裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

アイスチューリップ

2015年01月28日 | 日常生活

昼過ぎの気温-4℃、真冬日。

雪の予報はずれ、曇り時々晴れ。甲府沼の硬く氷結した氷上を安心して歩く。

磐梯山は雲間に見えるが真っ白な吾妻山の連山は厚い雪雲にすっから包まれ望むことが出来ない。

明日からまたしばらく厳しい雪の日が続く。

早くも雪に囲まれた生活に飽いて早春の香りを求め、あちこちに車を走らせる、そんな季節、早2月もすぐ。

一週間前には福島、花見山公園の満開のロウバイの香りにむせ、

そして一昨日は宮城県のみちのく公園まで車を飛ばし8000株のアイスチューリップに囲まれ早い春を楽しんだ。

雪に囲まれた今の生活を心から楽しもうと、厳寒の静けさを楽しもうと常々思いつつも、ついつい春の明るさを探しに出かけてしまう。

困ったものだ。

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フンショウロウ芽吹く

2015年01月25日 | Roses

今年は室内に持ち込むのはやめよう、と思っていたフンショウロウ。

昨年はしつこいハダニが発生してしまったからだ。

1月半ば除雪の作業途中、温室を開けた時、迷いつつもまた手前に置いてあったフンショウロウの鉢を室内に持ち込んでしまった。

あの花、香り、やはりやめることが出来ない。

堅い芽は早くも芽吹き、2月になれば花の香りが暖かい部屋に満ちることになるだろう。

そして根元のシューティングブルーの青い花、今年も・・・

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雪の森へ再び

2015年01月21日 | 聴く・観る・オーディオ・映画・パソコン

昨日は一日TVの前で過ごしてしまった。

朝から全豪テニスオープンを観戦。

錦織圭の初戦、対戦相手は元世界ランク9位、スペインのアルマグロ。

苦戦しながらも錦織のストレート勝ち。錦織強し、精神力の強さにも驚く。

夕方からはサッカーアジアカップ、日本、ヨルダン戦・・・

そして夜は・・・エリザベス・ゴールデンエイジを観ている。エリザベスの出来がよかったけれど、これはいただけない、と思う。

好きな音楽を聴く、バッハ、ベートーヴェン・・・到底聴き終えることの出来ない膨大なコレクション、

最近好んでよく聴くヨハネ受難曲だけでも、Richter、Herreweghe、Suzuki  Kuijken、そしてマタイ6種、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ5種、

ミサ曲ロ短調、平均律、無伴奏チェロ組曲、100曲以上あるだろうカンタータ・・・バッハの代表曲は大概2種類以上手元にある、自分でも把握できない馬鹿げたCDのコレクション、

見終えることのできないDVD、ブルーレイディスク、ハードディスクに撮りためた膨大な映画のコレクション、

冬篭り、いくら時間があるとはいえ、2日間そんな時間を過ごすといくら好きとはいえ感動が薄れてしまう、いやになってしまう。

いくら好きなことでも2日間しない、生活に変化をつける、これが長い冬を楽しくやり過ごすコツのようだ。

そんなわけで今日はアウトドアへ飛び出る。

中瀬沼周辺を散策、薄曇、トレースはほとんどない。最近雪の森を楽しむ人が少ないのが気がかり。

たった一組の中年のカップルに出会っただけ、今回も静か過ぎる雪の森であった。

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しぶき氷

2015年01月14日 | 日常生活

厳しい寒さが続いていた。

猪苗代湖湖南のしぶき氷を観に行く。

予想通り、青空の下、見事なしぶき氷。

気分爽快、そのずっと先、那須に行くことになってしまう。

いつも込み合う蕎麦屋は一番最初の客、ゆっくり、ゆったり蕎麦を味わう。

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雪の森へ

2015年01月08日 | 歩く・登る

今日も相変わらず吹雪模様。

正月太り解消のためスノーシューを履いて妻と五色沼の森歩き。

ここ数日森を歩く人がいなかったらしい。

ところどころトレースが消えている。歩きなれている道、戸惑う心配はまるでない。

森をたどる人、我らだけ、疲れたら立ち止まりテルモスに入れた熱々のコーヒーを啜る。

ゴーゴーと森を吹きぬける風雪の音、まるでジェット機のエンジンのような音、雪を踏む音、舞い上がる雪、

時折沼から白鳥、カモの鳴き声。

乾いた雪、きりりとしまった厳寒の大気、二人で広大な雪の森を独占、2時間ほどの雪の森の逍遥を楽しむ。

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吹雪の秋元湖

2015年01月07日 | 聴く・観る・オーディオ・映画・パソコン

風雪激しい一日。外出できず、朝から映画三昧。

何気なくハードディスクに撮りだめした映画、危険なメソッド、いつか晴れた日に、2本を立て続けて観る。

両映画とも退屈するどころか、それぞれ深く感銘し、最後まで見終えた最近では珍しい優れた映画。

危険なメソッド・・・精神科医、ユング、フロイト、患者ザビーナ(後に精神科医になる)の織り成す物語の展開で20世紀初頭の精神分析学の興味深い史実を知ることが出来る。

若いころ、フロイトの著書、精神分析入門を大変興味深く読んだ記憶がある。

そのフロイトが晩年唱えた生の衝動と死の衝動では否定していたザビーナのテーゼを盗用していた、なんとジークムント・フロイトが弟子ともいえるサビーナのテーゼを盗用とは・・・衝撃。

そして映画を観終えるまでフロイト役が指輪のヴィーゴ・モーテッセンだとはまるで気付かなかった。

いつか晴れた日に・・・とてつもなく美しい田園風景、映像の美しさに深く感銘。

この映画の制作関係者はキューブリックのバリー・リンドンを深く意識していたに違いない、と思う、そう想像する。

午後、ぬくぬくと暖かい部屋で過ごす安逸な生活に渇を入れるために風雪激しい屋外に飛び出る。

轟々と吹き荒れる秋元湖の湖畔に立つ。吹雪の中の湖、取り囲む山々は見えず、ただただすべて灰色に霞むだけ。

顔面が猛烈に痛い。

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2015年 あけましておめでとうございます

2015年01月03日 | 日常生活

あけましておめでとうございます。

皆様の2015年がすばらしく光り輝くよりよき年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。

 

年末年始ずっと寒さ続く。

真冬日とはいえ、心配されたほどの積雪はなく助かっている。

軒下のツララが落ちることなくどんどん伸び続けている。

寒さが緩む前に猪苗代湖のしぶき氷でも見に行こう、と思う、スノーシューを履いて森閑とした雪の森を彷徨ってみよう、とも思う。

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