今年初めて松の伐採で日当たりのよくなった庭の一角に一坪ほどの菜園を作った。
５月、ナス、ジャガイモ、青じそ、インゲン、ミニトマト、バジル、ピーマンの苗を植えこんだ。
初めてにしては驚くほど順調に苗は成長した。
曇り時々晴れ、今日はナス１個、ミニトマト２個、ジャガイモ（キタアカリ）大中子芋合わせて２０個収穫。
キタアカリのベークドポテトのおいしさ、驚き。家庭菜園万歳。
ブルーベリー収穫、収量４５０ｇ、植えて２０数年経つと思うがこれほどの量は初めて。
ジャムを作るつもり。
これも松を伐採し日当たりが良くなったから、と思う。
来年は菜園を大幅に拡張することになるだろう。
ここ２,３日まるで梅雨が明けたかのような青空、強い真夏の太陽、ギラギラ。
勝手なもだ、少し雨でも降ってくれ、と願ってしまう。
夏の日差しを待っていたかのようにダリアが咲き始める。
飯綱高原のフィールドノートさんから頂いたダリアに加え、今年は熱塩加納の花見氏から頂戴した大量のダリアも加わった。
カーティスクリークの庭は例年になく賑やかになることだろう。
これから見たことのないダリアもあちこちから咲きだす、
楽しみなことである。
どんよりとした梅雨空、突然雲間から薄日射し、明るくなった庭に出る。
緑の重い庭にぽつんと咲く草花に自然と目がゆき、
存在を忘れ、名前を忘れたゲラニウムの美しさにハッとする。
ウラッソビアナム（Geranium Wlassovianum）、そしてペインターズパレット（Geranium pratense ' Painters Palette）・・・
遠くにアガパンサスの青い花。
梅雨の晴れ間、快晴。
レンゲツツジ、ニッコウキスゲの季節はあっという間に終わってしまった。
花のない雄国沼はやめ、久しぶりに雄国山に登る。
雄国山周辺の森林化が進んでいることに改めて驚く。
ブナ、ミズナラ、カエデなどが茂り始め、３６０°の素晴らしい眺望が失わてつつある。
あと数十年すればレンゲツツジは消滅、さらに雄国沼湿原の乾燥化、そして森林化は加速度的にやってくるだろう。
湿原に潅木の侵入が毎年顕著になっている。が、自然保護という理由でこの進行阻止に全く手をつけることはない。
自然保護とは何か・・・考えてしまう。
久しぶり、東京に行った。
我々にとって今や東京は外国、異邦人はただおろおろキョロキョロするばかり。
用事が済み、昨日はフリー、ウォーキング距離１２㎞、歩数２万歩、田舎者二人が田舎者がゆく名所を歩き回った。
今や日本人より外国人のほうがはるかに多いだろう浅草、大川をビールを飲みながら遊覧船で下り、浜離宮、
そして何かすっかり変わってしまったような銀座。
昭和４１年に建てられたソニービル、５０年の時が流れてしまった。
私が社会人になったのは翌年４２年、まるで深海に身を置いているようなブルーの照明の８階のイタリアン・レストラン、ベルベデーレ、
いつかここで食事をするのだと。ずっと前に消滅してしまったベルベデーレ、今やそんなレストランが存在したことを知る人はいないだろう。
そして地階のマキシム・ド・パリ、半地下のパブ・カージナル、妻との初めてのデートの待ち合わせもソニービル・・・
私の思い出の詰まったこのソニービル・・・５０歳の今年、解体される、青春の思い出の場所が消える、とても悲しいことだ。
一日小雨。実に梅雨らしい一日。
アップルさんで譲っていただいた名前不明のゲラニウムが咲いた。
名前が知りたい、非常に特徴ある花びら、少ない知識を総動員して調べる、以前写真で見たカトリーヌ・ドヌーヴだろうか？
確認のためネット検索、だが、残念ながら詳細見比べするまでもなくそれは違う、と知る。
海外のサイトでは学名はGeranium psilostemon Catherine Deneuveと有り、明らかに花色はマゼンタ、シベもまるで違う。
そのうち解るだろう、疑問を残したまま今日の探索はお終い・・・
後記 名前不明のこの花はどうやらGeranium oxonianum Sherwood(ゲラニウム オクソニアヌム シェアウッド）らしい。
