裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

仙台で遊ぶ

2014年01月30日 | 飲む 食べる

といっても仙台の山の中、大倉ダムの奥にある定義如来西方寺、そして宮城峡。

すれ違いもままならないダム堰堤を渡り、辿る左岸の細い雪道、果たしてこの先に年間100万人を超す参拝者が訪れる寺院などあるのだろうか。

その心配は無用、すぐに小さいながら門前町を抜けた先には見事な木彫りを施した山門、鐘楼、貞能堂、本堂があった。

寒風吹きすさぶ境内、合掌、南無阿弥陀仏、じっと念じる・・・

参拝後、外はカリカリ、中はふっくら、揚げたての名物の三角定規油揚げをいただく。厚さ2cm以上のボリュウム、一枚で満腹。

初めて訪れた厳寒の如法寺、そして名物に満足し、次なるニッカ作並蒸留所に車を向ける。

広大な敷地に整然と佇む蒸留所、そこには建物同じとは言え、10年以上前に訪れた時よりずっと洗練されたニッカがあった。

8基の巨大なポットスティル、形は胴の上が丸く膨らんだクライヌリッシュなどと同じバルジ型、外気に触れる面積が多くクリーンでシンプルな味わいになるという。

ポットスティルの数は私の愛するTHE GLENLIVETと同じだ。だがTHE GLENLIVETのポットスティルは逆に胴の上がくびれたランタン型である。

車ゆえ、たくさん並んだ作並蒸留所のウイスキーの試飲ができない、匂いを嗅ぐだけで我慢、辛い。

いつの日かスコットランドの蒸留所廻りのゆったりした旅をしてみたい、ああ、長年の夢、実現できるだろうか。

さて、NHK連続テレビ小説において、ニッカ・ウイスキー創業者、竹鶴政孝そしてイギリス人妻リタ、夫妻のエピソードを下敷きとしたドラマの制作が決定したという。

残念ながら余市蒸留所、作並蒸留所はうるさいことになることだろう。

 

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ハダニ

2014年01月28日 | Roses

窓辺のフンショウロウが満開、たった5輪咲いただけであるが・・・

その根元には飛散した種が発芽し、成長した2種のゲラニウム、シューティング・ブルーそしてヒメフウロがある。

すでにシューティング・ブルーは青い小花を咲かせ始めている。

そのフンショウロウに嫌なものを眼のいい妻が見つけてしまった。

葉の異変、部分的な葉の黄変、葉焼け?と思っていたものがよく観察すると肉眼では見えないほど小さなハダニによるものだった。

乾燥しきった暖かい室内、ハダニの最も好む環境だという。

早速、日差しがあるとは言え-3°cの室外に持ち出し、薬剤散布、そのまま一時間ほど過酷な環境に放置。

数日おきにこんなことを繰り返せばハダニを駆除できるだろう、そう願う。

すでに新しいつぼみがたくさんあがってきているのだから。

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冷え込む

2014年01月24日 | 日常生活

快晴、放射冷却か、ぐっと冷え込む。

朝の気温-16°c、だが予報によればこれからぐんぐん気温が上がるらしい。屋根の雪が落ちてくれればいいのだが。

青空の下、街に降りる。雪原の中の道、気分爽快、白い雪山が実に美しい。

車を止め、遠く白い西大嶺、西吾妻山を眺める。

降るに連れ、猪苗代湖から発生した、よどみ、溜まった濃密な霧が温暖な南風に流され、視界を奪う。

そしてその霧は木々に見事な霧氷を咲かせ始めた。ああ美しい珍しい光景、だがカメラを持参していない。

残念ながら携帯ではこの美しさを撮し込むことはできない・・・

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伸びるツララ

2014年01月21日 | 日常生活

真冬日が続いている。と言って最低温度が-10°cを超える特別寒い日はそれほど多くない。

その上降雪量も少ないので除雪作業から解放され、助かっている。

どこまで伸びることやら、軒下に伸びるツララが美しい。

今日は真冬日を脱出するだろうか、11時、気温-3°c。

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今宵もランプの灯の下で

2014年01月16日 | 薪ストーブ

この頃好んでランプの灯の下で本を読む。

揺らめく薪ストーブの炎、ランプの炎、落ち着く、この明るさで十分と思う。

今宵手に取るは偶然出てきた本、加藤則芳著、八ヶ岳の森から、そして合間に数日禁じていたグレンリベット。

流れるはMP3に変換し、一枚に焼いたCD(楽々全曲一枚のCDに入ってしまい、車で聴くときCDを入れ替えることなく全曲聴き通すことができる。長距離ドライブに欠かせないアイテム)

最近お気に入のAndras Schiff のフランス組曲、シフのピアノ、コロコロと一音一音なんと美しく粒立ちの良いことか。

詮索はどうでもいい、ただただ今はバッハ、美しいシフのピアノの世界に安心して身を任せればいい。

あっという間、1時間半の時が流れ、あっという間、フランス組曲が終わってしまう。

ここ数週間イギリス組曲、フランス風序曲、インベンション、シンフォニア、バッハを、シフを聴かないことには一日が終わらない。

この上ない薪ストーブの心地よさ、ランプの明かりを落とせば窓の外は雪あかりの黒々とした森。

星明かりか?月明かりか?

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雪の森

2014年01月14日 | 日常生活

久しぶり、スノーシューを履いて五色沼の森を歩く。

青空、風弱く気温-6°c、絶好のウオーキング日和。

青空を映し込み、一段と湖沼の水の青さが美しい。

毘沙門沼に浮かぶカモ、ハクチョウの鳴き声、森を吹き抜ける風の音、雪を踏む音、

森の雪道を辿るのは我々2人だけ、他に人影はない、実に静かだ。

静かな雪の森を独占、およそ2時間、快適なスノーシュートレッキングを楽しむ。

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フンショウロウ 今年も

2014年01月13日 | Roses

窓辺のフンショウロウ咲く。

昨年12月、旅から帰ってから室内に取り入れたので10日頃か?

日差しのほとんどない厳冬の室内の窓辺、一ヶ月ほどで芽吹き、枝を伸ばし、つぼみを付け、こうして美しく花を咲かせてくれた、

健気なフンショウロウのたった一輪に毎年ただならぬ感動を覚える。

残りのつぼみを数える。5個・・・

この冬何度返り咲きしてくれるだろうか。

フンショウロウの隣に今年は地植えのTea Rose Adamを鉢に移し、置いてある。

元気のなかったアダム、ここ数年花を見た記憶がない。

今や室内で元気を取り戻し、新芽をどんどん伸ばしつつある。

だが、全くつぼみはない。果たして咲いてくれるだろうか、雪に囲まれた生活の中に新たな感動を与えてくれるだろうか・・・

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楽あれば苦あり・・・

2014年01月08日 | 日常生活

一昨日は郡山に行き、あなざわの極細の美しいソバ、鴨汁ソバ、

そして昨日、久しぶりに広がった美しい青空に抗しきれず、大峠を越えて雪深い米沢へドライブ、そして志づ美のラーメン。

歳をとるごとに好みの麺は細さを求める。スパゲッティーも然り。

だが毎日、今日もどこか、というわけには行かない。家周り、特に東側の一階の窓は雪に埋まりつつある。

週末はまた大雪の気配、意を決し除雪機を動かす。

ディーゼルエンジンの騒音、排気ガスのひどさ、毎度のこと。

前進、後退の繰り返し、狭い場所での2mを超える雪の除雪作業は非常に危険を伴う。

1m、2m除雪作業はゆっくり前に進む。

そして排ガスの麻酔作用か、徐々に幻想の世界、夢想の世界、白昼夢のあやしい世界に入り込んでゆく・・・

(この麻酔作用には根拠がある。排気ガスに含まれる一酸化窒素が原因と思われる)

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甲府沼へ

2014年01月05日 | 日常生活

天気が良い。

珍しく時々青空、太陽顔を出す。

甲府沼に行く。

庭から小川を渡り甲府沼に向かうトレールがある。

数日前にお越しになったお客様が苦労して辿った踏み跡であろうか。

おかげで楽々甲府沼。

青空、逆光、シルエットの磐梯山。

この時期、まだ湖上に立つ勇気はない。

勇気あるな、沼の中程まで続く踏み跡。

さあ、スノーシューのシーズン到来だ、これからあちこち歩き回るぞ・・・

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2014年 あけましておめでとうございます

2014年01月02日 | 日常生活

輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

皆々様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

本年もなにとぞよろしくお願いいたします。

昨日も3、40cmの雪が積もった。

除雪したばかりの軒下には屋根から滑り落ちた雪がもう・・・

あと数日したらスノーシューを引っ張り出して近くのゆきの森を歩いてみようと思う。

今年は雪を存分楽しんでみよう。

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