裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

土湯トンネルを抜けて・・・

2011年01月31日 | 日常生活

気晴らしに今年初めて福島市へ行く。

-7℃、峠付近は風強く、巻き上がる雪煙で前が見えなくなる。

四季の里公園、芝生は雪原、吹く風は冷たく誰もいない。時々のぞく青空に遠く吾妻富士の頂が見え隠れ、早々に退散。

いつもの園芸店に立ち寄る。春の片鱗でもと期待したが、屋外に置かれたパンジーの苗のポットは硬く凍りつき、その葉は黒く縮れ、これで生き返り春を迎えることができるのだろうか、と寂しくなってしまう。

広い園芸店にも我々以外客は一人もいない。時刻は12時過ぎ、だのに外気温-2℃、今年の寒さは下界でもとても厳しいことを忘れていた。

寂しさ紛れに買ったこともない店内のイチゴの苗を買う。せいぜい暖かい窓辺で赤いイチゴを実らせ、春を収穫してみようと思う。

 

 

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早 夕暮れ

2011年01月30日 | 日常生活

雪がちらついている。

音楽を聴いているうちに夕暮れ。

外に出ず、雪の中、日が暮れてしまう。

一日が早い。

 

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雪庇

2011年01月29日 | 日常生活

相変わらず気温の低い日が続いている。

ボイラー室の屋根の雪が落ちない。こんなに積もったのは初めてのことだ。

屋根から伸びた雪庇はすでに1mを超えてしまった。

このままではいずれ2階の窓から屋根に降り、雪落としをしなければならないだろう。

すでに命綱のロープを買って用意をしている。

そんな作業はやりたくない、気温が上がり自然に落ちてほしいとずっと願っているのだが・・・

 

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世界ふれあい街歩き

2011年01月28日 | 

NHKオンデマンドを光TVでよく観る。見逃した番組、もう一度見たい番組、選りすぐった興味深い番組をすきな時間に何度でも観ることができる。

最近、そのオンデマンドで世界ふれあい街歩き、北京后海界隈の胡同を観た。同時にその場に身を置いてみたい、路地歩きしてみたい、というどうしようもない強い願いに襲われる、是非行ってみたい・・・

そして北京へ。

疾走する人力三輪車上から眺める埃っぽい、ごみごみした生活感あふれる路地、遠くに見え隠れする鼓楼、氷上でスケート、ソリ遊びを楽しむ市民であふれる凍りついた后海・・・それは映像で観た胡同そのものであった。

北京郊外に乱立する高層マンション、周口店に向かう途中、目にした荒野に立ち並ぶ無数の建設中の橋梁、聞けば3,000kmを超える香港、マカオに達する高速鉄道の建設であるという。

北京猿人の発掘されたその地に立ってみれば強い異臭、なんだろうか?それは懐かしい石炭を焚く煙の匂いであった。白いコートが煤けるほどの煤煙・・・

黄色い北京の太陽、街にあふれる車、渋滞する道路、

万里の長城、紫禁城、そして盧溝橋、石畳に刻まれた深い轍、歴史の深い傷跡・・・梨園劇場で観た京劇・・・

古いもの、新しいものが雑然と違和感なく混在する。

重厚長大を愛する14億人を超える国民を抱え、無際限に膨張する大国中国・・・はたしていったいどこに向かって、どこまで突き進むのか・・・

ゆっくりまた中国を訪れてみたい。

 

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フンショウロウ③

2011年01月27日 | Roses

冬の旅から帰り、すっかり落ち着きを取り戻した。

心配していた降雪もあまりなく家にすぐに入り込むこともできた。

ボイラー室の凍結防止ポンプ、10℃に設定した家のインターサーモも順調に作動し凍りつくことなくすべて無事、

室内の植物は青々、留守中大量のヒマワリを食べた野鳥も元気。

窓辺のフンショウロウは一段と成長し、たくさんのつぼみ。

だが、明日からは怠けていた家の周りの除雪作業に汗を流さなければならぬ、楽あれば苦有りか・・・

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何もせず・・・

2011年01月19日 | 日常生活

相変わらす寒い。

家の裏の除雪と思ったが、幸いなことに屋根の雪が落ちない、諦めがつく。

旅の準備、家の植物が元気で過ごすことができるよう、野鳥が空腹で困らぬよう・・・

明日から一週間ほどの寒い冬の旅、どんなことになるやら・・・

夕方、厳寒のカラマツ林に薄日漏れる。

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雪と楽しく付き合うのは大変だ

2011年01月18日 | 薪ストーブ

予想に反し晴れ。除雪日和。

気温が上がれば屋根の雪も落ちる。だが、今日も真冬日、待てど気温あがらず・・・

偉大なる太陽エネルギー、昼過ぎ直射熱を受けた屋根の一部の雪が轟音とともに落ちる。

落ちた部分を見極め、除雪機を動かす。

窓を開け、大声で妻が叫んでいる。何事か・・・

除雪機のエンジンを止め、聞けば雪の落下で薪ストーブの煙突が折れたという。

バランスを崩した雪の塊が異常な方向に飛び、煙突を直撃したらしい。20年間で初めての出来事、見れば煙突上部が飛んで煙が滑稽に立ち昇っている。

飛んで埋まった煙突を掘り起こし回収、煙突トップをはずし、折れた部分の先端にねじ込む。この冬は短い煙突で我慢しよう。

雪が解けたら修理すればよい。セルキルク社の二重煙突は重く、太くとても高価だが驚くほど丈夫だ。まったく壊れていない。接合部が外れただけ、後はまたねじ込み、接合部にバンドをかけ直せばOKだ。

除雪作業に半日、様子を見て明日も家の裏側をやらねばならないだろう。

それにしても、雪と付き合うのはなんと疲れる事か・・・

 

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懸命に外出・・・

2011年01月17日 | 日常生活

今日も酷い雪、数日後に旅に出かける準備がある・・・

雪に埋まった車を掘り出し、除雪機を動かし、道を開くのに2時間ほど・・・

ようやく道路に出てみれば濃密な降雪でほとんど前が見えない。

のろのろ前進、出かけるのも命がけ、ちょっとオーバーかな。

今週はまだずっと雪が続くらしい。

いい加減にしてほしいと思う。

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雪 雪 雪・・・

2011年01月16日 | 日常生活

一日雪、時々細かい激しい降雪で風景が霧に包まれたように霞む。

気温が低いので重さを感じない軽い雪、パウダースノー。

暗くなって温室の屋根の雪が心配になり除雪、50cmほど積もっている。

今夜も、明日も雪が降り続く予報。だからといっていつまでも閉じこもってばかりいられない。

除雪の苦労を覚悟で明日はどこかに出かけよう。

 

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ハイビスカス

2011年01月15日 | 日常生活

葉ひとつなく短く切り詰められ、部屋に取りこんだハイビスカス、そのハイビスカスが青々と芽吹いている。外は今日も真冬日・・・

カーティスクリークに来てもう10年近くなるか、それ以上か?

霜の降りる前に忘れることなくよくぞ10年間室内に取り運ぶことができた、杜撰な人間にしては奇跡的なことである。

今年も2月には場違いな南国の赤い花を咲かせることだろう。

福島市の公園でもらった二枝、刺せばすぐつくよ、言葉通り根付いて・・・

元の仲間も毎年晩秋には数百の鉢に移され室内の窓辺に並べられ冬を過ごしている。

そんな窓辺の春を待つ仲間に会いに行こう、と思う。

 

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青空の一日

2011年01月14日 | 日常生活

真冬日は脱出できないものの一日曇り青空・・・

気温が低い明るい雪の庭、雪の結晶がきらきら光る・・・

盛り上がった雪面、大理石の彫刻、冷たいミロのビーナスの乳房・・・

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雪の森を歩く・・・小野川不動滝

2011年01月13日 | 裏磐梯・湖沼

今日も寒い。だからこそ寒い厳しい雪の中へ飛び出すものよいことだ。

不動滝に行こうか、言えば珍しく妻も乗り気。

スノーシューを持って・・・

小野川沿いの路肩に車を止め、歩き始める。気温-7℃、だが完全装備、寒さは感じない。

今日はまったく人が入っていない。踏みあとのない処女雪の軽いラッセル、木々を抜ける風の音が遥か上空を飛ぶジェット機の音のようだ。

雪が激しく降ってくる。雪煙が上がる、沢音が聞こえる。雪に埋まり低くなった鳥居をくぐってミズナラの森へ。

急坂を上り詰めて不動滝、その滝つぼの青氷の美しさ、来てよかった・・・

わずかな時間の静かな雪の森の散策に心より満足す、明日もどこか行こうとおもう・・・

 

 

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しぶき氷

2011年01月12日 | 裏磐梯の近くに・・・

今日も相変わらず寒い。

この寒さだ、きっと・・・

郡山に出かけたついでに天神浜のしぶき氷を見に行く。

駐車場にはすでに数台の車、カメラを担いだ人、数人。

雪道をたどって猪苗代湖畔、盛んに降る雪、暗い水面、木々に凍りついたモンスター。

湖畔の雪道はずっと続く。

だが時間がない。車の中に妻が待っている、今度ゆっくり時間をとってこよう、引き返す。

 

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今日も真冬日

2011年01月11日 | 日常生活

寒い。日中最高温度-4℃、何日連続の真冬日か?

ポーチの屋根、ボイラー室の屋根の雪、硬く凍り付き落下する気配がない。

気温が上がってほしい。大事になる前に落ちてほしい。

 

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Geranium Shootingblue ②

2011年01月10日 | Geranium(ゲラニウム)

強い冬型、吹雪を覚悟していたが、気温低く真冬日なれど時々薄日、雪はちらつく程度。

予想がずれよかった・・・

ガラスの外は深い雪、気温-4℃、室内の温度24℃・・・

明るい窓辺に置かれたシューティングブルーの花が咲き始めた。小さな花だけれどああ、咲いた、感激・・・

次々つぼみが根元から上がってきている。かわいそうだが冬の窓辺でこれからも頑張って花をたくさん咲かせ、厳しい雪の中で暮らす我々を喜ばせてほしい。

今はモヤシ、だが雪が融け、輝かしい春がめぐってきたら真っ先に地面の一等地に植え込んでやるから。

そのときは春の光をたくさん浴びて大株になり、また花を一面に咲かせてくれることだろう。

(窓の外、右端のオレンジ色の実はコンスタンス・スプライのロースヒップ、

残っている葉っぱはその枝に絡みつきどうしようもなく大きくなってしまったハニーサックル)

 

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