goo blog サービス終了のお知らせ 

裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽、人生を味わい尽くそうとする達人を目指す男の日常生活の記録

 

体力回復のため雄国山に登る

2024年05月08日 | 歩く・登る

9時過ぎヴァンブラン I氏から一切経、鎌沼、魔女の瞳の山行の誘いを受ける、

気分転換の必要を感じていたベストタイミング、すぐさま同行させてもらうことに。

10日金曜日、時間がない、体力低下甚だしい今、ご迷惑をかけるのではないか?

体力回復を図るため近くの山、雄国山に登ることに、10時過ぎには家を出る。

ブナの新緑の美しさ、山道を埋めるニリンソウ、サンカヨウに出会えた小さな感動、

山頂付近では急激にガス、視界がなくなる、雲間から一瞬会津盆地越しに飯豊山、

間もなく雄国はレンゲツツジの季節を迎える。

およそ4時間近くのランブリングは体力、精神力回復の効果があった、と思う。

5月7日

小雨、滅入る、いやいや妻名義の預金の相続手続きのため、

役所に自身の印鑑証明を取りに行く。

全く気が進まず、気分は最悪、申請書類の文字は果たして読めるのかと思うほど酷い。

息子たちの書類はすでに手元にあり、すべて揃った、銀行に行き相続申請、

亡き妻の預金通帳はパンチが打たれ、今までご利用いただき・・・見る気にもならない。

これでまた妻の存在記録が消えてしまった、窓口担当者がなにか言っている、が、

頭に入らない、聴く気にならない、ボケ老人そのもの、一日最悪の鬱状態、

いずれやらなければならないのだから・・・

コメント

イエローフォール まさか遭難?

2024年03月03日 | 歩く・登る

イエローフォール に行く。

備忘録、自身のブログを検索すると2020年2月以来と分かった。

時の流れの速さ驚くべき、それだけ歳を重ね、自身の肉体が衰えていたということ。

日曜日、入山者が多いだろうと高をくくってスノーシューを車には積んだが持って登らなかったこと、

せっかくモバイルバッテリーを持参し、登山用ナビをフル活用しようとしたが、

手袋をその都度脱ぎ、スマホをポケットから取り出すことを怠たったこと。

怠慢がもたらした事態、強風、ブリザード、消えるトレイル、

ようやくたどた道、デポされたスキー発見、櫛ケ峰岸壁を登る登山者のトレイルと判明、

降りてきた単独登山者、イエローホールはもっと右ですよ、これは私のトレイル、

疲れ切った私を見て大丈夫ですか?

昼はとっくに過ぎている、まずは落ち着こう、雪に体を投げだし、

おにぎりを食べ、テルモスのお茶を飲む。イエローホールは諦め、

ナビを立ち上げ、画面の指示に従う、夏道を辿る。

膝を超えるラッセル、時として股まで、疲れ果てる、

恐れていた足のツリ、腰まで、歩くことできず倒れ込む

回復を待つ、ザックを下ろし水分補給にも苦労、

ザックポケットのあった古い塩飴発見、2,3粒嚙み砕き食べる、時刻は15時、

リフトが間もなく止まる、ビバーク?こんなところで遭難?頭をよぎる。

何とか歩けるようになる、15時30分リフト乗り場着、

5時間半近く、雪の中をさまよい歩いたことになる。

歳を考え、これからは決して大口を叩くまい、いい勉強になった。

コメント

五色沼の森 悲惨な倒木・・・

2024年02月25日 | 歩く・登る

少なくとも三日に一度は外出する、独居老人、籠らない、と決めている、

今日は五色沼の森を歩く。11月下旬の重い雪の被害、

葉を落とさないアカマツの倒木の酷さに驚く。

枝に積もった重い雪、その重さは数トン以上だろう。

通行の邪魔にならない程度の処理はできても、

国立公園法によって根本からの伐採はできない?

残念ながら当分アカマツの無残な姿は残されてしまうと思われる。

昼飯、晩飯、どうするか?冷蔵庫にたしか「うどん」があった、

昼は焼うどん、夜は先日作った冷凍したグラタン、そしてサラダ、

歩きながらつまらぬことを考えている。

帰りにコンビニに立ち寄り、キュウリ、ベーコン、卵買う。

賞味期限ぎりぎりの「うどん」10数分で出来上がった焼うどん、

妻の作ってくれた三国一風にはほど遠い味。

一時期、当時日本唯一超高層ビル立ち並ぶ新宿営業所にいた、

彼女は私の得意先のOL、私たちはそこで知りあった、

三国一という「うどん屋」で彼女も時々焼うどんを食べていた、私も数度食べたことがある。

新宿でのデートはない、ただ一度「三国一」の静かな二階で「うどんすき」を食べ、酒を飲んだ、

そして彼女の奢りだたと言うつまらない記憶も・・・

コメント

雄国沼 久しぶり山道を歩く

2023年10月11日 | 歩く・登る

昨年7月の白馬を登って以来か、1年以上時が過ぎてしまった。

近頃、急激な自身の体力、気力の衰え、老醜を意識することしばしば、

老いさらばえるのはまだ早い。

幸い、頭、聴、視覚、足腰は衰えたといえ、なんとか無事、

足、腰を再び鍛え直そう思い続けていた。

今日突然、手始めに雄国沼いってみようという気になり、11時すぎ家を出る。

コンビニで昼食、飲み物を買い、雄子沢登り口へ、ブナの森の美しさの他、

さしたる感動なく、早足で往復2時間半近く、山道を黙々とただただ歩く。

疲れることなく歩けた自信、近いうちに磐梯山に登ってみようと思う。

見間違えでなければ大変ショック、

帰路、あのブナの巨樹、ブナ太郎が枯れてしまっていることを発見

間違いであってほしい。

(帰宅後、村の観光課に問い合わせたところ、早速少し生き残っているが、

もはや枯れるのは時間の問題、との連絡をいただいた)

生者必滅 盛者必衰・・・世の常。

 

コメント

久しぶり 五色沼の森を歩く

2023年07月31日 | 歩く・登る

昼食後、急に五色沼遊歩道 を歩こうかと、

この頃何故か歩く気分になれない、老いは足から、このままではマズイ、

気分一新、姿勢を正し、できるだけ早足で歩く、森の中は涼しく、

汗はほとんどかかない、青沼でUターン。

スマートウオッチに残った記録、1時間17分、5、5km、7900歩、

近いうちに早朝、磐梯山にでも登ってみようかと思う。

コメント

白河の関 スプリング・エフェメラルに出会に

2023年04月03日 | 歩く・登る

急遽、「白河の関」に向かう、無論スプリング・エフェメラルに出会うために。

梅の香漂う野辺には満開のカタクリ、キクザキイチリンソウ、ニリンソウ、アズマイチゲの絨毯、

そして白河の関、能因法師の歌碑、

今年も出会えた、ああ、この悦び・・・

「都をば 霞とともに 立ちしかど 秋風ぞ吹く 白河の関」   
 
(とても好きな歌、陸奥へ遊行する、と皆の前で語した能因法師、だが実はなぜかそのまま京に身を隠して日焼け、
 
さも長旅をしてきたような黒々とした体で詠んだ、という興ざめなエピソードがある)
 

コメント

久しぶりの散策

2023年03月20日 | 歩く・登る

天気が底抜けにいい、久しぶりに五色沼の森を「みどろ沼」まで歩く。

この冬は全くと言っていいほど自然の中を歩かなかった、歩く気分にならなかった。

何故だろう、自身に問う?

体力の衰え、それもあろう、が、主原因は精神力、気力の衰えが正解。

残り少ない健康寿命、ここで朽ち果てるのは早すぎる、

磐梯山そして駐車場越し、遠くに見える西大嶺、西吾妻山にも登り、

初夏の北アルプスの峰に立つ夢を今年も持ってしっかり気力を奮い立たそう、

と思う。

コメント

厳寒 雪の晴れ間の散歩

2023年01月31日 | 歩く・登る

真冬日がずっと続いている。

この頃、雪の中の散策、何故か気が進まない、歳のせいだけではあるまい。

雪雲切れ、青空、意を決して外に飛び出る。

村道から見る我が家は除雪された高い雪の山でほんのわずか見えるだけ。

秋元湖周辺を1時間ほど歩く、上空を鳴きながら飛ぶ白鳥の家族、遠くの開氷面に着水、

吹き抜ける北西の強風によろけながら、泳ぎ回る白鳥たちをしばらく眺める。

今度敢えて激しく雪の吹き荒ぶ厳しい中を歩いてみようか、と思ったりしている。

コメント

スノーキャンピング

2023年01月06日 | 歩く・登る

天気が良い、郡山に買い物、街に下る。

帰路、飛沫氷でも見ようかと猪苗代湖天神浜に立ち寄る。

今、流行りのスノーキャンピング・テント数張り、テントには煙突が立つ、

おそらくテントの中には薪ストーブやソファなどが用意され、

快適なアウトドア・ライフ?が過ごせる空間が用意されているのだろう。

キャンピングスタイルいろいろ、大いに結構なこと、と思う、

だが・・・

アウトドア・ライフとは(今や死語)なんだろうか?

最近、TVで「ヒロシのぼっちキャンプ」をよく観る、

あの拙さ、反面、快適さを求めるだけでない頑な「こだわり」が気に入っている。

昔の山岳キャンピングとの比較、意味合いは全くないもののスノーキャンピングは厳しさ、

辛さを克服、これを楽しみに変える、これも必要な要素、と昔人は考える。

コメント

白馬岳 最愛のリーベ Ⅱ

2022年08月03日 | 歩く・登る

白馬岳という山になぜこれほど引き込まれるのか、学生時代、社会人、

そして老人になってからも3度、登り続けたか?今や明確に登った記憶をたどることはできない。

記憶を蘇らす手助けは奇跡的に手元に残ったこのガイドブックと、学生時代のアルバムの数葉の写真だけ、

社会人になってからは毎年訪れたにもかわらずエクタクローム、(スライド用として撮影)

すべて散逸、記録は全く残っていない。初めて白馬、北アルプスに登ったのはこの本を手にし、1963年7月、

大雪渓、白馬大池、蓮華温泉のコースであった、翌年後立山縦走、その後数度訪れたが、白馬の虜になったのは

1966年(昭和41年7月)就職先が決まり、すでに合宿で剣岳に行っている連中に合流しようと唐松岳から

祖母谷に降り(南越)、剣岳からやってくる仲間を待ち構え、2日後に出会い、祖母谷で一泊共に楽しく過ごす。

残った燃料、食料等譲り受け、翌日清水下り(祖母谷温泉から白馬岳に登るコース)に向かうも途中、

重荷を背負った私は空身同然の仲間についていけず、バテ、避難小屋跡で一泊、白馬に向かう仲間と別れる。

白馬で2泊、白馬岳周辺,清水岳、旭岳の花々を求め歩き回り、清水岳で白花コマクサの初めての出会に感激。

白馬から初めて雪倉岳、朝日岳に向かう、旭岳鞍部からダイレクトに長池を目指す、道なき違法ルート、

そこは正に花々咲き乱れる天国のような世界だった。

鉢ヶ岳、雪倉岳、そして朝日岳、降った朝日平の霧の中から聞こえる歌声、

突然現れた主は草原に座って手帳に何かを書いていた若い女性一人、自然、互いに「こんにちわ」

それ以外交わした言葉の記憶はない。日本海に沈む夕日、そして漁火、朝日小屋泊まりの人たち数人、

その美しい風景に魅入っている、私は遠くからその中に先ほどの女性の存在を確認。

朝日平に2泊して蓮華温泉に降った。翌日、食料もまだ十分ある、テントを張ったままにして、

空身で白馬大池に行く。そこで不思議な邂逅、あの女性と、通常の日程であれば出会こともないし、

出会ってすぐに互いに確認出来るはずもない、と今も思う。

下山を共にし、蓮華温泉のテント(10分ほど離れた場所にある)の撤収も手伝ってくれ、

バスで平岩駅まで一緒した。

4時間以上、交わした言葉のほとんど全て記憶にない。彼女は糸魚川、私は松本、行き先が逆、

平岩駅売店でコーラ(クラウン)を買って彼女に渡した時、発した言葉「わー冷たい」

そんなつまらぬことを今でも鮮明に覚えている、彼女の名前さえ聞いていないのに・・・

白馬岳には複合的に絡み合った思い出、記憶がぎっしり詰まっている。

数日前、NHK、小さな旅で「朝日岳」を観た。

4年前、数十年ぶりに朝日岳小屋に泊まったのはまだシーズン前、

白馬大池、白馬 雪倉、朝日のコースを歩いた老人2人、70歳、73歳の私2人だけ、

「名物女性主人」が前泊の白馬山荘との衛星電話のやり取りの声が2階にいる私に聞こえる。

「73歳が先に到着している」と。

おそらく白馬岳、今回が最後だろう、自身の人生の終点はすぐそこ、だが、これだけはわかっている。

八木一郎の序文のように・・・

「俺が死んでも この縦走路は残る 限りある心のきわみをこえて

この縦走路は残る」 

1966年7月

コメント

白馬岳 最愛のリーベ

2022年07月31日 | 歩く・登る

これが最後だろう、白馬岳に行く。

28日は蓮華温泉に一泊、白馬大池を経由、白馬岳にそして同じコースで下山。

思わぬコロナの影響で白馬山荘に泊まることができず、村営小屋になんとか宿泊。

翌朝、御来迎を、と柄にもなく4時すぎ小屋を後にした、が、

山頂直下、ヘッドランプを外して気がついた。メガネを忘れてきてしまったことを。

また下山、小屋に引き返す。ああ、御来迎はどうでもいいが1時間以上の体力的ロス、この老体に・・・

白馬岳、最愛のリーベ、再会はもうないだろう。

天気に恵まれ、なんとか人様にご迷惑かけることなく、無事歩き通すことができた、全てに感謝。

(カメラは持参せず、撮影はすべてiPhone、白馬岳周辺の深い思い出、追って語ろうかと思う)

コメント

安達太良山に

2022年07月10日 | 歩く・登る

昨日薪割りしながらふと考えた、安達太良山に登ろうかと、

疲れもある、が、朝食後8時半その気になり家を出て沼尻に向かう。

さすが日曜、沼尻登山口の駐車場には20台近くの車、

登り慣れた道、新たな発見は少ないがそれなりの喜びはあった。

天気、曇り 晴れ 遠雷 雨ぱらつき、道滑りやすい場所有り。

沼尻の田村旅館、倒産?と聞いていたが多くの宿泊客、入浴客の車有り、うれしいこと。

スマートウオッチの記録、走行距離、9.8km、13、200ステップ、活動時間 5時間40分。

コメント

磐梯山登山

2022年05月07日 | 歩く・登る

天気がいい。八方台から磐梯山登山。連休土曜日、できるだけ混雑を避けるため6時30分登山開始。

残雪、ブナの芽吹きの新緑、残雪、そして青空、最高の登山日和の下、9時10分山頂に無事到着。

複雑な思いでいつもより長時間、山頂から360°の風景を楽しむ。

5月4日

毎年楽しい時間を頂いていた佐渡のM氏ご家族、ご近所にお泊まりになり、夕食後、お酒を飲みにお越しになる。

短い時間ではあったが本当に楽しい時間ありがとうございました。心より御礼申し上げます。

5月4、5日

次男の嫁、孫娘2人、そして犬のココ来。

長期連休とは言えそれぞれが車の免許取得、部活等等忙しくなりジジ、ババに長日付き合ってくれない。

それでも気持ち良い五月晴れの下、

美術館、毘沙門沼散策、ボート遊び、恒例のユートピアデッキで長時間のBBQなど心ゆくまで楽しんだ2日間。

 

コメント

桃源郷 今年も彷徨う

2022年04月08日 | 歩く・登る

花見山に行く。

今年はシャトルバスが利用できたので3時間ほどいつもは行かない急坂な丘陵地を歩く。

花見山で初めて野ウサギ跳ね回るカタクリ咲き乱れる小道に出会う。

新たなる感動、ここには完璧とも思える里山の美の世界があった。

コメント

コンビニまで散歩

2022年04月05日 | 歩く・登る

曇天、だが風なく暖か。

家の中にいつまでもぐずっているのは精神、体、ともによろしくない。

妻を誘って近くのコンビニまで1時間半ほどのブラブラ歩き。

コンビニで喜多方ラーメンの名店「喜一」の土産用ラーメン、その他。

帰り道、毘沙門沼に立ち寄る。人影なく実に静か。

昼食は早速ラーメン、土産用ではまずまずのお味、チャーシューが是非欲しいところ。

コメント