裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

今年の足慣らし 鎌沼へ

2021年05月31日 | 歩く・登る

今年も薪を運んでくれた西会津森林組合の方にコーヒーを飲みながら伺った飯豊山の展望台と言われる、名山、鏡山に登ってみたい。

その鏡山は残雪の多い山、数日前に山開きしたばかり。足ならしのつもりで鎌沼に行く。

家から数時間で手軽に行くことのできる鎌沼、いついっても期待を裏切られることはない。

釜沼の美しさ、静けさ、だが何よりもいつも持参し、食べる「おにぎり」の美味しさ、これに勝るものはない。

花花、芽吹いたばかり、チングルマの時期には早すぎた、が、開花したばかりのサンカヨウにこの山で初めて出会へた悦び。

 

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草刈り 芝刈りに一日

2021年05月30日 | Gardening

2週間ぶり、草刈り、芝刈りに一日。

新緑、芝刈り機で刈った芝生の新鮮爽快な刈り跡、気分がいい。

賑やかな、騒がしいバラが咲き出す前の、

この穏やかな、心休まる緑の庭を心から愛す。

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まさか ウスバシロチョウ舞う

2021年05月29日 | 庭の野鳥・野生動物・昆虫

曇天、そして晴れ、天気がはっきりしない。

気の乗らないまま庭に出る。雲間から太陽がでる。裏庭に白い蝶がゆったり舞っている。

まさか、飛び方からウスバシロチョウか、まさかの思いでカメラを持って蝶を追う。

数分飛び続け、なかなか止まってくれない。が、やっとシャッターチャンスを与えてくれる。

間違いなくそれはウスバシロチョウ、こんなに早く我が庭で出会えるなど夢にも思わなかった。

ウスバシロチョウは他のアゲハ蝶と違い、年一度だけ春に出現する生態系の特異な蝶、

昨年、食草とするムラサキケマンを数株確認していたがそれ食べ、出現したもの、と考えたい。

今年は数十株のムラサキケマンの茂みが庭に存在する。

来春数十頭のウスバシロチョウ飛び交う庭が実現することを心より願う。

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ナナカマド  閑話休題 人生を思う時

2021年05月28日 | 飲む 食べる

裏庭のコナシの木のそばのナナカマドが花盛り。樹高は4メートルに近い。

随分大きくなった。これもおそらく野鳥が運んだ種が発芽し、成長したものだろう。

ただ残念なことに日当たりも十分、美しい樹形、白い花もきれい、実も沢山実るのだが、秋、美しく紅葉しない。

高山で見るような見事に赤く紅葉したナナカマドが見たいのだが、一度も美しく紅葉したことがない。

標高の低い猪苗代の街路樹のナナカマドが見事に紅葉するのになぜ、木の性質なのだろうか?

解らない。

入浴、美味しい夕食、ついつい今日はビール2本。

固定電話を光にしたため、業者がアナログ回線使用のガスメーター交換、バーカウンター裏にある電話回線収納ボックスを開けるため、

酒棚の取り外し、酒瓶を数十本移動した。そして見つけた忘れていたRon Zacapa、父の日の子供たちから送ってもらったラム。

暗い星の光ない夜空、川音の響くユートピアデッキ、ランプを灯してそれを飲む。ああ、まりの旨さ、香りに改めて驚く。

当然飲み比べたくなるコニャック、亡き義兄の遺品の古きHennessyXO、いやいやそれらに絶対負けたくない愛飲のザ・グレンリベット、

それもシングル・カスクのGLENLIVET,ここでの飲み比べ、勝負を語るのはよす。

ランプの灯りの下、我々の人生、もう、まだ、の思いが常に意識下で動く、悲しいことだ。

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玉切り 開始

2021年05月26日 | 薪ストーブ

テスト玉切り、1時間。

今年も中屋善兵衛商店で目立てしてもらったソーの切れ味の良いこと。

数日で玉切りが完了してしまう気分になる。

梅雨入り前に今年の薪作りを全て終わらせたい。

庭ではコナシ満開。種々のゲラニウム咲き始める。

今日は満開のコナシと庭中にこぼれ種で増え咲くメイフラワー(Geranium sylvaticum Mayflower)の美しい青を。

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アプローチの洗浄

2021年05月25日 | Gardening

晴れ。

気になっていたエントランスのレンガ、アプローチのインターロッキング・ブロックの洗浄。

ケルヒャーを使っての洗浄は綺麗になるものの時間がかかる上、跳ねかえる泥水をあび、顔まで泥だらけ、

気分のいい仕事でない。30年前、オープンした時から全館土足仕様の建物、で敷石は必須だった。

急遽、地元業者にお願いした。

小型トラックがエントランスまで入れるよう施工したインターロッキング・ブロックのアプローチは縁石を含め、

全く気に入らない。当時、家の設計、デザイナーに助言を求めなかたことに今でも悔いが残る。

だが、先立つものがないので今現在もそのまま。せいぜい目地の雑草、汚れだけは綺麗にとおもう。

清掃で綺麗になった目地に雑草、コケの生えないよう手抜き、モルタルを入れることにする。

庭の早咲きの草花咲き始める。今日は銅葉のゲラニウムなどあまり注目されないかわいそうな草花を。

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雨の林の中で

2021年05月23日 | 庭に咲く草花

今日も朝から梅雨のような雨降り。

夕食は久しぶりに天ぷらにしようか、早くも朝から夕食の話。

山菜も、というわけで傘をさし、林の中にコシアブラを見に入る、が既にどの木も食べごろを過ぎている。

足元の草花、一面のチゴユリは早、盛りを過ぎ、ベニバナイチヤクソウの花ざかり。

傘を持ってのいい加減なピンボケ撮影、雨の林はユキザサ、ギンラン、クルバナソウ、チゴユリの白い花花。

草原のウドはだべ頃、夕方食べる直前に採取しよう。

毎年山菜は数度しか食べない。今春も庭のコシアブラ、ウド、ワラビ一回。

コシアブラは未だ市場ではセシウム基準値オーバーで出荷制限がかかっているという。

いずれにせよ山菜の食べ過ぎは体によくない、とよく言われていることのよう。

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昨日晴れ 新潟二宮家の庭園 そして今日 雨 我が家のコナシ

2021年05月21日 | 庭に咲く草花

晴れた昨日、新潟の九代続く名家、バラ園のシーズンのみ一般公開される二宮家のオープンガーデンに行く。

さすが長い歴史を感じる名園、日本庭園の素晴らしさ、感動する。

帰路、新津フラワーランドに立ち寄りバイカウツギ、ヘリオトロープの苗木を購入したり高速使用せず、

新緑萌える一般道をゆっくり家路につく。

予報通り、梅雨のような小雨の一日。自室の窓の正面にコナシの木が見える。距離があるので望遠鏡で花の様子を見る。

すごいつぼみ、開花間近。傘をさし、木のそばに行く。数日後には咲きはじめるだろう。

下草刈りをした時に気付いたのだが、日当たりの悪い奥のコナシ周辺に5,6本の2m近くの実生苗が生えていた。

移植に都合のいい小雨の日が続く予報、チャンス、小雨気にせず日当たりの良い自室窓近くに枝を整理し移植する。

果たして根付いてくれるだろうか、花を見ることが出来るだろうか・・・

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ツルハナシノブ咲く裏庭

2021年05月18日 | 庭に咲く草花

裏庭のいたるところのツルハナシノブが満開、それは若葉の美しい、一年で最も麗しい時期を迎えたということ。

同じ仲間の芝桜、あの硬い表情、どぎつい色彩を好む人が多くあっても、

新緑の時期に合わせて咲くツルハナシノブの美しさを讃えるガーデナーが少ないのを不思議に思う。

穏やかな色彩、風にそよぐ表情豊かな美しさは芝桜の比ではない、と思う。

グランドカバーとしてとても優れているツルハナシノブ、

邪魔になればすぐ抜き取れるし、必要なところにそれを埋め込めばすぐ根付く。

雪深い極寒の地、裏磐梯にあっても春になれば不死鳥のように蘇る、

手間いらず、言うことなしのグランドカバーのひとつ、と私は思う。

そう、忘れずに記しておこう。

昨日小雨の下、いやいや芽吹き伸びてしまったダリヤの球根を全部埋め込んだ。

もうダリヤはやめよう、冬が来る前に掘り起すことはやめよう、全部凍死させてしまう残酷な考えが今年も浮かんで来つつも。

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やってこい ウスバシロチョウ

2021年05月16日 | 庭に咲く草花

ムラサキケマン満開。雑草取りの時、抜かずに置いたので裏庭には2,30本ほどあるだろう。

ウスバシロチョウがやってきて卵を産み付けて欲しい。

いつの日かウスバシロチョウが飛び交う庭になって欲しい。

表庭に有機肥料施肥、これで2人分40kgのボカシほとんど使い切る。

このところ雨がなく庭がカラカラ、人間は勝手なもの、今は降雨を望む。

Geranium phaeum Springtime(スプリングタイム)咲き始める。

いよいよいろいろのphaeumが咲き始める、楽しみな事だ。 

5月15日

久しぶりにご近所のS氏御夫妻と飲み会。

楽しい時間はあっと言う間に過ぎてしまう。気が付けばはや夕方。

ご持参いただいた赤ワインの美味しいこと。

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焼きうどん

2021年05月14日 | 飲む 食べる

サラリーマンの時代、数年間、西新宿のオフィスにいた事があった。

数百メートル離れたビルに妻のオフィスもあった。

昼食時、どこでも食事処は混み合い、苦労したものだ。

三国一というどん屋、とりわけ昼食時はいつも混み合っていた。

互いによくそのうどん屋に行って人気の焼きうどんを食べたことを話した記憶がある。

婚前だろう、2階で落ち着いて「うどんすき」食べた記憶も残る。

結婚後もリクエストするとほどんど記憶に残る味わいの焼きうどんを再現してくれた。

今日も朝から一日庭仕事、パッパと短時間に焼きうどんを作ってくれる。

変わらない焼きうどんの味、もちろんビールとともに。

咲き始めたリンゴ、チューリップ、ツルハナシノブ、ミヤマオダマキ、美しい新緑、エゾハルゼミの初音、

雑草取りのあとは今年初めての芝刈り。

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一日 庭仕事

2021年05月12日 | Gardening

最近くだらぬTVはほとんど見ない。

夜はスコッチを啜りながらYou Tubeの海外のガーデニング番組を観て過ごす時間が多い。

楽しく、とても刺激になる。あすは何をしようか?と思う。

残念なことにBISESの廃刊等、日本のガーデニング熱はすっかり冷めしまった。

数日前も郡山の大きな種苗店が廃業してしまったことを知った。まさかの思いだ。

だが、我々はガーデンニングへの通暁は人生をより豊かに幸福にしてくれる、ということを信じて疑わない。

今日も一日青空、春の日差しの下、カスミザクラ満開、緑を増す庭で心穏やか、豊かに過ごした。

何よりも幸せなことだと。

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ムラサキケマン

2021年05月11日 | 庭に咲く草花

裏庭のあちこちに生えているムラサキケマンが咲き始めた。

雑草取りのとき、抜かずに置いといたのが正解、確かにそれはムラサキケマンであった。

そこらに生えている珍しくもない花だそうだが、私はとても美しいと思うし、好きな野草。

毒草であるのにムラサキケマンはウスバシロチョウの食草、ということも好きな原因のひとつ。

残念ながらウスバシロチョウを裏磐梯で見ることは少ない。私も数度出会っただけ。

優雅に飛ぶ美しいウスバシロチョウ、裏磐梯でもどんどん増えて欲しい、と願っているのだが。

ついでにいま庭に咲いているケシ科の花をカメラに収める。

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ヒメアオキ

2021年05月09日 | 庭に咲く草花

中庭、小川の向こう側、目立つところにヒメアオキがある。樹高、30cm程の小木。

存在に気付いたのは5,6年前、下草刈りの時、何度か切りそうになったが難を逃れて生き残った。

雄国沼に登る途中、ブナの森の下生えに通常のアオキと変わらない大きさの赤い実をつけた極小のアオキを目にする。

そのアオキが日本海側多雪地帯型の変種、ヒメアオキと知ったのは最近のことだ。

だが、何年たっても中庭のアオキに実が付くことがなかった。

数週間前、アオキについて調べると雌雄異株という意外なことが解った。

江戸時代プラントハンターがヨーロッパに持ち帰ったアオキが雌株のみであったため、結実せず、

改めて雄株の採集が幕末に行われたという逸話が残っている。

今年の開花を待った。開花、そして雌株と分かる。付近の雄株を探して歩くも雌株ばかり。

森の奥に入り込み、やっと雄株に出会う。不思議なことに付近のアオキは雄株ばかり。

原因は実を食べたヒヨドリによって未消化の糞の中の種が散布されるためなのか?

腐葉土に生えたアオキは簡単に抜き取ることができる。早速、中庭の雌株隣に植え込む。

果たして受粉して見事赤い実を見ることが出来るだろうか。

(上・雌株の花 中・雄株の花 下・雌株の横に雄株を植え込む)

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アンディ&ウィリアムスボタニックガーデン 閉園

2021年05月08日 | Gardening

昨年、川辺に初めて植えたカキツバタ(3種)が水辺の風景を美しく彩ってくれた。

さらに今年はそのカキツバタが大きく成長した。これからたくさん花を咲かせてくれるだろう。

今日、園芸店でハナショウブの苗を見つけ、買ってみた。この植物についての園芸知識はない。

果たしてどうなることか。備忘のため、その名前を記しておこう。

北野麗人(薄紫)、涼夕(白)の2種。カキツバタのように元気に美しくと願う。

とても悲しい恐れていた出来事、昨年12月私たちの愛するアンディ&ウィリアムスボタニックガーデンが閉園してしまった。

新緑の道を走り抜け、アンディ&ウィリアムスボタニックガーデンに行くことが我々夫婦のどれだけ楽しみなことだったことか。

ああ、もうあの庭園に立つことができない、ずっと恐れていたことが現実になってしまった。

https://www.joyfulhonda.com/aw/archives/2020/12/release20201225.html

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