2006年。どんな年であったろうか。すばらしい年であった、としておこう。あと何回過ぎ去る年を重ねる事ができるのだろうか。後を振り返る事はやめよう。2007年、カヌーを楽しもう。秘密の沼にカヌーを浮かべ、湖上から吾妻山を眺めるのだ。フライロッドも豪快に振ってみよう。それに封印していたゴルフもまた。そう250ヤードを軽々と越えるドライバーショット、チャレンジしよう。いろいろやってみたい2007年。あと一時間でやってくる。(今やすっかり氷原、甲府沼にて)
昨日からの雪はまだ降り続いている。昨日からの積雪は50cmほどであろうか。フィーダーに集まる野鳥はいつもと違い必死である。餌をめぐっての争い、長い冬を生きぬくために生存競争は激しさを増している。自然の餌が得られないこんな時は、フィーダーの存在価値が最も高まる時でもある。
昼から激しい雪。今年の冬は何かおかしい。よからぬ天変地異が起こらなければいいのですが。人間が犯す些細な悪さを嘲笑うような、地球規模規の変動、人間は自然、地球、対して傲慢な態度をとりすぎるのかな。原始人が自然に対して抱いた畏敬の念を取り戻す必要があるのかもしれない。天変地異説を持ち出すつもりはないものの、チョット考えすぎですか。
台風並みの低気圧が太平洋を通過し、離れた内陸磐梯高原でも強い風が吹き荒れた。猪苗代に下ってもさらに風の勢いは増し、いつも穏やかな猪苗代湖は一変し、激しく波立ち濁り、湖畔に立つと飛び散る水しぶきと共に吹き飛ばされそうな風の勢い。こんな荒々しい猪苗代湖は見たことがない。郡山に向かう途中の磐梯熱海ではトラックが風に飛ばされ横転、後続車が追突の大事故を目撃。なんとも大荒れの一日であった。(大波の猪苗代湖)
秋元展望台、といっても堰堤より数メートル高いだけの流山の上から秋元湖を眺める。ほんのわずか高く登っただけでいつもと違って視線は遠く飛んで行き、大倉川近くの遥か霞む対岸をさまよっている。秋元湖がいつもより雄大な湖に見える。不思議である。
青空の下の西吾妻山、遠く離れた猪苗代から眺めても、オオシラビソに積もった雪、見事な樹氷が見て取れる。左のピークが西大巓(1981m)右が西吾妻山(2035m)、吾妻山連峰最高峰であり、100名山を目指す人はこの西吾妻山を登る事になる。残念ながら燧岳(2346m)、岩手山(2038m)に次ぐ東北第三位の高峰であることを知る人は少ない。この冬は是非この山に登り、見事な樹氷を間近に眺めてみたいものである。
雪が降っているのに暖かい。今年は異常である。甲府沼も例年と違っていまだに凍らず、水面に灰色の空を映している。Bフレッツ等、インターネット環境の良い方、甲府沼の動画をテスト的にアップしてみました。12月とは思えない異常風景、ご覧ください。
雪の降っている庭のフィーダーは、いつもにも増して野鳥たちでにぎやか。いっぱいに入れたヒマワリの種はすぐに空っぽ。明日の分はもうない。今年はいったい何十キロ用意したらいいのだろうか。50kg?いや、それでは足らない、100㎏? これから益々、雪の中で餌の調達、給餌に苦労する事だろう。(コガラとゴジュウカラ)
雪の無い冬の森は寂しい。数日前に降った雪はすっかり解けてしまった。スキー場には雪があるものの、早くすっぽり雪に包まれて生活がしたい。雪の無い冬の景色は何か落ち着かない。来週は雪が降り続きそうである。期待しよう。
シャコバサボテン、デンマークカクタスなどとも呼ばれている。クリスマスの、花の少ないこの時期に毎年咲くので、クリスマスカクタスと呼ぶのが好きである。庭の片隅に放置され存在を忘れ、つぼみが付き始めるころようやく気づき、室内に運び入れる。それでも毎年こうして華やかに花を咲かせる。痛々しいほど健気である。
今年はバードフィーダーにやってくる野鳥の数が驚くほど多い。この分だと、ヒマワリの種を大量に用意しなければならないだろう。たくさんのカラ類に混じって、小型のキツツキ、コゲラもやってきている。白黒のだんだら模様の滑稽なデザインであるが、こうしてよく見るととてもかわいい。
家の周りを一時間ほど散歩。外は氷雨が降りだしている。すぐ雪に変わるだろうと高をくくって、入り口にかけてあった今や作業用のパーカーを着込んで出かける。久しぶりの秋元湖の水面には一羽の鴨さえ姿なく、押し黙ってただただ暗い。秋元から千貫、川上と回って家に戻る。雨は雪に変わらず、雨を吸ったパーカーはびっしょり、重く寒い。20数年前、アウトドアマンにもてはやされたシェラデザイン60/40マウンテンパーカー。防寒、防水、防風、すべて悲しくなるほど中途半端。この製品に私は数十年前、あっという間に世間を席巻したアウトドアライフのスタイリッシュなだけの、底の浅い軽薄さと、今や死語となってしまったヘビーデューティーにほど遠い、流行のはかなさを感じる。