生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2022年12月11日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
吉川英治さんが越後の栃堀村の郊外にある静御前の墓や古刹を幾つか訪問し住職や古老と幾夜も語り合った話は私の菩提寺住職から聞いたことがあります。昔、NHKの大河ドラマで、この静御前のお墓がテレビに出た時は、大変懐かしく、かつへーえ、あの墓はインチキだろうと推察していただけに興味津々で、かつもう一度静御前の生涯を本で調べた記憶もあります。さて清盛があの二つの乱をどう乗り越えたかを吉川さんは楽しく描いていますが、生き延びた理由をこの生き甲斐の心理学の用語で表現すると、偶然性、意志力、ストレス曲線の取り扱い、自分の将来への夢を忘れずに突進していく捨て身の生き方、現実吟味力の健全性、アイデンティティーの統合が健全、防衛機制の抑圧はあまりなく、心があの時代では考えられないような自由さがありました。全て生き甲斐の心理学の原理原則で生きています。もともとこの生き甲斐の心理学は人類の大先輩が生涯をかけて書いている論文からオックスフォード大学の教授達が集めた優れた概念から成立していますが、私の小さな人生体験でも色々使用してきた理論として再生されています。その理論を清盛にあてはめながらこの新平家物語を読んでいます。
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