裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

佐藤俊介  Netherlands Bach Society

2020年02月29日 | 聴く・観る・オーディオ・映画・パソコン

多くの人に観て、聴いて欲しい。知ってファンになって欲しい。

YouTubeのHD画質で簡単に観ることができる素晴らしい時代なのだ。

私はこの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータが好きで、どれほど多くの演奏家のCDを集め、聴きこんだことか。

佐藤氏の使用楽器はシュテファン・フォン・ベア製作のバロック・ヴァイオリン。

バロックバイオリンだからではあるまいがよく聴くSigiswald Kuijkenの演奏に似ていると思ったが(旧録音)・・・

(Netherlands Bach Societyのカンタータの指揮もし、ヴィオラ・ダ・スパッラ、肩かけチェロを演奏している怖い顔をした人を見る時があるだろう。その人がKuijken)

佐藤俊介氏は2018年伝統あるのNetherlands Bach Societyの音楽監督就任、昨秋は就任凱旋コンサートも開催された。

こんな立派な若き演奏家が日本人にいる誇り、ながらで結構、折角だからBWV1001から1006全曲聴いて欲しい。有名なシャコンヌも聴けますよ。

人によっては舞曲などもっと元気に、荒々しくと評す人がいるかもしれぬ。

だが、私は佐藤氏の年を忘れるほど落ち着いた確かな演奏技術の下のゆったり、優雅、上品、この上なく美しい品位ある演奏に驚きさえ覚える。

しばらくこの佐藤氏のバッハを聴き続けることになろう。

全曲聴くとおよそ2時間半、コロナ騒ぎの街に出ず、ゆったり佐藤氏のバッハを聴いて休日を過ごしたらいかかがろうか。

 

Bach - Violin Sonata no. 1 in G minor BWV 1001 - Sato| Netherlands Bach Society

(追記)偶然こんなサイト見つけました。気に入ったら是非CDお買い求めください。もちろん私も買います。

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春よ来い 早く来い こうなったら

2020年02月28日 | Helleborus (クリスマスローズ)

天気が良い。気分も晴れやか。

春の日差しに誘われて庭にでる。

ああ、例年では雪の下で見えない小川がサラサラと流れ、もうコガラがさえずっている。

私にはコガラの囀りはヒーコ、ヒーコと聞こえる。早春らしい大好きな歌声。

すでにクリスマスロースの花芽が見える。

いつもはそれを見たいがあまり雪を掘り起こし、時には無残に花芽を折ってしまったり。

そんなバカをやるのも例年は4月になってからだ。

もうヤケクソ、すぐにでも全部雪が溶け、異常でもいい、春がてやってきてしまえ、とさえ思う。

日本人の音楽感性、素晴らしい音楽家が存在するにも関わらず、日本人の多く、あまりにも幼稚な感性の持ち主の実情、

日本の音楽文化の完全な恥、私めのつぶやき

私の大嫌いなもの、テレビを見ればいやでも出てくるもの、

ジャニーズ、吉本興業、お笑い芸人、理念なき政治家、人権派と評される人。

テレビなど見なければいいのだけれど、各方面にあまりに影響が多すぎる。

昔、誰かが言った、一億総白痴化、ますます進み・・・

冷静になりこれ以上言わないでおこう。

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このまま春か

2020年02月25日 | 裏磐梯・湖沼

暖かい春の雨が降っている。

甲府沼、この冬は一度も氷上に立つことができなかった。

これはいつもの4月中旬過ぎの甲府沼の風景。

まだ2月、信じられない暖かさ。

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安楽死制度審議せよ

2020年02月24日 | 日常生活

遅かれ、早かれ人は死を迎える。長寿大国日本、寝たきり老人大国とも揶揄。

果たしてどれだけの人が健康寿命を超え100年の人生を享楽しているのだろうか。

現在200万人、5年後250万人の寝たきり老人の予想、ご本人のみならず支えるご家族、関係者、

日本がいかに危ういか、恐ろしいことになるか。

医者任せでない尊厳死、安楽死を多くの人がタブー視せず、自身のこととして真剣にえる義務がある。

ベッドに縛られ死ぬまで続く拷問、延命治療。考えたくないことだ。

神の存在さえ疑いたくなるような病苦の末、あの世に向かう事実。

twitterでもつぶやいたことだが、このブログでも多くの人が安楽死法制化に賛同して欲しいので敢えて記す事にする。

国会議員はだれのために、何のために存在しているのか、背中をど突かなければ動けない臆病、卑劣、決断力なし、

気にするのは次回選挙に向けての人気取り、金集めの売国奴。

国民が触れたくないこと、嫌なことだがせねばならぬことを推し進める勇気、気概ある人物、

国民のため有用、必要な法案起草、改正、日本の将来の政策を真剣に論議するそんな議員、少しでも欲しい。

だが、虚しい、もうこれ以上言うのはやめよう。

すでに安楽死を法制度化した国はあるのだ。

葬送曲、自宅のベッド、愛する家族、ペットに囲まれて安らかに、眠るように死の世界に旅立ち、人生を閉じる、そんな自由が欲しいだけなのだ。

葬送曲はマーラー交響曲3番、最終6楽章がいい、昨夜偶然観たハードディスクに録画していたマリス・ヤンソンス、

アムステルダム・コンセルト・ヘボウの3番の演奏があまりに素晴らしかった・・・)

この6楽章(この演奏はバーンスタイン)をじっくり聴きながら必ずやってくるご自身や身近な人の死を命ある者の定めとして思い巡らせてください。

今回いろいろのご批判覚悟の上、偉そうに書かせていただきました。

 

この映像の人物、なにか胡散臭く見えるが是非、最後まで観て欲しい。

真実、知らなければならない、実現しなければならないことを述べているのだから。

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珍しい 吹雪

2020年02月23日 | 日常生活

朝からこの冬初めて吹雪らしい吹雪。

餌台へまずは。鳥たちにとっても辛かろう。

だが、寒暖計を見てびっくり、なんと-1°c、いかに暖冬とはいえ。

暇つぶしに数日前からtwitterを始めた。

手探り、操作がわからない、何もわからない、そのうち慣れ、いい暇つぶしになるだろう 

 twitterは画面上部プロフィール写真の下にあります.

 

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オープンデッキ 今日も古いもの・・・

2020年02月21日 | 若き日の思い出

今日も物置のPeak 1よりずっと思い出多きラジウスを懸命に探している。探しているものは見つからず、

全て処分したはずのオープン・リールソフト数本でてくる。

カセット、CDが世に出る前の今やその存在さえ知らぬ人がほとんどだろう。

東陽堂・・・といっても知る人も更にいないだろうし、テープ・サウンドという季刊誌が存在していたということも。

当時最高の性能を誇るコンピュータ用西独BASFテープを使用し、マスタープリントの贅沢なソフト、ああそれに当時世を席巻したSwiched on Bach、

残念なことに捨ててしまったのだろう。といっても再生するハードがない。若い頃、帰宅は常に深夜、静寂な世界で音楽を聴く、

どうしてもPPの世界、LPのスクラッチノイズが我慢できなかった。そこでボーナスを叩いて高価なオープン・デッキを買う。テープ・ヒスは我慢できた。

さすが独身貴族といえどもアンペックスは無理、やっとTEACの4トラック(TEACは20万円位だったか、当時アンペックスは5倍ぐらいはしたろう)で我慢。

だがその時代は長く続かなかった。すぐに簡便なカッセットの時代がやってきてしまった。

だがあの大きなオープンリールが静かに回るあの迫力ある風景は本当に素晴らしかったな・・・と今も思う。

(追記)Swiched on Bachのテープソフトが見たい、ソフトケースでいいのだ。世にCDはあってもオープンリールソフトは滅多にあるまい。

今朝も物置ゴソゴソと、やはり処分してしまったのだろう。出てきたのはボロディンのハイドン、ベートーヴェンだけ。

ハードがなく聴くことのできないソフトを懸命に探す、我ながらしつこい。

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復活 Peak 1

2020年02月20日 | 若き日の思い出

古いペンション仲間、大先輩のお宅を訪れ、久しぶりの歓談。

本当に楽しい時間を過ごすことができた。ありがとうございます。

それにしても当時、若く、希望に満ち、生き生きとしていた仲間たち、

年取り少しずつ、消えていく。悲しいことだ。

閑話休題、あの #Peak 1、手を汚し、知識を総動員して懸命に修理に挑む。

古い革手袋を切り取り作ったポンプのパッキンが功を奏し、圧がかかるようになる。

点火、あの燃焼音、綺麗な青い炎、おおお、Peak 1復活。

ますはお湯を沸かし、妻とコーヒーを飲む、何十年ぶりだろうか。

Peak 1、ガソリン火力の強さは今日山では当たり前のLPGの比ではない。

昔しのガスボンベはブタンが主、冬山では気化せず熱量不足、全く使用できなかった。

今日では気化しやすいプロパンガスが主になり、冬山でもなんとか使用できるようになったが、

今でも極寒の山や、極地ではバーナーはガソリンや石油でなければならない。

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iPhoneそして映画

2020年02月19日 | 聴く・観る・オーディオ・映画・パソコン

iPhoneのバッテリーがいよいよダメになってしまった。

パフォーマンスは70%を示すが数日前の山でのバッテリー切れ、明らかに交換時期を迎えたのだろう。

6s、買え変えてから6年近くになる。既にこんなに時が流れてしまった、あまりに、あまりに時の流れが早すぎる。

6年先、我、既にこの世にいない・・・かな。

さらに驚いた事、たかがバッテリー交換に予約が必要、2,3日先、所要時間3時間。この時代Apple,いい加減にしろ、と言いたい。

ほんとに信じられらいことだった。ネット検索、すぐちかくに10分ほどでOKですというショップを見つける。どうしてこう言う違いが生まれるのだろうか。

全く理解に苦しむ。おかげで時間ができた。

近くのイオンなんとか、前はワーナーマイカルといったはず。パラサイト、1917、迷った挙句1917を観る。観客、たった6人。

途中2度ほど眠ってしまい妻に起される。あああ、第一次大戦、マイルストーンの西部戦線異常なし、のような素晴らしい映画、期待するのが無理なのだろう。

映画観た帰り道、夕焼けの美しさ。

 

 

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Coleman PEAK1

2020年02月18日 | 若き日の思い出

子供たちがまだ1,3歳の頃、狭苦しい団地住まいの憂さ晴らし、週末を楽しむために小型車を所有した。

そんな時、更に田渕氏の車で楽しむファミリーキャンプとう本との出会い、

田渕氏言わく、この本の読者にしか手にできない新しい秘密の遊びの書である、と。

まさにその通り、この書の出会いによって週末、休日の過ごし方が一変した。

キャンプ道具がどんどん増えた。PEAK1もその一つ。

北八ヶ岳、北岳、広河原、上高地コナシ平、霧ヶ峰、訪れた場所は今や思い出しきれない。

田渕氏推薦のキャンピングギアの一つPEAK1、物置からやっと探し出すも、エアポンプが壊れれいる。

早速修理に出すつもりであるが、およそ40年前に購入、修理可能か、興味深いところだ。

最近の中国製のColemanなど買うつもりなど全くない。

それにしても田渕氏、この世からあまりに突然、あまりに早く消えてしまった・・・

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信夫山に

2020年02月15日 | 日常生活

福島市の中心に標高280メートルほどの信夫山がある。

気温高く気持ち良い晴天。いってみようか。

桜のシーズン、だいぶ前に行ったことはあるが山頂の羽黒神社に詣でたことはない。

山腹を一周、そして山頂の羽黒神社に。あの名物の大わらじ・・・

帰路、駐車した場所がわからなくなってしまい難渋、2時間以上歩き回る。

山腹付近にお住まいの散歩中のご婦人にご親切にも駐車場まで案内いただく。

こんなところで二人して車をおいたところが分からなくなり迷子、情けない。

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久しぶりの音楽

2020年02月14日 | 聴く・観る・オーディオ・映画・パソコン

昨夜は久しぶりの近所の御夫妻、親しいお仲間とのこの上なく楽しい飲み会。

遠慮なく好きなことを時間を忘れ、互いに気ままに語りあう、この楽しみをすっかり忘れていた。

だが、楽しいだけでは済まされない、知らされた会話の中に一瞬に心凍る悲しい事実も知らなければならないかった。

なんとも辛い、だがこの年になっては避けられないことなのだろう。

ああ、親しいお知り合い(と言ってお許しり頂けるか)からの素晴らしいプレゼント、

おいしくも宝石のように美しいピエールマルコリーニのプレゼント。ありがとうございます。

残りわずか、人生明るく輝き生きること、音楽が無性に聴きたくなる。

音楽が聴きたくなったのも心がおかげさまで平常心に戻りつつあるのだろう。

取り出したのはLP、若き日のディースカウ、そしてショルティ、

シカゴではなくアナログ録音のロンドン交響楽団の復活だ。

ああ、なんと1970年代のデッカ、驚くべきアナログの優秀録音、素晴らしい復活だ。

これを聞いたらショルティ、シカゴのデジタル録音、もう必要がないだろう。

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不眠症が続き・・・

2020年02月11日 | 日常生活

最近眠れぬ日が続き、精神的にもどこかおかしい。Cabin Feverでは済まされない。

外出、疲れきるまでの散歩、山登り、5,60回のスクワッド・・・全く効果無く、返って逆効果。

寝酒は1,2時間有効。覚めれは不快、朝まで眠れず。一時効果のあった読書、

心乱される田渕義雄の本は禁、好きなヨットの冒険物、小林則子のリブ号の航海、戸塚宏の太平洋一直線等を枕元に積み

読みながら眠気を待つ。堀江謙一、最後の冒険を半分ほど読み進み、無駄な努力を諦める。

これでは精神のみならず肉体もおかしくなる、意を決し20数年歯科医、整体院以外いったことのない病院に行く。

5分とかからない村の診療所、丁寧な対応、待ち時間ゼロ、投薬は精算と同時。

血圧測定、問診の後、処方された内服薬、ユーロジン2mgの錠剤14日分。診療明細300円。これでは国が破綻する・・・

ボケ老人といえどもせめて世のため人のため、役立つことをせねばならない、と思う。

といって何ができるだろうか・・・

就寝前服用、すぐに心地よい眠りに落ちる。朝、妻に起こされるまでぐっすり、覚えている夢も見ず、9時間以上の熟睡。

ここ何年9時間、こんな幸せな目覚めはない。これからもずと続けばいい、と願う。

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久しぶりのイエローフォール

2020年02月09日 | 歩く・登る

急遽、イエローフォールに向かう。裏磐梯スキー場は土日だけの営業、

リフトの動く日曜日の今日、2本のリフトを乗り継ぎ、銅沼へ。

気温-8°c、風も強い。小雪舞う中、凍りついた銅沼を横切りイエローフォールを目指す

休日とあって出会った登山者10数組。

これがあのイエローフォールか、全く黄色くない、初めての人には分からないであろう。

帰路、道を間違え、雪深い森の中に入り込んでしまう、迷う。

リングワンデリング、気が付ばまたガスの晴れ間に櫛ヶ峰の岸壁が。

下山する若いカプルについて森を辿るもその2人もまた道を失う。人を当てにしてはいけない。

スマホの地図データ入りGPS,(優れもののアプリだがバッテリー消費が激しい)こんな時に電池切れ、森の中、ガス、見通しが効かない、勘を頼りに歩く。

やっと帰路を見つける。往復券を購入していたが、リフトは使わずゲレンデをスノーシューをベタベタ引きずって下山する。

肉体酷使、疲れ果てるのが目的だから・・・

(油断大敵、モバイルバッテリーは山には必携)

本来のイエローフォール 2008年03月13日 |

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裏磐梯ビジターセンター

2020年02月08日 | 日常生活

毎日歩くことが習慣になってしまった。今日はどこへ・・・

小雪ちらつく道を毘沙門沼入口にあるビジターセンターに向かう。

2003年に開館したにも関わらず、1度としてゆっくり見学する気分にならなかった、が。

どうした心変わりだろうか、1時間以上時間をかけ、館内スタッフの説明を聴いたり、ゆったり館内をぶらつく。

ビジターセンターの空間、なぜか気分が落ち着き癒される。

2月7日 

冷え込みが続いた。やっと凍り始めた秋元湖。

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田渕義雄氏 逝去

2020年02月05日 | 日常生活

田渕義雄のウエブサイトを開く。一月三十日、田渕義雄さんが永眠されました。のタイトルが飛び込む。

まさか、直ちに信じることができない、大きすぎるショックが襲う。

老人性うつか、ここ数日眠れぬ夜、ごま書房、車で楽しむファミリーキャンプを寝ながら読んでいた。

偶然、田渕氏を初めて知った1980年出版された上記の書を手にしていたのは何故か・・・

その後フライフィッシング教書を手始めに出版された彼の著書はほとんど買い集めた。

ここにある私の生活の多くは彼のそれらの著書があったから、まさに私にとってのバイブルと言っていい。

田渕義雄の存在を知ってからその後ずっと彼を意識して生きてきた。

1944年生まれ同い年の田渕氏の死、私にとっては進むべき人生の灯火、その光が突然消えた。

暗闇の中、これから何処に向かって歩み、生きていけばいいのか・・・私の人生も終わった気がする。

(田渕義雄についての思い、改めて3月25日追記す)

 

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