多くの人に観て、聴いて欲しい。知ってファンになって欲しい。
YouTubeのHD画質で簡単に観ることができる素晴らしい時代なのだ。
私はこの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータが好きで、どれほど多くの演奏家のCDを集め、聴きこんだことか。
佐藤氏の使用楽器はシュテファン・フォン・ベア製作のバロック・ヴァイオリン。
バロックバイオリンだからではあるまいがよく聴くSigiswald Kuijkenの演奏に似ていると思ったが(旧録音)・・・
(Netherlands Bach Societyのカンタータの指揮もし、ヴィオラ・ダ・スパッラ、肩かけチェロを演奏している怖い顔をした人を見る時があるだろう。その人がKuijken)
佐藤俊介氏は2018年伝統あるのNetherlands Bach Societyの音楽監督就任、昨秋は就任凱旋コンサートも開催された。
こんな立派な若き演奏家が日本人にいる誇り、ながらで結構、折角だからBWV1001から1006全曲聴いて欲しい。有名なシャコンヌも聴けますよ。
人によっては舞曲などもっと元気に、荒々しくと評す人がいるかもしれぬ。
だが、私は佐藤氏の年を忘れるほど落ち着いた確かな演奏技術の下のゆったり、優雅、上品、この上なく美しい品位ある演奏に驚きさえ覚える。
しばらくこの佐藤氏のバッハを聴き続けることになろう。
全曲聴くとおよそ2時間半、コロナ騒ぎの街に出ず、ゆったり佐藤氏のバッハを聴いて休日を過ごしたらいかかがろうか。
Bach - Violin Sonata no. 1 in G minor BWV 1001 - Sato| Netherlands Bach Society
(追記)偶然こんなサイト見つけました。気に入ったら是非CDお買い求めください。もちろん私も買います。