裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

磐梯山秋色

2011年10月31日 | 聴く・観る・オーディオ・映画・パソコン

夕暮れの甲府沼、穏やかに磐梯山を映しこむ。

今年もこの頂に立つことなく終わりそうである。

もはや秋色、というよりは晩秋色といったらいいのだろうが、あまりにゴロがよくないのでやめる。

昨日の昼過ぎ、一番上の孫娘のピアノ教室の演奏会を聴きに郡山の小さなホール行った。

孫の演奏、ミスタッチはあったものの力強い打弦、いいぞ、よくやった、成長に感激する。

その後の子供たちの3時間の演奏、ここ数日の飲み疲れ、瞼が落ちる、これはイカン、目を見開き眠気覚ましにやたら拍手・・・

高学年生のベートヴェンソナタ、悲愴、熱情、月光・・・さすがいい、眠気覚める、聴きいる・・・

いずれやうちの孫も、と願う。ベートーヴェンが無理ならモーツァルトでいい、ソナタ545でいい、これを聴きながらまどろみたい・・・

孫たちと夕食、無上の幸せを感じる。無理は承知、いつまでも・・・と思う。

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The Alnwick Rose

2011年10月30日 | Roses

珍しくアルンウィック・キャスルが咲いている。思わずカメラを向ける。

この庭にあってはもう古株なのに非常に目立たず印象の薄いバラ、大きくたくさんの花を付ける隣のヘリテージの陰に隠れてしまう。

来年はもう少しかわいがってやろうと思う。

本来の美しさを引き出してやろうと思う。優秀なイングリッシュローズのようだから・・・

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L D Braithwaite

2011年10月29日 | Roses

晩秋のきりりと締まった大気の中にLDブレスウェイトが一輪、香りを放ちつつ咲いている。

今年咲いた中で最も美しいLDブレスウェイト、色とい、形といい・・・パーフェクトに近い。

それにしてもクリムソンのバラの撮影の難しさ、LDブレスウェイトの真の美しさを歯がゆいほどカメラに収めることができない。

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ハクチョウがやってきた

2011年10月28日 | 日常生活

ハクチョウが猪苗代に飛来したというニュースをだいぶ前に聞いた。

稲の刈り取りが終わった広大な田んぼにハクチョウの姿を始めて確認する。

まだ数家族、その数は例年に比べとても少ない。

今年は鳥インフルエンザの流行なきことを祈る、人間のためにも、渡り鳥のためにも、平穏な冬であってほしい・・・

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波立つ猪苗代湖

2011年10月26日 | 日常生活

気温が下がり始めた。今までの気温が異常だったのだろう。

夕暮れの猪苗代湖は荒れ模様、岸辺に立てば波しぶき、黒々とした湖水、寒い。

いつもの穏やかさはまるでない。

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雨の庭 こんな日もあっていい

2011年10月25日 | 庭に咲く草花

相変わらず気温高め、昼過ぎから雨。

こんな日は落ち着いて書類の整理ができる。

薪ストーブの前のテーブルに書類を広げ、ゆったりした気分で電卓を叩く。

時々外に目をやる。木々の葉が落ちて森がだいぶ透けて遠くが見える様になった。

窓の外は静かに雨が降っている。紅葉した木々が雨に濡れ、一層美しさを増す。

この狭い空間にもいろいろの紅葉がある。メグスリノキ、ハウチワカエデ、ヤマモミジ、コミネカエデ、ヤマウルシ、ウリハダカエデ・・・

それぞれがおもいおもいに色を変えて・・・

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国宝白水阿弥陀堂

2011年10月24日 | 裏磐梯の近くに・・・

2,3日家にいると、ムシ?が騒ぎ出す、抑えきれない。

どこかに行こうか。

妻が白水阿弥陀堂に行きたいと言う。早速いわきに車を向ける。

白水阿弥陀堂の前に立つ。

背後に経塚山、池を廻らせた浄土式庭園の向こうに黒く沈む堂の檜皮葺の屋根の曲線の美しさに愕く。

福島にこんなすばらしい名刹があるとは・・・知らなかった、不覚だった。

僧侶に招かれるように誰もいない静まり返った堂内に入る。正面に木造阿弥陀如来、両脇侍像等5体の仏像、入堂者二人は正座、頭をたれ合掌、祈願。

時を置き、厳かに僧侶が阿弥陀堂の略歴を披露する。

およそ850年前、平安末期の建立、釈迦入滅2千年後には世が暗黒になるという末法思想が蔓延し、王朝貴族は光明を求めて阿弥陀堂を建てた。

白水阿弥陀堂もこのような時代背景によって建てられ、当時の東北南部の仏教文化を考える上で重要であり、建立当時仏像は金箔で輝き、天井、壁は極彩色で飾られていたと言う。

今はその面影はまったくない。再現されたレプリカによって往事の絢爛たる様子を想像するしかない。

国宝白水阿弥陀如来堂、いわき付近にお出かけの折には是非、お立ち寄りあれ。

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ウリハダカエデ

2011年10月23日 | 日常生活

曇天、暗く重苦しい。

夕暮れ行った甲府沼はただただ静か。

磐梯山は雲の中、まったく姿を見せない。沼はすでに晩秋の佇まい。

暗い水面、湖畔のウリハダカエデの紅葉がとてもきれいだ。

気分が少し軽くなる。

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全山紅葉 白布山

2011年10月22日 | 磐梯高原・山・森・花

一日雨、週末だというのに・・・

裏磐梯の山腹の紅葉は今が最高、あいにくこの天気、残念なことだ。

R459を裏磐梯に登ってくるとき右に見える山が白布山、紅葉がとても美しい山、登山道はない。

秋元湖越しにも美しく堂々とした山容を眺めることができる。

今日は残念ながら山頂は雲の中。

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赤花ゲンノショウコ

2011年10月21日 | Geranium(ゲラニウム)

大山祇神社御本社に向かう沢沿いの山道で見つけた赤花のゲンノショウコ、初めての遭遇に驚き、喜ぶ。

一緒に歩いていた妻が赤いゲンノショウコが咲いているという。まさか、ここは雪深い人里はなれた西会津の山の中だ。

何か間違い、と疑いを持って指差す草むらに目をやる。

事実それは赤花のゲンノショウコであった。家の庭に、歩き回った磐梯高原周辺、さらに北海道、いく先々でこの原種のゲラニウムに自然と目が行ってしまう。

だが、それはいつも白花、東日本は主に白花、西日本は赤花ということは承知していたが、それにしも一度として赤花に遭遇したことはなかったのだ。

その後、登り道ずっと道端の草むらに赤花を探したが、見つけることはできなかった。

ところで那須の草むらでも、ここでも薄ピンクの花のゲンノショウコをごく普通に見かけた。とても美しい花なのにピンク花の話題は聞いたことがない。

これは白花が単に気温の低下によってピンクに変わっただけなのだろうか。真実を知りたい。

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薪割が終わった

2011年10月20日 | 薪ストーブ

晴天、真面目に半日薪割り。

やっと秋の大仕事の一つが終わった。例年よりだいぶ早い。

2本チェーンを使ったことで一度も目立てせず、すばらしく切れる状態で玉切りができたこと。

丸太を4等分およそ50cmから40cm、、長く切ったことで3回チェーンソウを入れればよかったこと。

薪が長く大きいため積んでも安定して崩れないこと、重くはあったが薪の取り扱いが楽だったこと。

薪割りのほとんどを今年は機械に頼ったこと。

そんなことが効率よく作業を終わらせた原因だろうか。

残りの作業は遠くの作業場にある斧で割った薪、切るだけで割る必要のない薪を積むだけでいい。

例年より高く長く積まれた薪の壁を眺めニタリ。

火を入れてから消えることなく一ヶ月、ずっと燃え続けているアンコール・エバーヴァーン、

薪山の右端から家に運び込み、燃やしているが、以前のメンテナンスの悪いエアタイトの確保されていなかったアンコールに比べ、

火持ち、熱効率が驚くほどよく、薪の消費量は半分で済んでいることに驚愕、改めてメンテナンスの大切さを思い知らされている。

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大山祇神社御本社

2011年10月19日 | 裏磐梯の近くに・・・

西会津、野沢にある大山祇神社に詣でる。

三年続けてお参りすればどんな願いもかなえてくれる野沢の山の神様として福島県はもとより山形、新潟県からも参拝する人、年間に数十万人、非常に霊験あらたかな神社。

こんな不便なところになぜ?

遇拝殿を数度参拝したことはあったが車も入れない山奥の御本社に詣でたことはなかった。

そして今日・・・山道をたどること1時間、いや、1時間30分、ほんの軽い気持ちでだらだらと歩き始め、4kmの山道の長さ、辛さを知らされた。

やっとたどり着いた電気も無い山奥の御本社、だが歴史ある厳かな佇まい、来てよかった、参拝してよかったと心の底から思う・・・

神社、仏閣を訪れてこんな気分にさせられるのは珍しいことだ。

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紅葉真っ盛り

2011年10月18日 | 裏磐梯・湖沼

近くのコンビニへ買い物に行った帰り道、レークラインを中津川駐車場まで車を走らせる。

まさに紅葉真っ盛り、これから紅葉前線は一気に麓に向かって駆け下ることだろう。

ぐずぐずしていられない。

今週中に秋元湖の小道を中津川まで歩いてみよと思う・・・(レークラインから桧原湖、小野川湖俯瞰)

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落ち葉かき

2011年10月17日 | 日常生活

庭一面に落ち葉、そんな季節になってしまった。

11月初旬のカラマツの落ち葉が終わるまでずっと続く落ち葉搔き。

芝刈り機を使って落ち葉を吸い取る。

2,3回往復すると芝刈り機の収納袋は落ち葉でパンパン、そのつど機械を止め、落ち葉を捨てる、能率がとても悪い。

せっかくきれいになった芝生、風が吹く、元の木阿弥、あぁと思う。

我慢我慢、カラマツの落ち葉の季節が終わるまで・・・

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ハナイグチ

2011年10月16日 | 庭に咲く草花

カラマツ林に今年もハナイグチがあちこちに顔を出し始めた。

おいしいキノコのようだが食べたことがない。

このぬめり、傘の裏側の網目を見ると手が出ない。

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