高齢者福祉施設、介護、病院で最近、訴えられる言葉が<あの世に行きたい>。相当慌てます。ほぼ間違いなくその愁訴の原因は愛の孤独感。静かにお見送りした方が良い場合と、一過性の事例がありますが、どちらにしても、人間の死を相互が考える場面が来たようです。何故、あの世にいきたいの?と勇気をもって傾聴する場面が来たようです。年齢を問わず、自殺願望の場合もそうですが、何故あの世に行きたいか、本気で優しく暖かく静かに傾聴に徹してみましょう。人間は魂と心と身体で構成されていますので、上手に傾聴していくと、本人が既に持っている答えを、本人が、静かに受け入れていきます。本人以外が、これが答えです、と言ったところで全く意味がありません。本人が既に持っている答えは、優しい人ほど、人に言えない答えです。ああ、私の母の時は私は高校生だったから悔いを残しましたが、父の時は私は50代でしたから、悔いがありません。これからの兄弟、親友、知人には悔いを残したくないなあ:<置き換え:68-2>
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