裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

ウリハダカエデ・・・暗い雨の森の中 透き通るように紅葉

2005年10月31日 | 庭に咲く草花
甲府沼の水辺付近にウリハダカエデの大木があり、毎年種を蒔き散らすのか、周辺一帯にその幼木が大変多い。オレンジ色に美しく紅葉するためにの条件は厳しいようで、大半は黄葉で終わる。とはいえ裏磐梯の秋の森を美しく飾る重要な木のひとつであることは確かである。(庭にて)
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アイスバーグ・・・英名 iceberg 氷山 なんとも・・・

2005年10月30日 | Weblog
1958年ドイツ(Kordes)で生まれたバラで、おそらく世界で最も愛され、最も多く栽培されれいる白バラといってよい。カーティスクリークの庭にも10本以上は栽培されている。本名、シュネービッツェン(Schneewittchen、白雪姫のドイツ名)。名前のように清楚で美しい白バラだ。アイスバーグ(氷山)よりシュネービッツェン(白雪姫)と呼んだ方が断然ふさわしいように思う。(庭にて)
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アオサギ・・・ただ一羽 ぽつねんとたたずむ

2005年10月29日 | 庭の野鳥・野生動物・昆虫
白鳥の群れの近くにたたずむ孤独なアオサギ。今日は冬眠前の蛙でも狙って降り立ったのであろう。秋元湖の浅瀬で魚を狙うアオサギに出会うがいつも一羽、周辺に静寂感が漂う。繁殖期以外はいつも単独なのだろうか。まもなく暖地へ下る。白鳥とは一時の出会いなのだ。(猪苗代にて)
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今年も白鳥がやってきた

2005年10月28日 | Weblog
刈り取りの終わった広大な稲田に白鳥があちこちに集団を作り、落穂をついばんだり、暖かい秋の日差しの下でまどろんだりしている。遠いシベリアからやってきたばかり。旅の疲れを癒しているようである。猪苗代湖周辺にやってくるのはオオハクチョウより一回り小さいコハクチョウ。群れの中には羽色がグレーの今年シベリアで生まれた幼鳥も混じる。初めての長旅、さぞ疲れた事だろう。(猪苗代にて)
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メグスリノキ・・・カエデ属、別名 チョウジャノキ

2005年10月27日 | 庭に咲く草花
メグスリノキ、なんとも妙な名前で、10数年前、村の古老から苗をいただいたときも俗称と思って聞いていた。秋になり、美しく紅葉する姿を見て驚き、早速調べたところ、メグスリノキ(目薬の木)という名前は、樹皮や葉の煎じ汁で目を洗うと眼病に効くことから付けられた、という事実を知った。メグスリノキは眼のみならず、腎臓、肝臓などにも薬効があるという。残念な事にこの木は裏磐梯の森には少ないようで、出会ったのはたった一ヶ所だけである。(庭にて)
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オナガガモ・・・猪苗代湖もやがて冬

2005年10月26日 | Weblog
猪苗代湖に冬鳥、オナガガモがやってきた。これから日に日に数を増し、湖はにぎわう事だろう。数日すればハクチョウたちもやってくる。早くも磐梯高原では近付く冬将軍の足音が聞こえる。(猪苗代湖にて)
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Eglantyne(エグランティン)・・・なんと美しいきバラ が?

2005年10月25日 | Roses
この美しいイングリッシュローズは"Save the children fund"という基金を築くことに貢献したEglantyne Jebbに捧げられた。国内においては皇太子妃雅子さまの名を冠して、”まさこ”と呼ばれている。バラは王室とのかかわりが深いく、皇室、王室のお名前を冠するバラが多い。イギリス王室、モナコ王室、日本皇室ではPrincess Michiko,Princess Chichibu ,Princess Aikoなど。どうしてマサコ様だけ呼び捨てなのか?あまりにも非礼で理解に苦しむ。日本名マサコがどういういきさつで誰が名づけたのか、いくら調べても解らない。お知りの方、是非お教えください。(庭にて)
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初冠雪・・・吾妻山、磐梯山にうっすら

2005年10月24日 | Weblog
上空に寒気が入り込み、吾妻山、磐梯山で初冠雪。吾妻山では昨年よりも4日早く、平年よりも3日遅い。磐梯山では昨年よりも4日早く、例年と同じ日の冠雪だ。これで遅いといわれた今年の紅葉も一気に進む事だろう。今日の土湯峠付近の紅葉はすばらしかった。(R115号より一切経山を望む)


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カマキリの卵・・・今年は雪が多いか?

2005年10月23日 | Weblog
今年大きく枝を伸ばしたオールドローズ、マダム イザック ペレールの枝先にオオカマキリの卵(卵鞘)を見つける。注目はその卵の生みつけられたおよそ3メートルの高さだ。卵が高い位置に生みつけられる年は雪が多いという。雪国生活者には当たってほしくない話である。(庭にて)
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ブルーベリー・・・紅葉の美しさにびっくり

2005年10月22日 | 磐梯高原・山・森・花
生まれ故郷の北米でもきれいに紅葉するのあろうか。5,6年前に数本庭に植えたのですが、何の手入れもせず、紅葉の季節にその存在に気づく、なんとも不幸なブルーベリー。当然一度の収穫もない。果実に含まれるブルーの色素アントシアニンは眼の機能回復に大変よいという。眼の衰えを実感する今、手入れを施し、来年はたくさんのブルーベリーを収穫したいものだ。(庭にて)
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メアリーローズ・グラハムトーマス・・・イングリッシュローズ人気の火付け役

2005年10月21日 | Weblog
秋の庭にメアリーローズ、グラハムトーマスがポツリ、ポツリと咲いている。1983年のチェルシーフラワーショーでは華々しくデビュー、今日のイングリッシュローズの人気の基礎を作ったバラである。その後交雑に使われ、グラミスキャッスル、ジェーンオースチン、L.D.ブレスウェイト、キャスリンモーレイ、スイートジュリエット・・等などかぞえ切れないほどのすばらしいバラを次々生み出たのだ。永遠に忘れ去られる事のない偉大なバラである。(庭にて)
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ミツバアケビ・・・なぜか今年は紫色の美しいアケビに出会わない

2005年10月20日 | Weblog
ミツバアケビが藪の中にキウイフルーツのようにたくさんぶら下がっている。豊作のようだ。裏磐梯に生育するのはミツバアケビ。ミツバアケビは小葉が3枚、アケビは5枚、区別は容易。実は成熟すると割れて果肉を見せる。明け実がアケビの語源といわれている。アケビの甘い果肉は野鳥の大切な食料というが、実際に野鳥がアケビをついばむ場面を見た事がない。(庭にて)
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ウワミズザクラ・・・サーモンピンクの紅葉は特別美しい

2005年10月19日 | Weblog
聞きなれないサクラ。5月、白い総状花序(房状)のウワミズザクラの花を見てこれが桜だとわかる人は少ないだろう。地方によっては房状の花のつぼみや未熟の青い実を塩漬けにして食用とするそうである。地味なサクラ、せいぜい紅葉の美しさだけでも愛でたいものである。(庭にて)
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マムシグサ・・・秋の実もまた不気味

2005年10月18日 | Weblog
薄暗い森の小道でマムシグサの赤い実に出会うとギョッとする。偽茎を見ても夏の名残、マムシを連想させるような模様が残る。初夏咲く花、仏炎苞の色、形とも異様な雰囲気を持った、なんとも怪奇な野草である。(秋元湖の暗い小道にて)
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カツラ・・・魅力的な樹形そして黄葉

2005年10月17日 | Weblog
カツラの木が好きだ。カツラを見るとつい足を止め、見入ってしまう。秋元湖湖畔に立つこのカツラも新緑の季節、黄葉の季節、たちどっまりしばらく見上げる。とてもいい。このカツラが存在する場所の環境を考えるとき、暗い気分になってしまうのは残念。(秋元湖湖畔にて)
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