裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

達沢不動滝

2021年02月28日 | 歩く・登る

快晴。

どこか近く、歩こうか、ということに。

久しぶり、達沢不動滝に行く。流石日曜日、駐車場には10台以上の車。

今朝は-15°c以下に冷え込んだので氷瀑を期待したのであるがちょっと期待はずれ。

だが、青空の下、雪道のブラブラ歩きは気分がとてもいい。

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春風に誘われて

2021年02月22日 | 日常生活

郡山に買い物。気持ちいい春風に誘われて須賀川の翠ケ丘公園まで足を伸ばす。

上着を脱いで公園をぶらつく。紅梅満開の梅林は素晴らしい香り。

早春の行事、水戸偕楽園に今年も行くことであろう。無事出来たことを確認するため、感謝するために

2月19日

修理から戻ってきたばかりの除雪機が数日前に壊れた。ゴムクローラ(キャタピラ)が切れてしまったのだ。

十数年前も切れ、交換した覚えがある。そのゴムは今やヒビだらけ、いつ切れるか、と懸念していた矢先。

交換費用は12,3万円というし、新機種を買えば小型車一台分ぐらいの費用はかかる。もうそんな気はない。

時間はたっぷりある。そこでDIY。18日に取扱書を見、ネットを見、適正ゴムクローラ(200×72×31)をネット発注。

200とはクローラの幅、72は内側の突起のピッチ、31は突起の数、サイズを間違えれば廃棄処分しかない。

翌日19日に届いた。サイズの間違えはないようだ。早速取り付け作業、機械周りの除雪作業に2時間近く、

更に切れた側に車のジャッキを持ち込んでジャッキアップ。

新しいゴムクローラは固く、テンション調整ナットを最大限緩めても上手くはめ込むことができない。

妻にも手伝ってもらって奮闘。真冬日だと言うのに大汗をかき疲労困憊、DIYを悔いる。

販売店に助言を乞う。丁寧な説明の電話を数度いただく。エンジンをかけ、動力輪を回しながらはめ込むように、と。

(外れた自転車のチェーンを車輪を回しながらはめる要領か)既に宵闇迫り翌20日に再挑戦。

2月20日

ジャッキは1台しかない。角材、大型バールを買いに街に降りる。昼から作業再開。

ジャッキアップ、車体に角材をいれ、ジャッキを外し、反対側に。両側浮き上がった状態にする。

最低速にレバーをいれ、クローラが前進することなく空転する事を確かめる。新しいゴムクローラを動力歯車にはめ込み、前誘導輪に引っ掛け、

妻の手を借り、前進レバーを引いてもらう。ゆっくり回るクローラの隙間にバールを押し込み誘導輪の歯車にねじ込む。見事収まる。

テンション調整ナットを締め、作業完了。今回は試しの切れた片側だけ、季節のいい時期、広い作業しやすい場所でもう片側も交換しようと思う。

販売店の丁寧な対応に感謝、また一本お世話になります。

苦闘の現場

切れたヨレヨレ、ヒビだらけのゴムクローラ

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この繰り返しで春がやってくる

2021年02月17日 | 日常生活

今日も雪が舞っている、明日まで続くだろう。

幸いなことに風はほとんどない。昨日の強風、吹雪にはまいった。

台風並みの風、薪ストーブの煙が逆流し、ダイニングルームが酷い煙の匂い、一冬に1,2度ある。

強烈なベル音、ホイッスル音の煙感知器が作動しないよう念のため火災報知機を切る。

前日の10°cを超える気温上昇、その後はこんなひどい冬型、吹雪、それは春が近づいる証拠。

今日も「オーストラリア・オープンテニス」か、音楽か、本の続きを読んで過ごすか・・・

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中瀬沼より磐梯山

2021年02月14日 | 歩く・登る

午前中はオーストラリア・オープンテニス「大坂なおみ」の試合を観てしまった。

春のような暖かさ、午後は家のテレビの前に張り付いているのはあまりに不健康。

春の強い太陽光線を浴びに中瀬沼遊歩道散策。雪は締まり歩きやすい。

中瀬沼見晴台から磐梯山。

そしてテルモスのコーヒーと姪から送ってもらった「Leonidas」をゆったり楽しむ贅沢。

気温は10°cを超えている春のような暖かさ。

  

  

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なまじ晴れ間が出ると・・・

2021年02月09日 | 日常生活

今朝も雪が激しく降ってる。今日は外出の予定はない。

朝のルーチンをこなして、さてゆったり音楽を聴こう。だが、そうは問屋が卸さない。

11時すぎ、雪止み晴れ間、隣家の除雪機の音が聞こえる。そうなると・・・

早速着替え。ぬくぬく暖かい部屋から追い出されるうように除雪作業開始。

修理から戻ってきた1991年12月裏磐梯にやってきた時から30年使い続けた、

私と同じにヨレヨレのこの除雪機にはいろいろ思い出がある。

その年は雪が少なく、やっとペンションオープン前日ドカ雪、初めて使用する除雪機、操作が遅れ、

ダイニング・ルームの窓に突っ込む。幸いペア・ガラスの外側の一枚を割っただけで済んだ、そんな苦い思い出がある。

ディーゼルエンジンの排気ガスには、記憶が飛んでしまう麻酔作用があるようだ。過去に何度かあった。

今年の正月、除雪作業中、出てきた孫の顔を見て、お前は誰だ、と言ったそうな。

久しぶり、全く前後の記憶を失っていた。怖い。

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チェンバロのことなど 再び

2021年02月07日 | 聴く・観る・オーディオ・映画・パソコン

この頃、チェンバロの『フランス、イギリス組曲、パルティータ』をよく聴く。(Rousset,Scott Ross、Hogwood等)

特に鈴木雅明の『フランス組曲、パルティタ』演奏、録音がとても良く、お気に入り。

Bluetoothイヤホンで聴くので一層楽器の細かいニュアンス、雑音を含め聴きとることができる。

(オススメのCDだが今は廃盤と思われる、手に入るかどうか)

音色が素晴らしいだけ、よけい気になる鈴木雅明氏が使用しているチェンバロ。

時間をかけ、CDライナーノーツ探したが見つからない。

たまたま見つかったLP、クラブサン-その歴史と名器。数十年ぶり、解説書を見、LPを聴く。

これまで見た映像、解説書から鈴木氏の使用チェンバロはリッケルス(Ruckers)モデルのチェンバロであろうかと想像する。

ついでにLP名盤、シェリング、ヴァルヒャの『バイオリンソナタ』のチェンバロが「Hubbard Mercier Ythier」

(ハバド-メルシェ-イティエ)ということも解った。ライナーノーツは必ず使用チェンバロの記載をして欲しい。

LPを聴いていて思ったことはモダンチェンバロ、Neupert(ノイペルト)がステージから姿を消してしまったこと、残念な思いだ。

若かりし頃、銀座山野楽器の小ホール、観客2,30人のサロン・コンサート、「小林道夫」弾くノイペルトを手の届くほど間近で見、聴いた。

そして小林氏のペダルを踏む足、黒い革靴が妙に気になった懐かしい思い出がある。

(クラブサン-その歴史と名器 こんなLPも「You Tube」で音を聴き、ライナーノーツも懇切丁寧に見ることができる 驚いた・・・

Cembalo、harpsichord、clavecin お好きな御仁 是非ご覧あれ)

Laurence Boulay & Robert Veyron-Lacroix (harpsichord, spinet) Le clavecin et son histoire

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年金暮らし 雪国暮し あれこれ

2021年02月05日 | 日常生活

年金暮らし、余分な出費を抑えるため、2月からゴミ処理業者との契約を解約した。

これで毎月10、000円の経費が軽減される。

今日は数百メートル離れた集落のゴミ置き場まで運ばねばならぬ。

ようやく雪が降りやんだが4,50cmの新たな積雪、まずは車の除雪から。

あいにく除雪機は修理中、いい加減な手作業除雪でゴミ袋を積んでスタート、見事スタック。

隣人の大型除雪機に牽引していただいて脱出、感謝。

青空、ごみ捨てに疲れた体を座椅子にすっかり足を投げ出し横たわり、

窓から燦々と注ぐ太陽光線に全身をさらす。自室はまるでサンルーム、眼前には早くも回復、青々と茂ったハイビスカス。

瞼の閉じ方の強さよって紫、真紅、オレンジ、黄色、閉じた眼に感じる色の変化の面白さ、

今、強い太陽光線の下、南国の白砂の浜に寝そべっている、と想像しよう。春の訪れはもうすぐと思おう。

だが、そうだ、最後の7袋めに手がつている。

この冬は更にヒマワリの種をすぐにでも5袋は買い足さねば。

@1100円×7(2.2kg×7)君らは既にこんなに食べて年金生活者の経済を圧迫している、少し遠慮して食べて欲しい。

と、つまらぬことを考える。

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谷崎潤一郎『陰翳礼讃』

2021年02月02日 | 本を読む

夕食前、必ず入浴の習慣、スマホは脱衣場に置き、Tao Tronic BluetoothスピーカーTT-SK09

(防水、シャワーがかかっても問題ない。充電MicroUSBを壊し2台目、現在は販売中止)

を風呂場に持込み、朗読を聞きながら3,40分は入る長湯。

最近では、谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』を聞き、浴槽から出られなくなるほど感銘を受ける。

単行本は1939年(昭和14年)に出版された名著と知りつつも一度も読んだことがなかった。

蔓延するグローバリズム、グローバリゼイションによって得られたもの、

反面失ったもの、世界中の国家、民族の芸術、建築、文学、美意識、文明、社会システム、思想、

諸々がずたずたにされてしまっている悲惨な現状にあることも意識しなければならない。

この書は日本人としての拠り所、大切なアイデンティティを改めて気付かせてくれる日本人たるもの必読の書である。

書は「試しに電燈を消してみることだ」と結んでいる。

今度、私は骨董店巡りして古い趣ある燭台を探し求めたい、と思う。

朗読 谷崎潤一郎『陰翳礼讃』

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