裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

オオウバユリ・・・暗い林の中にニョッキリと

2005年07月31日 | Weblog
裏磐梯にはオオウバユリが大変多い。今、そのオオウバユリの花盛り。とても目立つ。開花期には葉(歯)が落ちてしまうことからなずけられた。確かにきれいな葉がついているためしがない。昔はこの球根から澱粉をとり、薬や食料にしたという。(庭の片隅にて)
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ニホンザル・・・初めてカーティスクリークに登場

2005年07月30日 | 庭の野鳥・野生動物・昆虫
カラマツの木立から異様な声がする。何かと窓の外に眼をやるとサルの群れが。熊、カモシカ、狐、狸いろいろ窓から目撃したがサルは初めて。観察すると彼らの目的はカラマツに巻きついた山葡萄のようである。小猿の視線が山葡萄に注がれている。こんな未熟なブドウに執心するとは。山に異変がなければよいのだが。ちょっと心配。
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オカトラノオ・・・もっと素敵な名前がほしかった

2005年07月29日 | Weblog
裏磐梯の草原にオカトラノオが咲き始めた。長い花序を見立てて岡の虎の尾。なんと安易な命名であろうか。植物図鑑を眺にめていてその植物にぴったりな素敵な名前に出会うことがまれなのは本当にさびしい。(庭の片隅にて)
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今年もヤブカンゾウの花が

2005年07月28日 | Weblog
裏磐梯に居を移した春、ご近所の方からいただいたヤブカンゾウ、今年もにぎやかに咲く。園芸種のように庭に植えられているのを見ることが多い。有史以前に中国からやってきた帰化植物という。なるほど華やかな大陸的な花だ。
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フランボワーズ・・・またの名をラズベリー

2005年07月27日 | Weblog
忘れ去られた庭の片隅にフランボワーズの赤い実が実った。日当たりの良い場所はバラで占領され、フランボワーズは刈り取られ、抜き取られ、それでも地下茎を伸ばし生き残った一本だ。その実を口に含めば、その香りはまさにフランボワーズ
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雨の森 トリアシショウマが美しい

2005年07月26日 | Weblog
今、裏磐梯の草原や林下ではトリアシショウマの白い花がとても美しい。あまり聞きなれない野草だが雨にぬれ、静かに風に揺れる清楚なたたずまいは見る者に忘れがたい印象を与える。早春の若芽は一部の人達に美味しい山菜として採取されるという。(庭の片隅にて)
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タマゴダケ 暗い森の中 雨にぬれますます妖艶

2005年07月25日 | Weblog
幼菌は白い卵型をしている。縦に切るとまるでゆで卵をきったように見える。暗い森の中、赤い開いた傘に出会うとぎょっとするほど妖艶。大変美味しいキノコ。とはいえ、食べる勇気はない。(秋元湖ブナの森にて)
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ヒョウタンボク、別名 ヨメゴロシ・・・恐ろしや

2005年07月24日 | Weblog
ヒョウタンボクの赤い実があちこちで目につく。花色が白から黄色に変わるためキンギンボクとも呼ばれる。それは解るとして、(有毒植物として有名ではあるが)別名ヨメコロシ、ドクブツ、いやはやなんとも。どんないわれがあるのか知りたいものだ。(庭の片隅にて)
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残り少なくなったホタル グラスに入れて楽しむ

2005年07月23日 | 庭の野鳥・野生動物・昆虫
ゲンジボタルの季節もまもなく終わり。名残惜しんでホタルブクロならぬシャンパングラスにゲンジホタルを入れて楽しむ。数日前から高い空をヘイケが飛び始めた。いよいよ裏磐梯も盛夏を迎える。
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トラディスカント  著名なプラントハンターの名を冠するバラ

2005年07月22日 | Weblog
トラディスカントが初めて花開いた。今ガーデナーに人気のイングリッシュローズのひとつだ。このバラは17世紀のイギリスのプラントハンターの祖といわれているTradescant、その名を冠している。Plant Hunter・・・食料、香料、薬、等の有用植物を求めて世界中に出かけていった者たちのことである。21世紀の今日も新薬開発のため、世界各地でプラントハンターが暗躍しているという。(庭にて)
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熊の大好物 ヤマグワの実が熟し始めた

2005年07月21日 | Weblog
熊は桑の実がよほど好きとみえる。カーティスクリークのそばで熊を目撃するのも桑の実の熟すこの季節。バリバリと枝を折る音が森から一日中聞こえことがある。それにしても小さな実、大きな熊の胃袋を満足させるのは大変なことだろう。(甲府沼の森の中)
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ホタルブクロ  ホタルを入れて楽しんでみましょか

2005年07月20日 | Weblog
チョウチンバナとも呼ばれ、花の中にホタルを入れて遊んだことからなずけられたという。今度ホタルを入れて楽しんでみよう。ホタルブクロの花に灯りがポーと燈ったらどんなに素敵だろうか。(白花ホタルブクロ 甲府沼付近の草むらにて)
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エゾアジサイの季節も終わり 裏磐梯も梅雨明け間近

2005年07月19日 | Weblog
木漏れ日を受け、エゾアジサイがなんとも美しい。関東以西は梅雨明けしたとか。このアジサイの季節も、もうすぐ終わり。ぎらぎら輝く真夏の太陽がすぐそこに。(秋元湖 湖畔の小道にて)
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ドクウツギ 最強の有毒植物

2005年07月18日 | Weblog
庭の片隅、ドクウツギの実が色づき始めた。その実は甘く、美味しいという。昔は子供の誤食による死亡例が多かったらしい。果肉には毒はなく、種を食べなければ大丈夫という説もあるが、間違っても口にしてはならない。(庭の片隅にて)
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森の黒いフェアリー ハグロトンボ

2005年07月17日 | Weblog
カーティスクリークの小川を渡って森に入ると、たくさんのハグロトンボがひらひらと舞っている。それはまるで黒い妖精、お伽噺の世界に迷い込んでしまったよう。この妖精もホタルも数多くの種類のトンボもこの小さな小川が育んでいる。(庭の小川にて)
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