私ヌルボが行った場所をポイントによっては画像まで付けて、実に詳細な地図をタイムラインに沿ってまとめられているではないですか?(←今頃知ったというのは遅すぎ??) そのポイントも近所の横浜(右画像)から全国、あるいは韓国まで。「うーむ」とうなって「俺のこと俺より知ってるグーグルは」などと川柳ができちゃいましたが、考えてみれば恐いことではあります。しかし世の中すでにそうなってしまってるわけで、Tカード等ならどこの店で何を買ったかもわかる(=知られる)し、図書館のカードでも(誰かがそうしようと思えば)その個人の読書傾向≒思想傾向もわかるというもの。90年以降のインターネットの普及と技術的進歩が世の中全体にもたらした(現在も進行中の)大変貌のすさまじさを前に、私ヌルボのような昭和老人は口あんぐりでたたずむばかりです。(近日内に例のウェブ会議もやらなならん[←徳島弁]し、気が重い・・・。)
 若い人たちはと見ると、先月、毎日新聞に「函館の高校2年生がコロナ感染経路の確認用アプリ開発、絶賛の声」と題した記事がありました。(→コチラ。) この加藤君、「個人情報保護にも配慮し、行動履歴を保存するのはアプリをダウンロードした端末のみ」とも。いやあ、たいしたもんだなー。

▸これも若い人の意見なのかどうか? 昨年7月、<はてな匿名ダイアリー>の中で「映画館というものに思い入れが無い。」と題した一文がありました。(→コチラ)。「劇場やライブハウスはわかるよ。1回性(その時、その場所でしか起こりえない)がある。でもさ、映画館、もうどうでもよくない? 単に惰性と老人の習慣と業界の利権なだけで。」ですと・・・。これについては昨年11月にも1度書きました。私ヌルボにとって不可欠な「紙の新聞」共々バッサリと、そしてアッサリと斬り捨てられています。映画について言えば、映画をDVDや配信等により家で観るのと映画館で観るのと2択ならそれぞれ何割の人が択ぶのでしょうね? もしかして、コロナ時代に入る前からすでに後者が相当多くなっていたのかもしれません。この2択以前に、「映画館で観ようにも近場に映画館がない」というのが全国的な状況だし・・・

▸映画関係の人等が家で観るならこの映画!といった記事を公開しています。私ヌルボもこの際20年ほど前に作成した<高校生に薦める映画>という日本映画・外国映画各120作品のリストを整理し直して公開するかなと作業に取りかかり始めましたが、最初からつまづきっぱなし。まあ、そのうち・・・って、これもいつになることやら・・・

         ★★★ NAVERの人気順位(5月12日現在上映中映画) ★★★

     【ネチズンによる順位】
       ※[記者・評論家による順位]とも、評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
        「初登場」とは、本ブログでの初登場の意。

①(2) モンマルトルのパパ(韓国)  9.50(115)
②(4) サンティアゴの白い杖(韓国)  9.45(22)
③(3) ライド・ライク・ア・ガール  9.40(134)
④(6) 祈りのちから  9.25(44)
⑤(7) ジョジョ・ラビット  9.16(1,295)
⑥(9) ネヴァー・ルック・アウェイ  9.14(122)
⑦(-) 大田[テジョン]ブルース(韓国)  9.06(18)
⑧(-) 燃え立つ若い女性の肖像  9.04(1,568)
⑨(-) 改葬(韓国)  9.01(82)
⑩(10) ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!  8.98(80)

 今回新登場の作品はありません。

     【記者・評論家による順位】

①(1) 燃え立つ若い女性の肖像  9.22(9)
②(2) パラサイト 半地下の家族[寄生虫](韓国)  9.06(16)
③(3) はちどり(韓国)  8.38(13)
④(4) ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語  8.00(10)
⑤(5) 1917 命をかけた伝令  7.67(9)
⑥(-) チェ 28歳の革命、チェ 39歳 別れの手紙  7.25(4)
⑦(7) ミッドサマー  7.20(10)
⑧(8) ジョジョ・ラビット  7.17(6)
⑨(9) チャンシルは福も多いね(韓国)  7.00(10)
⑩(10) 透明人間  7.00(2)

 今回新登場の作品はありません。なお、「チェ 28歳の革命」は、チェ・ゲバラの半生を描いたスペイン・米・仏合作の伝記映画「チェ」(2008)の第1部。日本では2009年に公開されています。

      ★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績5月8日(金)~5月10日(日) ★★★
           ウディ・アレン監督の新作(?)「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」が1位に

【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・上映館数
1(34)・・レイニーデイ・イン・ニューヨーク・・5/06・・・・・34,426 ・・・・・・・・46,730・・・・・・・・・・419・・・・・・・・563
2(1)・・トロールズ ミュージック★パワー・・4/29 ・・・・・30,883 ・・・・・・・・57,115・・・・・・・・・・435・・・・・・・・311
3(新)・・エスケープ・フロム・プレトリア ・・・5/06 ・・・・・18,827 ・・・・・・・・22,997・・・・・・・・・・200・・・・・・・・326
4(5)・・あの山を越えて韓国)・・・・・・・・・4/30 ・・・・・・・・・・16,034・・・・・・・・76,135・・・・・・・・・・568 ・・・・・・・・407
5(4)・・さらば、わが愛/覇王別姫・・1993/12/24・・・・・・・・14,640・・・・・・・・58,368・・・・・・・・・・523 ・・・・・・・・404
6(2)・・私の青春はあなたのもの ・・・・・4/29 ・・・・・・・・・・10,075・・・・・・・・71,222・・・・・・・・・・603 ・・・・・・・・350
7(3)・・ホテル・レイク(韓国)・・・・・・・・・4/29 ・・・・・・・・・・・8,716・・・・・・・・61,129・・・・・・・・・・517 ・・・・・・・・294
8(8)・・1917 命をかけた伝令・・・・・・・・・2/19 ・・・・・・・・・・・8,148・・・・・・・858,817 ・・・・・・・・7,767 ・・・・・・・・233
9(7)・・マイ・スパイ ・・・・・・・・・・・・・・・・4/29 ・・・・・・・・・・・7,420・・・・・・・・51,332・・・・・・・・・・439 ・・・・・・・・187
10(9)・・ラ・ラ・ランド・・・・・・・・・2016/12/07 ・・・・・・・・・・・5,754 ・・・・・3,728,010 ・・・・・・・30,784 ・・・・・・・・196
     ※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。

 冒頭に書いたように、ようやく映画界が活気を取り戻し始めたかに見えたところに梨泰院での新型コロナのクラスター発生。観客動員数もまた少し減ってしまいました。新登場も1・3位の2作品に止まっています。 
 1位「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」は、アメリカのロマンティック・コメディ。ウディ・アレン監督の新作、といっても撮影は2018年に製作されてはいたものの、その間彼による性的虐待(?)が問題化して本作の出演俳優たちがギャラを(セクハラに反対する)Time's Up基金に寄付したり、アメリカ国内での上映が(今も)できない状態が続いている中、昨年から外国での上映が始まったというものです。以下、物語。ジャズを愛するギャツビー(ティモシー・シャラメ)と映画にすっかりはまっているアシュレー(エル・ファニング)は大学生のカップル。アシュレーが学校の課題で有名な映画監督ローランド・ポラード(リーヴ・シュレイバー)にマンハッタンでインタビューする機会を得たことを利用して、2人はニューヨークでロマンチックな週末を過ごそうということに。生粋のニューヨーカーであるギャッツビーとしてはアリゾナ生まれのアシュレーにニューヨークをぜひ案内したいとの心づもりも。いろいろ周遊コースも考えていたのですが、計画通りに行かないのが世の常、まして映画となると・・・。あっという間に計画は狂い始め、思いもよらぬことが次々と起こるのでした・・・。韓国題は「레이니 데이 인 뉴욕」。日本公開は2020年夏とのことですが・・・。
 3位「エスケイプ・フロム・プレトリア」(仮)は、英・豪合作のサスペンス。物語の当事者のティム・ジェンキンによるノンフィクション「Inside Out: Escape from Pretoria Prison」の映画化作品です。プレトリアは南アフリカ共和国の首都。時代は1978年で、まだアパルトヘイトが制度化されていた頃です。ティム・ジェンキン(ダニエル・ラドクリフ)とスティーヴン・リー(ダニエル・ウェバー)はアパルトヘイト撤廃のパンフレットを頒布したため逮捕されて刑務所に収監されます。2人は同様に投獄された獄中の人々と親しくなり、集団脱獄を計画します。収監400日を超え準備が整った後、ティムたちは脱獄を試みます。ティムが密かに作っていた木製の複製の鍵を用いて。ところがくぐらなければならない鋼鉄製の扉だけでも15もあります。計画通りに行かないのが世の常です。韓国題は「프리즌 이스케이프(プリズン・エスケープ)」。日本公開は未定のようです。

【独立・芸術映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・・上映館数
1(12)・・レイニーデイ・イン・ニューヨーク・・5/06 ・・・・・・・34,426・・・・・・・・・46,730・・・・・・・・・・419 ・・・・・・・563
2(新)・・エスケープ・フロム・プレトリア・・・・5/06 ・・・・・・・18,827・・・・・・・・・22,997・・・・・・・・・・200 ・・・・・・・326
3(2)・・さらば、わが愛/覇王別姫 ・・・・・1993/12/24・・・・・・・・14,640・・・・・・・・・58,368・・・・・・・・・・523 ・・・・・・・404
4(1)・・私の青春はあなたのもの ・・・・・・・・・・4/29・・・・・・・・10,075・・・・・・・・・71,222・・・・・・・・・・603 ・・・・・・・350
5(新)・・REVENGE リベンジ・・・・・・・・・・・・5/06・・・・・・・・・2,380・・・・・・・・・・3,563・・・・・・・・・・・30 ・・・・・・・143

 1・2・5位の3作品が新登場です。
 1位「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」と2位「エスケープ・フロム・プレトリア」については上述しました。
 5位「REVENGE リベンジ」はフランスのアクション。日本では2018年公開されています。韓国題は「리벤지」です。
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韓国内の映画 週末の興行成績 [5月1日(金)~5月3日(日)]と、人気順位 ►新型コロナほぼ鎮静化とGW連休で韓国の映画館は新作が一斉に登場、復活の兆し

2020-05-06 13:32:17 | 韓国内の映画の人気ランク&興行成績
▸韓国のGW(←韓国では黄金連休)も日本とほとんど重なります。5月1日の勤労者の日(メーデー)は公休日(=祝祭日)だし、子どもの日(어린이날)も日本と同じ5日で休み。今年はこれに加え旧暦4月8日の釈迦誕生日が都合よく4月30日(木)になったため、連休期間が昨年より1日増えて6日間に。折よく新型コロナがほぼ鎮静化したため行楽地や娯楽施設等が久しぶりに賑わったとか。映画館も、4月29日から大手シネコンCGVの36劇場の営業再開等もあり、連休初日の4月30日には全国の観客動員数が合計106,912人で、3月14日以来1ヵ月半ぶりの1日10万人突破とか。その間、旧作の再上映で埋め合わせてきた各映画館にも新作がやっと登場してきました。
 一方日本はというとトホホ状態ですが、状況が悪化しなければ映画館や図書館等は開館へ・・・って、一体いつ頃になるのやら・・・。
▸月刊「ユリイカ」最新号(2020年5月号)は<韓国映画の最前線>特集で、その副題は「イ・チャンドンからキム・ボラまで」。キム・ボラは昨年の韓国映画界で独立映画系の大ヒット作で世界でも数多くの賞を受賞した「はちどり」の女性監督。私ヌルボも含めて期待していた日本公開がやっと5月に実現!と思ったのに、あーあ・・・となってしまって、ポスターそのまんまの表紙(右画像)も含めて「ユリイカ」もちょっとあてが外れた感はあるかも。しかし記事内容は充実してます。韓国映画オタクの皆さんは必読! 目次は→コチラ
 なお、「ユリイカ」のバックナンバーを見ると2001年11月号で<〈韓国映画〉の新時代>という特集を組んでいるのですね。その目次は→コチラ。ちょうど「シュリ」や「JSA」等により韓国映画への関心が一気に高まった頃です。四方田犬彦・野崎歓両先生が両号とも執筆されてます。四方田先生、2001年にも(週刊文春のGW号同様)金綺泳の記事。偏愛があるのかな?? 韓国映画ブーム以前の監督を1人挙げるなら林権澤監督だろうと私ヌルボは思うんですけどねー。四方田先生といえば、1年ほど前「週刊金曜日」で「金子文子と朴烈」<クッポン映画>と批判的に書き、案の定その後読者から反論の投稿が寄せられていましたが、今回の「ユリイカ」でも同じイ・ジュニク監督の「空と風と星の詩人 尹東柱の生涯」と共に<クッポン映画>であり、反日映画であると位置づけていますが、これも違和感を感じました。<クッポン>とは国家のクッとヒロポンのポンの合成語で、私ヌルボは反共を旨とした保守系の国策映画っぽい作品を指す7~8年前頃(?)の新語と思っていましたが、その後映画以外のジャンルについても用いられるようになったのですね。また保守系だけでなく進歩系関連でも、たとえば<左翼クッポン>のように使われたりもしています。しかし上記イ・ジュニク監督の両作品とも(一部疑問はあるが)史実をベースに金子文子や尹東柱といった個人の生き方に焦点を絞った低予算映画で、(観てませんが)「軍艦島」や「鳳梧洞戦闘」等々の観客の愛国心を鼓舞するような作品とは全然違うし、だからこそ日本でも多くの観客に受け入れられたのではないでしょうか? ※「金子文子と朴烈」について詳述している長崎大の森元斎先生の視点は対照的。
 何人もの人が書いていたことが、近年の作品が名もなき庶民といった個人にスポットを当てつつ、その時代や社会を描いているという点。なるほど、たしかに。日本映画大学のハン・トンヒョン先生はそれを「大きな物語」に対する「小さな物語」と表現し、「はちどり」と「スウィング・キッズ」について雑感( ?)を記していますが、「私が人生に求めているのは個としての自由」と仰る先生が「スウィング・キッズ」のベタさに号泣したのもわかりますが、例の(?)「ファッキングイデオロギー!」という同作のキーワードは、歴史事実としてはあり得ないのでは?と私ヌルボは思うわけです。あったならソモソモ朝鮮戦争という<民族相殘>は起こらなかっただろうし、第一イデオロギーなんて言葉を庶民が使ったかどうか?
 「ユリイカ」の特集で一番ためになったのは、ツイートでも書きましたが、映画作品についてだけでなく、制作から配給等の業界関係のいろんな記事。以前日韓の映画製作の比較について記事を書きましたが(→コチラ)、そこではほとんど書いてなかった日韓の公的助成金の多寡の差が意欲的な作品を生み出すか否かに大きく影響していることがわかり、認識を改めました。特に深田晃司・真利子哲也両監督の対談。ヌルボの先の記事では近年の日本映画のナサケナサは取り組む姿勢、つまり挑戦心が足りないと批判してるようでしたが、当たらなかったら莫大な借金を抱え込むようなリスクを冒してまではやれないよねー、やっぱり・・・。
 その他、巻末の作品ガイドや韓国映画のキーパーソンのリストも含めて大いに読み応えがありました。

         ★★★ NAVERの人気順位(5月5日現在上映中映画) ★★★

     【ネチズンによる順位】
       ※[記者・評論家による順位]とも、評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
        「初登場」とは、本ブログでの初登場の意。

①(2) フォードvsフェラーリ  9.50(7,997)
②(-) モンマルトルのパパ(韓国)  9.50(114)
③(3) ライド・ライク・ア・ガール  9.45(119)
④(4) サンティアゴの白い杖(韓国)  9.43(21)
⑤(5) 映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!  9.28(203)
⑥(8) 祈りのちから  9.21(42)
⑦(6) ジョジョ・ラビット  9.16(1,274)
⑧(7) ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形(日本)  9.15(231)
⑨(9) ネヴァー・ルック・アウェイ  9.12(120)
⑩(-)ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!  9.08(77)

 今回新登場の作品はありません。

     【記者・評論家による順位】

①(1) 燃え立つ若い女性の肖像  9.22(9)
②(2) パラサイト 半地下の家族[寄生虫](韓国)  9.06(16)
③(3) はちどり(韓国)  8.38(13)
④(4) ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語  8.00(10)
⑤(6) 1917 命をかけた伝令  7.67(9)
⑥(7) フォードvsフェラーリ  7.63(8)
⑦(8) ミッドサマー  7.20(10)
⑧(9) ジョジョ・ラビット  7.17(6)
⑨(10) チャンシルは福も多いね(韓国)  7.00(10)
⑩(-) 透明人間  7.00(2)

 今回新登場の作品はありません。

      ★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績5月1日(金)~5月3日(日) ★★★
           「トロールズ ミュージック★パワー」以下、久しぶりに新作が3位まで占める

【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・上映館数
1(132)・・トロールズ ミュージック★パワー・・4/29 ・・・30,883・・・・・・・・57,115・・・・・・・・・・435・・・・・・・・311
2(新)・・私の青春はあなたのもの ・・・・4/29 ・・・・・・・・・・22,692・・・・・・・・42,257・・・・・・・・・・351・・・・・・・・533
3(53)・・ホテル・レイク(韓国)・・・・・・・・4/29 ・・・・・・・・・・20,121 ・・・・・・・・37,053・・・・・・・・・・309・・・・・・・・461
4(48)・・さらば、わが愛/覇王別姫・・1993/12/24・・・・・・・19,643・・・・・・・・23,853・・・・・・・・・・221 ・・・・・・・・397
5(31)・・あの山を越えて韓国)・・・・・・・・4/30 ・・・・・・・・・・18,030・・・・・・・・40,459・・・・・・・・・・289 ・・・・・・・・468
6(再)・・アベンジャーズ/エンドゲーム・・2019/4/24 ・・17,046 ・・・・13,967,427 ・・・・・・122,419 ・・・・・・・・479
7(新)・・マイ・スパイ ・・・・・・・・・・・・・・・4/29 ・・・・・・・・・・15,941・・・・・・・・29,957・・・・・・・・・・248 ・・・・・・・・240
8(2)・・1917 命をかけた伝令・・・・・・・・・2/19 ・・・・・・・・・・14,197・・・・・・・839,436 ・・・・・・・・7,596 ・・・・・・・・332
9(1)・・ラ・ラ・ランド・・・・・・・・・・2016/12/07 ・・・・・・・・・・10,254 ・・・・・3,713,307 ・・・・・・・30,709 ・・・・・・・・295
10(再)・・アベンジャーズ・・・・・・・2018/4/25 ・・・・・・・・・・・7,334 ・・・・11,229,225 ・・・・・・100,052・・・・・・・・・364
       /インフィニティ・ウォー
     ※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。

 冒頭に書いたように、GWと新型コロナ鎮静化が重なってようやく映画界が活気を取り戻し始めました。
 1位「トロールズ ミュージック★パワー」は、日本では劇場公開はなくDVD等のみだったアメリカのドリームワークスによる3Dアニメ「トロールズ」(2016)の続編。歌と踊りを楽しみながら平和な日々を送っていた妖精トロールのポピーやブランチ、そして仲間たち。ある日彼らのもとにロック族の女王バーブから手紙が届きます。そこにはトロールの世界がポピーたちのポップ村以外にもさまざまなルックスと歌を持った5つのトロール村が存在していたということが書かれていました。ところが皆と友だちになって楽しく過ごしたいというポピーとは違って、バーブはロック以外のすべての音楽をなくすため他のトロール村を破壊し始めます。ポピーは危機に陥ったトロールの世界を救うために友人たちと危険な冒険に出ることになりますが・・・。韓国題は「트롤: 월드 투어」。日本公開は2020年10月です。
 2位「私の青春はあなたのもの」(仮)は、台湾の青春恋愛物。模範生のパンウィッカー(ソン・ウェイロン[宋威龍])と、ただ彼にとってだけ光って見えるリンリン(ビビアン・ソン[宋芸樺])の2人が、子供の頃の近所の友だちから恋人になるまでの甘ずっぱい余情を盛り込んだロマンス一代記です。韓国題は「나의 청춘은 너의 것」。日本公開は未定のようです。ある記事によればビビアンは韓国では<中国語青春映画の女神>と称されているとか。
 3位「ホテル・レイク」は韓国のホラー。ユミ(イ・セヨン)は妹のジユ(パク・ソイ)を預けるためにホテルレイクを訪れます。ホテルレイクの女性社長キョンソン(パク・ジヨン)は2人の姉妹を家族のように迎えますが、ただ1人のメイド、イェリン(パク・ヒョジュ)は奇妙なことを口にします。「ホテルレイクでは、絶対上を見上げないこと、絶対に1人で歩き回らないこと、絶対405号室に入らないこと・・・」。昔話のように、タブーは破られるためにあります・・・。原題は「호텔 레이크」です。
 5位「あの山を越えて」は、1970~80年代の朴正熙・全斗煥による独裁政権時代、警官隊に追われた学生を明洞大聖堂に匿ったり等々、人権の守護者として多くの韓国の人々の心の支えとなった金寿煥(キム・スファン)枢機卿(1922~2009)の少年時代の物語です。「私の心の畑の特別な種を育てたのは家族の愛だった」。日本の統治期の1928年、世界で最も愛する母親(イ・ハンナ)と病気の父親(アン・ネジャン)のために神父よりも高麗人参の商人になりたかった7歳の少年スファン(イ・ギョンフン)は自分の心の畑に植えられた信仰の種を育てながらあの山の向こうにある故郷を訪ねて行きます・・・。原題は「저 산 너머」です。
 7位「マイ・スパイ」は、アメリカのアクション&コメディ。日本ではすでに1月31日公開されています。韓国題は「마이 스파이」です。
 4位「さらば、わが愛/覇王別姫」は、もちろん中国映画の名作の再上映。もう30年近く経つのか・・・。韓国題は「패왕별희 디 오리지널」です。
 6・10位のアベンジャーズシリーズの2作品は最近の作品なので説明は省きます。韓国題はそれぞれ「어벤져스: 엔드게임」、「어벤져스: 인피니티 워」です。

【独立・芸術映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・・上映館数
1(新)・・私の青春はあなたのもの・・・・・・・・・4/29 ・・・・・・・22,692・・・・・・・・・42,257・・・・・・・・・・351 ・・・・・・・533
2(21)・・さらば、わが愛/覇王別姫 ・・・1993/12/24・・・・・・・・19,643・・・・・・・・・23,853・・・・・・・・・・221 ・・・・・・・397
3(再)・・ローマの休日・・・・・・・・・・・・・・1955/9/30・・・・・・・・・2,360・・・・・・・・・19,000・・・・・・・・・・・67 ・・・・・・・・55
4(再)・・ティファニーで朝食を・・・・・1962/10/01・・・・・・・・・1,462・・・・・・・・・23,613・・・・・・・・・・・97 ・・・・・・・・47
5(2)・・幽霊船(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4/15・・・・・・・・・1,304・・・・・・・・・19,642・・・・・・・・・・172 ・・・・・・・117

 1位「私の青春はあなたのもの」と2位「さらば、わが愛/覇王別姫」については上述しました。
 3位「ローマの休日」と」と4位「ティファニーで朝食を」は言うまでもなくオードリー・ヘプバーン主演の名作。韓国題は前者が「로마의 휴일」、後者が「티파니에서 아침을」です。
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