ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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ソウル近郊・富川市内で延伸工事中の地下鉄7号線と、「野人時代」スタジオのこと

2010-11-19 17:09:08 | 韓国の時事関係(政治・経済・社会等)
 9月のソウル旅行については、これまでタラタラと記事にしてきました。その中で、ソウル近郊の富川のミュージアム漫画奎章閣富川教育博物館についてはすでに書きましたが、事前から行くつもりだったファンタスティックスタジオ(「野人時代」スタジオ)については書いていません。
 ミュージアム漫画奎章閣に隣接していているので、当然「さあ、こんどは和信百貨店のセットや京城の市電を見るぞ!」と意気込んで入口までは行ったのですが、なななななんと! 「台風コンパスによる破損点検のため本日は休館」との表示が出ているではないですか! なんという不運。よりによって(하필.何必)、私ヌルボが遠路はるばる来たという日に・・・、と言ってもせんかたなし(어쩔 수 없다)、涙を飲んで帰りましたよ。・・・というわけで記事にしようがなかったのです、とほほ。
 次に来る時には、地下鉄7号線ができているでしょうから、もう少しラクに行かれるでしょう。

  
     【真ん前まで行ったのに入れなかったファンタスティクスタジオ。】


 ・・・と実は例によってここまでが長~い前セツ。
 今日(11月9日)の「毎日新聞」国際面は大きな記事が3本だけで、そのすべてが韓国関係でした。
 見出しは次の通りで、それぞれリンク先で記事を読むことができます。


「李朝の図書 144年ぶり帰国」
「ソウルで日本アニメ映画紹介」
「日本の技術者 韓国に活路」

 この中で、「日本の技術者 韓国に活路」を読んでみると、横浜市の京浜開発工業という会社に所属する4人の技術者が富川の地下鉄7号線の工事現場でシールド工法の専門家として働いているとのこと。日本国内での市場縮小もあって同社は海外に活路を求め、01年の光州市の地下鉄工事を受注し、以降釜山の地下鉄も請け負ったとか。
 記事によると4人のうち2人は地元女性と結婚。その1人のWさんは子供が生まれたばかりだそうです。
 ヌルボのようにはるばる物見遊山で富川に行く日本人もいれば、こういう方たちもいらっしゃるんですねー。
 富川市は川崎市と姉妹都市ということで、高校生たちの交流も以前から行われています。
 こういうふうにして、いろんな人の人生が新たに織りなされてゆき、また巨視的にも両国間の関係が徐々に深まっていくんだなー等々、ちょっと感懐に耽ったりした次第です。

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