裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

八木山動物園へ

2017年01月27日 | 日常生活

1月26日(木)

妻が動物園に行きたいという。

子供たちが小さい時、よく多摩動物園に行ったものだった。

だが、多摩はあまりに遠すぎる。

思いつきで行ける動物園は仙台の八木山動物園、ドライブを兼ねて仙台に向け、車を走らせる。

青空に遠く白く輝く峰々を眺めながらの気持ち良いドライブ、まずは新年の恒例、定義如来参拝、三角油揚げを食べ、ガーデン・ガーデン、

そして目的の八木山動物園へ。童心に戻って夕暮れ近くまで静かな園内を彷徨い、楽しむ。

駐車場の屋上から眺めた仙台湾、初めて見た仙台の海の近さに驚く。

1月27日(金)

午前中、薪置き場からポーチに薪運び。気温高いとはいえ-2°c、汗を大量にかき、疲労大。

コの字に積み上げた一辺をすべて運ぶ。

天井までギッチリ二列、これで2月いっぱい十分間に合うだろう。

コメント

串田孫一 山のパンセ 音楽の絵本のことなど・・・

2017年01月24日 | 本を読む

今日も一日雪、薪ストーブの前に座り込み、本を読む。

手にした本は断捨離の処分を逃れて本棚にわずかに残された一冊、今ある自分の生きる方向に大きく係わったと言っていい一冊。

高校生、1960年ごろか、国語の教科書にそれはあった。

掌編随筆、旅人の悦び、その数ページの文章の感動はかって経験した事なない心の深層に静かな衝撃を与えた。

旅人の悦びが山のパンセの1文であることを知り、それを手に入れ夢中で読んだのは無論のこと。

その後の自分の自然趣味、登山趣味、美意識の形成に深く関わっていることは間違いないだろう。大学生活は山登りの中にあったといっていい。

社会人になってメチャメチャに忙しい日々の繰り返しの中で見つけたFM東京の前身、FM東海のラジオ番組、音楽の絵本 ・・・

番組の主は山のパンセの著者、串田孫一その人であった。夜遅い番組であったと思うが、その時間までに間に合う帰宅は少なかった。

串田孫一、2005年没、90歳。(偶然you tubeで見つけた音楽の絵本   冬の記憶 2つにリンクを貼る )

当時の本は散逸してしまってない。今ある本は社会人になって再度手に入れたもの。

 

コメント

風雪の中に

2017年01月23日 | 日常生活

一日雪。時々激しい風雪、風景がかすむ。

昼過ぎ、気温-6°c体にたまった毒、Cabin Feverを寒風に晒し、吐き出すために風雪の中に飛び出る。

激しい風雪の秋元湖湖畔、羽のように軽い深い新雪のラッセル、もっと激しく、もっともっと厳しくと、心の中で叫びつつ・・・

Amazon prime music、小椋佳、遠ざかる風景を聴きながら。

家にたどり着いたとき、ちょうどアルバムが終わった。70分雪の中を歩いということだ。

ウオーキング距離4,2キロメートル、歩数5,699歩。

コメント

小野川不動滝へ

2017年01月18日 | 歩く・登る

久しぶりの青空。気温-3度c、暖かい。

今日はどこへ行こうか?と妻に。

結局大したことでない、不動滝でも行こう、ということに落ち着く。

凍りついた小野川湖、白い峰、西吾妻山がとても魅力的。

不動滝への道は最近のトレースはなく、スノーシューを持参して良かったねと。

ラッセルに相当な疲労、ようやく不動滝に登り着く。

瀑布を見ながらコーヒー、満足のひと時。

下山途中、4人の中年のパーティーと出会う。

今時驚くなかれ、全員ワカン(木製ワカンジキ)を履いている。

昔、お若い頃、バンバン雪山に登っていたのだろうな、と楽しい想像をする。(昔の雪山には必携のアイテムだった)

コメント

雪の森を彷徨う

2017年01月15日 | 日常生活

午前中、自室に閉じこもり。

昨年の冬、突如壊れたFF、間に合せに買ったファンヒーターの酷さ、面倒な給油、室内に撒き散らす排気ガスの匂い・・・

買い変えたFFストーブ、今回は初めての反射式、予想以上に心地よい。

ストーブの前にウトウト横たわり、降り続く雪の景色を眺めながらだらしなく音楽を聴いている。

久しぶり、荒々しくマーラー2番、そして3番をバーンスタイン、ニューヨーク・フィル。

そんな自堕落な自分に喝、昼食後、いつもどおり散歩を課す。今日は完全装備、降りしきる雪-8°c、スノーシューを履く。

敢えて裏庭に続く森に踏み込む。スノーシューを履いても膝を超える新雪、時々踏み抜いて腰まで埋まる。

風はない。森閑とした雪の森を1時間半ほど目的なく彷徨う。

コメント

この冬一番の大雪

2017年01月13日 | 日常生活

積雪50cm、雪の少ない今年の冬を喜んでいたのだが。

気温-3°、10時の気温としては暖かい。

薄日が漏れ、雪止む。轟音と共に屋根から落雪。

ダイニング側の窓、すっかり埋まってしまう。除雪作業のチャンス、すぐに作業着を着込み除雪機を動かす。

この機会を逃すと屋根と地上の雪がつながってしまい、更なる降雪で積もる雪が屋根がら落ちてくることができず、大事になってしまう。

雲行きを気にしながらの作業時間2時間半、除雪おおよそ完了。

排ガスを吸いながらの無駄な作業は御免蒙る。願わくばこれ以上降らないで欲しい・・・

コメント (1)

今日も歩く

2017年01月12日 | 日常生活

一日雪。

敢えて風雪の中に身を置く。

凍り始めた秋元湖湖畔散策、およそ一時間。

激しい風雪、膝までのラッセル、ふやけた心身に活を与えてくれる。

気分この上なく爽快。

 

コメント

Necessity is the mother of invention

2017年01月09日 | 日常生活

1月9日(月)

ポーチに積まれた薪、最後の一列に手がついた。後ろの白い壁が見えてきて落ち着かない。

大雪が来る前に薪を運ぼうと決心、気合を入れる。

新年、子供が使った古スキーを利用してソリ作リ、孫たちとソリ遊びを楽しんだ。

ママダンプもダメ、一輪車もダメ、なにかいい道具はないか?

そこでその橇を使って薪運びを試みる。

ほとんど金属で作られているスキーは金属用ドリルで下穴を開けなければビス止めできず、

外したビンディングの穴を利用して横木をビス止めせざるを得ない。

従って2本のスキーを止める位置のバランスがとても悪く、思い通り薪を運ぶことができない。

思いついたままママダンプをソリの載せ、運んでみる。この工夫は我ながらいい、スイスイ薪を運ぶことが出来るようになった。

アッタマいい、自画自賛・・・

1月6日(金)

会津美里町、伊佐須美神社に初詣。

帰路、豆の子に立ち寄り、豆の香り豊か、クリーミー、お気に入りのザル豆腐購入。

1月8日(土)

久しぶり福島市へ。いつもどおり四季の里散策。早くもスノードロップ、そしてクリスマスローズに蕾。

峰亀で蕎麦。チラリ酒のメニューに視線が行ったが我慢、雪の峠越え、妻にハンドルは不安。

果たして、帰路、警察車両多数、雪道のスリップ、大破車両に出会う。

コメント

雪の森 今年も歩く

2017年01月05日 | 歩く・登る

中瀬沼の森を歩く、曇天。

10時半、気温-2℃、今日も真冬日だろう。

ここ数日コースを辿る人なし、軽いラッセル。

妻とおそろいで手に入れたばかりのダブルのトレッキングポールを使用。

特に雪上ではスキーを考えれば明白なことだがポールは両手に持つことが断然有利。

数年前、白馬岳に登った時、それを思い知らされた。

妻から借りたシングルのポールは雪上で小スリップを止めることはできず、再三のそれは疲労の大きな原因になってしまった。

長めのダブル・トレッキングポールを使ってリズミカルに雪上を歩く単独登山者、あっという間に苦難する私の脇を通り過ぎ、

更に足の筋肉の痙攣で動けなくなった私の傍を頂上を極めて下山する彼をまた見送ることとなった。

彼は日帰りで白馬岳の頂上を極めた・・・

中瀬沼見晴らし東屋でコーヒー。磐梯山、残念ながら姿見せず。

カーボンファイバー製、ダブルのトレッキングポールは使いごこちがとてもいい、手放せなくなるだろう。

コメント

静かな生活に戻る

2017年01月03日 | 日常生活

2017年、今年も賑やかに幸福な正月を迎えることができた。

そして今、4人の孫娘、息子、嫁たちはそれぞれ去り、我々夫婦だけの静謐な雪に囲まれた生活に戻った。

酒に、音楽に、読書に、散歩に・・・元の生活、平穏無事な生活に戻ったとしよう。

あと何年、常に頭の片隅にあるのではあるが・・・

コメント