生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

身体症状は生き甲斐探求の方向を示唆する宝物

2005年12月29日 | 第2章:心理療法の基本
<身体症状:眠れない、食欲が無い、お色気が無くなり>潤いの無い人間になってしまった、と大勢の人々が哀しがっています。身体に医学的な原因があれば信頼出来るお医者さんから治療してもらえるのですが、心因性の悩みの場合は薬では治りません。本人自身がきちんと心を整理しながら、その原因を探索しない限り、生涯、いきいきとした自分の人生は確立出来ないでしょう。日常生活での<不安感>を未処理のままにして生きていくと、それが<怒り>の領域に変質していき、原因不明のいらいらを日々感じるようになり、それを未処理のままにしていると<身体症状>が散見してきます。その方の深層心理の中にある生育史上の<理想:こうありたい、こうあらねばならない>と現実のギャップが不安感、怒り、身体症状の原因です。理想と現実のギャップをノートに書き出して、何が、理想か、何が、現実か、を思索すると、悔いのない人生(生き甲斐)の方向がしっかりと見えてきます。身体症状は悔いのない人生の方向を教えてくれる貴重なシグナルである事をしっかりと意識してみて下さい。ではまた明日お会いしましょう。

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