裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

ハナイグチ

2019年10月31日 | 庭に咲く草花

芝刈り。

といっても刈るというより落ち葉を吸い取ることで芝刈り機のグラスキャッチャーはすぐにパンパン。

庭を歩き回るうちにいくつものハナイグチを踏み潰す。

庭でよく目にするキノコ、ナラタケと並んで多い。

いずれも美味しいキノコらしい、が、未だ口にしたことがない。

毒キノコが怖い、キノコ食べたし、命は惜しし、実に勇気がない。

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紅葉の五色沼の森

2019年10月28日 | 歩く・登る

快晴。

五色沼の森、逍遥。

青い沼、秋空、カエデの紅葉、2時間のぶらぶら歩きは気分良し。

中国の観光客がここでも多数。我々が中国を旅していると思えば、そう、楽しくなる。

10月24日

悪友、今秋もまた来。昨夜、例年通り酒、酒。

二日酔いなく、気分爽快に白布峠を越え、紅葉狩り、米沢へ。上杉神社、米沢藩歴代藩主の墓所、上杉家廟所参拝。

初代上杉家藩主、謙信、アメリカ大統領ケネディーによって一躍有名になった鷹山、上杉家12代が祀られている。

上杉神社を訪れたら是非廟所まで足を伸ばしたらよかろう。ガイドが興味深い話を披露してくれる。

長い栗子トンネルを抜け、福島へ。蕎麦屋で昼から宴、酒、酒。

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ノアゼット

2019年10月21日 | Roses

庭の紅葉がだいぶ進んだ。

遅れている主役のカエデの紅葉は1週間ほど先だろ。

雨の落ちてきそうな暗い庭、

カメラを向けることの少ないバラ、アリスターステラグレーが珍しくきれいに咲いている。

寒さに弱いノワゼット、この庭ではきれいに咲いてくれることが少い。

セリーヌ フォレスティエ、デプレア フルール ジョーヌなど、

まれに美しく咲く時など言葉を忘れる程の感動を覚える。

だが、10数年、その間数度花を見ただけのエメ ヴィベール

寒で大きく枯れこむノワゼット、寒冷地では気難しく、手ごわいバラである。

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深まる秋 月山へ

2019年10月16日 | 歩く・登る

秋晴れを狙って紅葉の月山へ行く。

予想に反して草もみじの月山は機嫌が悪かった。

雨こそ降らないものの姥ヶ岳から月山に向かう尾根道は強風、気温4°c、体感温度は相当低い。

準備悪く手袋を忘れ、帽子を忘れ寒い、寒い。アノラックを被り歩く。

そのくせ二人のデイパックは草もみじの草原でおいしく食べようと準備してきた食べ物でいっぱいだ。

秋山の軽装備、雨でも降ってズブ濡れになったらあの世行き。

月山の頂きはずっと濃い霧の中、登頂は潔く諦め、牛首から下山にかかる。

機会はいくらでもある。花の綺麗に咲きそろう7月上旬また来ようと思う。

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菊 クリサンセマム?

2019年10月14日 | 本を読む

台風で荒れた庭の芝生を刈る。

いつ植えたものだろうか、白い小菊がとても美しい。

確か菊あるいはクリサンセマムという題名のスタインベック?の掌編小説をふと思い出す。

放浪に疲れた男が立ち止まって、生垣越しに庭で菊の手入れしている女に見とれている。

男に気付いた女は男に向かって菊が好きなの?男はああ、と。詳しい男女の会話は忘却した。

女は生垣越しにホースの水を男に飲ませる。手で口を拭きながら、なんと言っても故郷の水はうまい、

と言って立ち去ろうとする男に女は菊の苗を手渡す。礼を言って菊の苗を持って男は立ち去る。

数日後、女は男の立ち去った小道に投げ捨てられ、枯れた菊の苗を発見し、呆然とする。

四、五十年前に読んだ掌編、スタインベックの他の掌編がごちゃまぜになっているかもしれない。

だが、たったこれだけの内容の掌編にもかかわらず、傷つけられた女の心情を想像し、

親切を平然と踏みにじる男の残忍な行為を何故か忘れることができないでいる。

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台風19号去って

2019年10月13日 | 庭の野鳥・野生動物・昆虫

19号台風は甚大な災害を東日本各地にもたらした。

被災地からの映像をTVで見るたび心痛む。

裏磐梯は幸いひどいことにならず済んだのだが、

災害大国日本、明日は我が身、心しなければならない。

19号過ぎ去った秋の色に染まりつつある庭で妻がアオゲラの骸、発見。

台風によるものではあるまい、窓ガラスに映る風景に激突したものであろう。

窓ガラスに激突、残念ながら珍しいことではない。

悲しい、やりきれないおもいで庭の片隅に埋葬。

合掌。

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コルチカム 裸の貴婦人

2019年10月10日 | 庭に咲く草花

コルチカム咲く。

ずっと前、名前も知らない秋に咲くこの花を見るたび、彼岸花同様、何か不吉な嫌な感じがしたものだった。

だがその花、今や毎年コルチカムの咲くのを心待ちしている。

10年ほど前、荒地に育む奇跡の庭、ベス・チャトーの庭という番組をTVで観た。そしてその中で花の名前、コルチカムを知る。

更に花の雰囲気がいかにもふさわしい裸の貴婦人という別名も知った。

以来コルチカムと素敵な庭園と園主ベス・チャトーがとても気にかかる存在になってしまった。

だが最近悲しい事実を知る。

ベス・チャトー、2018年5月13日、没、94歳。

デヴィッド・オースティン、2018年12月18日、没、92歳。

イギリスのガーデナー、2大巨星墜つ。

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2年ぶり 鎌沼へ

2019年10月02日 | 歩く・登る

噴火警報レベル1にやっと下がり、近づくことのできるようになった鎌沼へ2年ぶりにゆく。

この上ない上天気、お山は穏やか。

ジェットエンジンのような火山ガスの噴出する轟音が聞こえるのが些か不気味ではあるが・・・

1時間ちょっと歩けばこの沼の紅葉と誰もいない日本庭園のような美しい風景の中に身を置くことができる。

もちろんいつものように湖畔で極上?のオニギリを妻と頬張ることだけは決して忘れない。

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