裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

太平洋の海 塩屋崎灯台へ

2022年02月28日 | 日常生活

雪に囲まれた日常から脱出、太平洋の青い海へ。

フラワーセンターを歩き回り早春の花々、香りを楽しみ、そして塩屋崎灯台へ。

灯台に登り、太平洋を俯瞰、なんと気分のいいことか、気温14°c、潮風が気持ちいい。

塩屋崎灯台に来るとなぜか松田聖子の『瑠璃色の地球』を思い出していまう。

朝日が水平線から光の矢を放ち・・・灯台の上、太平洋から昇る朝日を見たい、といつも思う。

津波で壊滅的被害を受けた薄磯海岸が驚くほど美しく生まれ変わった。

海岸の景観を損ねることなく見事に設計された防災緑地帯、取り除かれた沖のテトラポット、

ただただ感心、広い砂浜、穏やかな波打ち際をゆっくりと歩く。来てよかったと心より思う。

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また激しい降雪 

2022年02月27日 | 本を読む

どうなっているのだろう、天気予報、午後から激しい風雪。

もういい加減にしてくれ!!!

夕食後またしばらく手にしなかった『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』続きを読む。

読み始めるとやめられない、10時までと決める。『ハードボイルド・ワンダーランド』の文中に

(ベッドに寝転んで、カサドシュがモーツアルトのコンチェルトを弾いた古いレコードを聴いた。

モーツァルトの音楽は古い録音で聴いた方がよく心になじむような気がする。でももちろんそういうのも偏見かもしれない)

(主人公「私」が聴くカサドシュの弾くモーツァルトのピアノ・コンチェルト24番、気になるのでリンクを張る。

愛読者はお聴きになればと思う)

閑話休題、明日はなんとしても太平洋の青い海、潮風、と思う。

Mozart: Piano Concerto No. 24, Casadesus & Szell (1961) モーツァルト ピアノ協奏曲第24番 カサドシュ&セル

Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791) Piano Concerto No. 24 in C minor, ...

youtube#video

 

 

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五色沼 雪の森

2022年02月25日 | 歩く・登る

五色沼、雪の森を歩く。目的は歩くため、ダラダラ生活に喝をいれるため。

10時頃家を出る。スノーシューなし、ストックのみ持参、駐車場から歩き始める。

雪道に踏み跡がない。昨日から歩く人がいないのだろうか。

踏みしめる雪の音、森を吹き抜ける風の音、ただただ黙々と歩く。

動物の気配がまるでない。弁天沼に付近で風雪激しくなり、視界不良、時刻を見ると11時15分。

しまった、昼食を作り待つ時間に遅れる。最速足で戻る。これも鈍る体に喝を入れる目的にかなう。

12時5分家に戻る。

週末は天気よく気温も上がるらしい。太平洋の青い海を見に行きたい。

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一日部屋に閉じこもり

2022年02月24日 | 聴く・観る・オーディオ・映画・パソコン

外に出たのは野鳥のえさやり、エントランスの薪運び2回、後は部屋でずっと音楽を聴いている。

モーツァルト・バイオリンソナタ、Haskil · Grumiauxそして Szeryng・Haebler、 

飽きもせず6時間以上、時々聴き比べしたりして。べ-トーヴェン、バイオリンソナタ同様、

グリューミオーの線の太いバイオリンの響き、ハスキルの控えめなピアノを私は好む(このバランスを批判する人もいるようだが)

その反動か、今はKremer・ Argerich のベートーヴェンを聴いている。

窓外は青空が覗いたり、雪が降り出したり。手を伸ばせば届くほど近くのダケカンバの枝先、膨らむ芽、花芽、

芽吹き咲くのは5月、といってもその季節はあっという間にやってくる。

明日は雪の世界に飛び出そう、と思う。

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行きは良い良い 帰りは・・・

2022年02月23日 | 日常生活

裏磐梯の気温は-6°c、相変わらず低いが、雪降り止む。気分晴らしに街に買い物。

猪苗代湖沿いに走り、三森トンネルを抜け、郡山に。峠付近はまた降雪。

だが市内に入るや穏やか、雪は全くない。ほんの数十分走るとこの違い、羨ましい。

帰路はR49、中山トンネルを抜けると激しい風雪、場所によっては地吹雪、ホワイトアウト。

ちょっと甘く見たか、そんな場所はゆっくり走り抜け、なんとか無事帰宅。

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降り続く雪・・・・

2022年02月22日 | 日常生活

昨日はゴミ出しに車で、と思ったが除雪をサボっているので亀の子になる恐れ、

車高の低い二躯の車は辛い。2,300メートル離れているゴミ場まで歩きで。

今日も降り続く雪。

たまたま出てきた聴いたことのない ヘルシンキ・フィルハーモニックのシベリウスの交響曲全集のアルバム、

一番から聴き始める、が窓外の降り続ける雪、最悪の選曲、気分益々滅入る。

こんな時は体を動かすことだ。完全防寒、秋元湖まで散歩。

膝を越すラッセル、いい運動、やっと堰堤に立つ。気温-6°c、風強く体感温度は相当なものだろう。

帰宅、家に入らずそのまま除雪機始動、除雪作業、気分スッキリ。

一歩家の中に、ああ、燃え続けている薪ストーブの暖かさ。

これで風呂、そして美味しいビール、夕食を安心して楽しむことができる。

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相変わらず 雪

2022年02月20日 | 日常生活

昨日午後からいやいや3時間以上除雪作業を行った、が

昨夜も雪が降ったらしい。それも嫌な水分たっぷりの重い雪。

屋根からすぐに滑り落ちるのがいいものの。

今日夕方からまた冬型に戻り、雪が続く予報、いい加減にしてくれ!!と思わず愚痴。

雪に埋まった庭、雪どけ後の手入れ、苦戦覚悟してかからねばならないだろう。

昨夜から『1Q84』はやめ、先に『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』

を読み始める。果たしてどうなることやら・・・

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日向ぼっこ SIMON RATTLE

2022年02月18日 | 聴く・観る・オーディオ・映画・パソコン

予想に反し、晴天、陽光燦々。

自室明るい南面の窓、座椅子を倒し、長々足を伸ばし日向ぼっこ。暖かさを通り越し熱い。

薪ストーブと同じ暖かさ、化石と違い、薪はごくごく新しく蓄積された太陽エネルギーと納得できる。

音が欲しい、立ち上がりの遅いパソコンは面倒、すぐ手の届いたCDをプレーヤーに入れる。

ラトル、ベルリンフィル、マーラー9番、見たこと、買った覚えも全くない。

なんと、すばらしい9番だ、これがライブ?音質、演奏ともに激しく感動。

だが3,4楽章は立ち上がりCDを入れ替えなければならない、気持ちよく動きたくない。

こんなCDが気づきもせず存在していた不思議、早速iTunesにリッピング。

大好きな10数種類あるだろう9番、なのに何故、ボケがひどくなったか?

Amazonの過去の購入履歴を調べよう、と思う。

ベルリンフィルの芸術監督、指揮者がラトルから全く知らないキリル・ペトレンコなる人に変わっている。

ああ、激しく移り変わる時代に最早ついていけない日向ぼっこするボケ老人。

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除雪 除雪 除雪

2022年02月17日 | 日常生活

昨夜寝室のFFファン・ヒーターが点滅信号、そしてストップしてしまった。

外部の給排気筒が埋まったか、余裕があったはずだが。

窓を開け見れば先端が半分ほど埋まっている。湿った雪が防雪板の隙間からサラサラ落ちてくる。

とりあえず、窓からスコップで雪を取り除き、なんとかストーブ点火。

寝室はー日中エコ・モードで運転、FFファン・ヒーターなしでは過ごせない。

今日は寝室側の防雪板の隙間埋め作業から。昨年から除雪を行わない寝室側一階はほぼ埋まっている。

一日除雪作業、駐車場、アプローチ除雪、居間側の給排気筒も余裕がない。

南側一番奥、そこにゆくまで3時間近くの除雪、いい加減うんざり。

もうディーゼルエンジンの排気ガス、吸いたくない、除雪作業、もうご勘弁。

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村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』読了

2022年02月16日 | 本を読む

薪ストーブ前で『ねじまき鳥クロニクル』3部、鳥刺し男読了。

11時半を目安にここ数日酒を飲みながら、音楽を聴きながら読みふけった。

主人公が「井戸」の底に潜り込み、無意識に悪、憎悪と戦う「井戸」はラテン語 id(人格構造に関する基本的概念、

人間が生まれつき持っている無意識の本能的衝動、欲求など精神的エネルギーの源泉)のメタファー、

逸れるが機会があったら「イドの怪物」私の好きなSF映画『禁断の惑星』ご覧あれ。

象徴的な『根源的な悪』とし2人、間宮中尉が語るモンゴル、シベリアで暗躍する皮剥ボリス、そして主人公岡田トオルの義理の兄、綿谷ノボル。

トオルの妻(クミコ、ノボルの実の妹)と交わり、『根源的な悪』(ねじゆるめ鳥)の継承者を生もうとする綿谷ノボル、

(クミコの堕胎、姉の自殺理由)トオルの元から失踪したクミコ、最後は「イドの怪物」と化したトオルによって瀕死状態の兄、

『根源的な悪』として存在する綿谷ノボルの止めを刺す。

『ねじまき鳥クロニクル』作品に込められた村上春樹の主意はおおよそ理解でき、一気に読ませる面白さもあった。

次は『1Q84』を読むつもりだが春樹マジック、仕掛けられた罠、ハマってはいけない、騙されてはならない、という警戒心、

未だ心許して春樹ワールドを心底がら楽しむことができない、なぜだろうか?

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煙突修理も慣れた作業に

2022年02月15日 | 薪ストーブ

ここ数日真冬日脱出、(といっても0°cから+1°c)暖かい日が続いている。

一昨日夕方、いつもと違う落雪音、家の振動、もしや、

2階の屋根を見上げてはずっと恐れているそのもしやが起こった

煙突直撃、煙突上部のラウンドトップと直管が飛んでいる。

埋まった煙突を掘り起こし、とりあえず残った煙突にラウンドトップをはめ込む。

燃焼中のストーブは問題なく燃え続けている。

それにしてもセルキルク(NOVA)の二重煙突は丈夫だ。

3回の事故、今回も雪の上の落下でも2011年、オーガで傷つけた以外全く損傷はない。

1m以上の雪があり、梯子掛けも楽、20kg以上あるだろう直管を担ぎ上げ、

雄、雌のジョイント部を合わせはめ込み、15度ほど回せはしっかり嵌合、ラウンドトップ取り付け、

それぞれの溝に合わせロッキングバンドをパチンと締めればOK。念のため煙突を支える細いワーヤーを張る。

今回は1時間ほどで作業終了。(落雪以外、台風、地震等の被害は30数年間一度もない)

経験から落雪の強い衝撃を受けた時、電気ヒューズやオーガの安全ボルトのように切れ、飛ぶ必要がある。

30年以上使い続けている煙突、汚れが目立つ。雪どけが終わったら耐熱のマット黒を塗装、手入れしてやろう。

それにしても8インチ煙突を見かけたことがほとんどない。6インチとの比較で全てが優れる、と私は思うほけれども。

太すぎてあまりに圧迫感があるからだろうか?

どんな焚き方にも気にせず応えてくれる、これから薪ストーブをお飾りではなく、

たくましい暖房器具として使用する目的の方は8インチ煙突の検討をお勧めします。

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イエローフォールへ

2022年02月12日 | 歩く・登る

天気もいいようだ。急遽イエローフォールに行く。

単純バカには付き合いきれない、と妻は言いつつ鮭、タラコ、昆布、梅干各2個2人分の「おにぎり」を作ってくれる。

急なことなので豪華な?ランチは望めない。途中コンビニに寄り、水、カップ味噌汁、チョコレートなど買う。

数日前イエローフォールの紹介を地方局TVがしたためか、裏磐梯スキー場駐車場はほぼ満車、

スキー客よりイエローフォールを目指すトレッキング客の方が明らかに多い。恐ろしきTVの影響力。

風なく絶好の登山日和、イエローフォールに向かうは200人以上だろう、

コースは踏み固められ、スノーシューは全く必要ない。

買ったばかりのガスバーナーを使って湯を沸かし、熱々の味噌汁、ホカロンを入れた包の「おにぎり」は仄暖かくなんとも美味。

食後のコーヒーもなんと心豊かにしてくれることだろうか。

煩わしいポンピングの必要ない「カセットガス ジュニアコンパクトバーナー」の使い心地の良さ。

何のためのトレッキング? 磐梯山の雪景色を、だが、主目的は明らかにシンプルな美味しい食事をすることだった・・・

帰路、見知らぬ女性から声をかけられる。妻は2月2日達沢不動滝で出会った単独女性と気付く、あの時の・・・

ごく短い邂逅、だのに・・・私はまたく覚えていない、女性は恐ろしい。

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イワタニ・カセットガス ジュニアコンパクトバーナー

2022年02月11日 | 歩く・登る

昨日、Amazonに頼んだキャンピング・ガスバーナーが早くも届いた。

イワタニ・カセットガス ジュニアコンパクトバーナー。

コンビニでも買える通常のガスボンベ使用が決め手、その上軽量、コンパクト、リーズナブル。

今日、早速物置から年代物の鍋、大小、ヤカン、フランイパンがセットされたコッフェル(今や死語?)を探し出し、テストする。

組立は数秒間でOK、実に簡単。点火はワンタッチ、ヤカンに500ccの水、火力は最大、

2分数十秒で沸騰、安定燃焼、強力な火力に満足。(燃焼音が高く、蓋をしていたので沸騰に気づかなかった)

早速その沸騰したお湯でコーヒーを入れる。

野外でごく手軽にいれたてのコーヒー、お茶が飲める。早春の雪山に出かける楽しみが増えた。早速飛び出そう。

復活したPEKE-1も寿命か、圧力弁から空理漏れ、徐々に圧が下がり火力が落ちてしまう、残念だが廃棄処分している)

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薪を運ぶ

2022年02月09日 | 薪ストーブ

穏やかな晴天、久しぶり(既に2年前)太平洋の海を見に行こうか、という話になった、が、

昨日も郡山に出かけた。遊んでばかりではお天道様に申し訳ない。少し仕事らしいことをしよう、

ということで私はエントランスに残り少なくなった(3月いっぱい十分持つのだが)薪運び、妻、キッチンの掃除。

除雪機で除雪してから一輪車でエントランスまで運ぶ肉体労働、10時から作業開始、昼食をはさんで2時過ぎまで、

3時間半ほど。3月過ぎのザクッた雪より楽に一輪車で運べる。これで春まで安心して薪ストーブを焚き続けることが出来る。

結局、今日も-1°cの真冬日、雪全く溶けず。

キューブリックの映画、『シャイニング』オフ・シーズンのホテルが氷りつかないよう、家族が冬中暖炉の薪を焚き続けることが仕事、

我が家も同じ、家が凍りつかぬよう、植物が枯れぬよう、花が咲くよう薪ストーブを焚き続けなければならない。

昨日数年ぶりで行った「WILD-1」楽しすぎ、見るもの多すぎ、行った目的を忘れてしまい

(壊れたキャンピング・ストーブ、「PEAK 1」の代替品を買う目的)結局、今日Amazonで注文することとなってしまった。

既に14年ほど前、イエローフォールでの楽しいランチパーティーの再現がしたいのだ。

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中瀬沼テスト散策

2022年02月07日 | 歩く・登る

好天の日を狙ってイエローフォールに行こうか、と予定している。

妻の壊れたスノーシューのビンディングを手直ししたが、果たして大丈夫だろうか、そのテストを兼ねて中瀬沼に行く。

予想に反して夏道にはトレールが全くなくラッセルに苦労、が元気な若者2人の外国人が先行してくれる。

やっとたどりついた東屋、雄大な中瀬沼越しの磐梯山を眺めながら持参したコーヒーを外国人と一緒に楽しむ。

下手な英語でどこから来たの?ロシア人で今埼玉に住んでいる、ロシア人の年寄りは家にこもり歩かず、元気がないとも。

日本語が達者、下手な英語を使う必要がなかった。福島が好きで度々来ている。いずれ住んでみたいという。

ビンディングは全く問題なし。無風、晴天、リフト運転日を狙ってイエローフォルに行くことになるだろう。

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