Hume's Blush Tea-Scented China

ヒュームズ・ブラッシュ・ティ・センテッド・チャイナ咲く。
謎の多い混乱したバラ、今は詮索は疲れる、ただ美しい、とだけしておこう。
今年は長く辛い夏となった。日中の気温が異常に高かったせいもあったであろう。
明日から夏休み、ゆったり休養、休養・・・と思う。

ツルフジバカマ

用事で近くに出かける。帰り道、夏草茂る草むらの中に紫色の花が眼に留まる。
車を止め、バック。やはり、それはツルフジバカマの花・・・
窓を下げ、横着にも車の中からシャッターを切る。
珍しくもないツルフジバカマであるが、車を止め、見入ってしまう・・・なぜ？

Souv. de la Malmaison

スヴェニール・ド・ラ・マルメゾン、咲く。
やはり美しい。この美しさを何度カメラに収め、取り上げたことだろうか。
世界で最も知られ、最も広く栽培されているオールド・ローズのひとつだろう。
アルハンブラ宮殿の庭に、シェーンブルン宮殿のローズガーデンに・・・美しく咲くこのバラを見た・・・

Mrs Foley Hobbs

寒さに弱いティーローズ、承知の上で地植えにして１０種ほど冬を雪の下で越させてみた。やはり春から元気がない。ミセス・フォリー・ホッブズもそのひとつ。春には花が咲いたかどうか・・・
ようやくそのミセス・フォリー・ホッブズに花が・・・
意地でも来年はたくさんの花を咲かせてみよう、これから特別集中的に面倒を見ようと思う。果たして・・・

ソバ畑

裏磐梯には水田はない。寒冷地な気候のため稲作はできない。農作物は主に高原野菜だ。ソバもそれに加わる。
今、ソバの白い花が満開、高原の風景に溶け込んで美しい。

Anna Olivier

アンナ・オリビエ、ここにきて３年目、やっと一人前に成長し、花を咲かせるようになった。こんな条件の悪いときに、たくさん花を付けている。
気温が高いので本来の花色の美しさではないのであろうけれでも・・・
気温が下がり、秋の風に揺れる真に美しいAnna Olivierをもう一度見たい。

ツリフネソウ

庭の片隅、今年もツリフネソウが咲き始めた。ツリフネソウは一年草、よくぞ絶えることなく毎年咲いてくれるものだ、と感心してしまう。
この花が咲くといよいよ秋、初秋、だが日中はまだまだ夏の勢力下にある。今年は異常に夏がしぶとい。

Bonica'82

２本あるボニカ'82いずれも満開、この残暑厳しい、乾燥しきった環境にもかかわらず・・・
いかに強いバラであるかが解る。普段は庭にあってほとんど眼を向けられることのない不遇のバラ。それにしても１９８２年作出された（世に出た）とはいえボニカ'82とは・・・
もっと素敵な名前を与えてほしかった・・・（先にBonicaというバラがあったにせよ）
ボニカ'82何たる命名、Meillandは命名のセンスがないなー、と生意気にも思う。

弥六沼

やっと中休み。
次男夫妻、孫娘２人来。
連れ立って高原ホテルで昼食。プライベート沼、弥六沼越しの磐梯山はとてもいい。
湖畔に立つとバシャバシャと激しい水音、見れば見事なレインボートラウト、湯ノ湖のようにフライ・フィッシングの聖地にしたらとも思う。小さいながら環境も風景も一流、いっそブラウンでも入れて・・・

アカトンボ

今年はなぜか赤とんぼが少ない気がする。いや、ハグロトンボ、オニヤンマも少なかった。
行きかうトンバがすくない小川、さびしかった。
今日やっとミヤマアカネを見つける。なぜかほっと・・・

The Dark Lady

今日もメチャメチャ忙しい。
夏、蟻は寸暇を惜しんで働いている。冬に備えて・・・
ダーク・レディー咲く。気温が高いせいか、本来の色でない。
ああ、9月になったら、旅しよう・・・だが、今年は残念ながらまったく計画がない、目標が定まらない・・・北海道、それとも東北、それとも・・・

Alnwick Castle

荒れ果てた庭、今は本業が忙しくてまったく手入れができない。9月になったら、といい聞かせている。
それでも敏感に庭のバラたちは秋を感じ取り健気に花を咲かせ始めている。
かわいそうか位、小さく不完全な花ではあるが・・・
いつも目立たないアルンウィック・キャスルが美しい。Alnwick Castleの名前ではレジスターが取れなかったか、ジ・アレンウィック・ローズと名前が変更になっている。利益のためとはいえ、ややっこしい。
DAVID AUSTINはEnglish Rosesと命名した時から優れた育種家であるとともに且つすごいっ商才に長けた人だなー、とも思う・・・
どんどん儲けて、美しい丈夫なバラを世に出してくれればいい。バラを愛する人々のために利益を還元してくれればいい・・・

夏休み残り少なし

晴天、日差し強し。吹く風が心地よい。買い物のついで毘沙門沼に立ち寄る。相変わらず人々でにぎわっている。ボートに乗る人、記念撮影をする人、アイスクリームをなめる人、お土産を求める人、みな生き生きとのこりすくない高原の夏を楽しんでいる・・・

熊出現・・・

夏の日差し戻る。だが数日前と明らかに風が、光が、何かが違う、秋が夏にもぐりこんでいるような・・・
高原の短い夏、毎年の事だが・・・
昼過ぎ甲府沼に写真を撮りにゆく。その帰り道、足元付近からただならぬ息遣いとカラマツを駆け上るバリバリという激しい爪音、見上げればそれは熊、よほど驚いたと見える。カーティスクリークのテリトリーに侵入して怖かったのであろうか？
熊としばらくにらめっこ、勝負はついた。ゆっくりとカメラに収める。熊を見ながら小川を渡る。熊は安心したのか後ずさりで木を降り、森に消える。

秋の七草

萩が花（ハギ）　尾花（ススキ）　葛花　撫子の花
女郎花 また藤袴　朝貌(桔梗）の花・・・
ススキ茂る森のふちの庭に野草を植え込んだ小さなスペースがある。その野草園？に秋の七草のひとつオミナエシが咲き始めた。一株のオミナエシがずいぶん面積を広げたものだ。昨年植えたフジバカマ、ナデシコもまもなく咲きだすことだろう。
来年はハギとキキョウを植え込むつもりだ。
秋の七草、あとひとつ足りないもの、クズ、これはあまりに荒々しくて植えることができない・・・