外は吹雪、今年もあと少し、実にあっけなく暮れようとしている。
2010年いったいどんな年であったか・・・
外は吹雪、駐車場のお客様の車は繭玉のようにすっぽりと雪に包まれている。
今年もザ・グレンリベットを飲見ながら最後の日記を綴り、年越しソバを食べながら2011年を迎えることになろう。
外は吹雪、今年もあと少し、実にあっけなく暮れようとしている。
2010年いったいどんな年であったか・・・
外は吹雪、駐車場のお客様の車は繭玉のようにすっぽりと雪に包まれている。
今年もザ・グレンリベットを飲見ながら最後の日記を綴り、年越しソバを食べながら2011年を迎えることになろう。
外出は野鳥のヒマワリを餌台に運んだのみ。
数日間は寝食を忘れ、本業に精を出さなければならない。こまごま働くうちに気がつけば早夕暮れ。
パートゥ・シュクレとりんごの焼ける香ばしいにおい・・・妻が焼きあがった今宵のデザートのタルトゥ・オ・ポンムをオーブンから取り出している。
福島のりんごのコンポートとクレーム・ダマンドゥのたっぷりつまったタルトゥ・オ・ポンムが焼きあがった、あとは仕上げのアプリコットジャムを塗るだけだ。
お越しのお客様に楽しんでいただけることだろう。
このタルトゥ焼きあがる香り、ああ、冬のパリで食べたあのショソン・オ・ポンムのあのおいしさが・・・
雪が降っている。
もうこれ以上雪はいらないと思う、もう結構と願ってしまう。
実に勝手だ。
ちょっとした買い物でコンビニへ行く。
スキー、ボードを積んだ他県ナンバーの車が続々と登って来る。
いよいよ・・・
久しぶりに買ったCourvoisier Napoleon、なんと4,000円もしない。それで買うことができる。
酒を飲み始めた頃、先輩の家で惜しげもなく振舞ってくれたコニャック、それがこのナポレオンだった。クルボアジェのナポレオンだった。
コニャックの代名詞 Napoleon、私の中の高級酒の代名詞がNapoleon・・・だった、このボトルだった。
安酒を飲みあさっていた時代、Napoleonのボトルは応接間のサイドボードの棚に鎮座しているのを、
バーの上の棚に恭しくおかれているのを見上げるのがせいぜいだった。まさに垂涎の的・・・
初めてNapoleonを口にしたときの感激、衝撃、この世にこんなうまい酒があるのだ・・・
日本は本当に豊かになったと思う。いまやXOだのバカラクリスタル入りの10万を超えるコニャックを平気で飲んでいる。
Courvoisier Napoleonを改めてじっくり見る。そしてそのボトルの美しさ、風格に感心する。
ゆっくり封を切り、グラスに注ぎ味わっている。
残念ながら初めて飲んだ遠い日のあの感激はない・・・・・・
年末の最後の買い物、郡山に行く。
近年にない大雪で昨日の一昨日のR49はひどいことになったらしい。
今日は雪はあるものの通常通り走る事ができる。
帰路、数キロ一直線の猪苗代の農道を走る。
どこませもまっすぐに続く白い道。
雪煙を舞い上げ、一直線に走る。
吹き付ける雪、いったいどこまで、と思う。
昨日夕方除雪し、動かした車、だのに・・・今朝はほとんど埋まってしまった。
車掘り起こし、視界がなくなってしまったダイニングルーム側の除雪作業で半日費やす。
強いられた除雪のつらい労働を嘆いてばかりいられない。
このドカ雪で年末年始の裏磐梯のスキー場のゲレンデは完璧・・・
・よかったなー、何とか間に合った。
朝から細かいいかにも積もりそうな雪。
年賀状を出しに近くの郵便局に出かけたが、激しい雪で前が良く見えず苦労、やっと。
こんな日は出かけるべきでない。
今年初めて除雪機始動。
雪止まず降り続く雪・・・
昨夜から雪。
町に下る。途中の見慣れたいつもの風景が新雪をまとい、なんとも魅力的風景に変わっている。
雪のマジック、思わず見入ってしまう。
今日はすばらしいホワイトクリスマスイブだ。
これから一週間ずっと雪の予報・・・
裏磐梯、雪雲薄れ、ベールに包まれた太陽、弱弱しい光線がもれる。
冬至は過ぎた。これから一日一日、昼が長くなる。
本格的な寒さはこれからだが、少しずつ、一日一日、昼が長くなる、
かすかな春に向かう喜びを厳しい冬の中から探しながらやり過ごそうと思う。
厳しい寒さやって来い。冬、本当に素敵な季節だ。
珍しく一日こまごまと立ち働く。
倉庫、スキー室、ボイラー室整理、整頓。
冬の窓辺を飾るバラを室内に運び込む。
昨年はミス・アトウッドと一緒に冬を過ごした。
今年はフンショウロウを選ぶ。2月ごろには開花することだろう。
夜、賀状図案作成。
快晴。気温は低いが、(おそらく真冬日)無風、太陽光線で寒く感じない。
まだ残っている冬の準備。ホースリール、梯子、その他雪に埋まって困るもの収納。
不完全なバラの冬囲いの手入れ。
アプローチに積んである薪をポーチにすべて運び、積みなおす。
全部は無理かと思っていた薪がすべてポーチに収まる。2月いっぱい持てばいいのだが・・・
朝から夕暮れまで雪の庭で体を動かす。
陽の傾いた夕方、甲府沼へ、このところの冷え込みで沼は全面氷でふさがった。
湖面に大きく張り出した霞桜、見事に花を咲かせるのは5ヵ月後・・・
2週間ほど前に買い、窓辺に置かれていたシューティングブルー。
よく観るとつぼみが上がってきている。年内に花が見られるかもしれない。
もう少し大きな鉢に植え替えなければならないだろう。
小花だが花数多くとても素敵なゲラニウム、この夏は見事にたくさん咲いてくれた。
こぼれダネで増えると聞いているが、2年植えたが増える様子がない。
冬を越すことができず2本とも消えてしまった。Geranium pyrenaicum
寒さに強い Pyrenaicum(ピレネカム)の改良種と思われるが、どうして宿根しないのだろうか。