生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:傾聴訓練:その13:幸福な日々の為の自問自答集

2015年02月11日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
かみ合わない会話をする相手を、普通の人は直ぐこれは駄目だ、と相手のせいにします。この判断は普通で当たり前、常識的な人間関係でのありようです。忙しい毎日のことですから、いちいち自分の理解力が不足しているなどと考え反省していたら、ノイローゼになります。ところがカウンセリング、生き甲斐の心理学、心理療法、精神科医等の分野で仕事をしている人々の場合は、それではすまされません。相談室で対峙する相手の大半は、人生に疲れ、今は、少々、普通ではない事例だからです。とんちんかんな対応が当たり前の相手です。自分の対応の理解力が試される瞬間です。失敗するカウンセラーについて説明しますと
(1)思いこみが強い(学問の原理、原則論を盲信している人)、または生来、信念が強い、成功からくる傲慢性、(2)宇宙とは何、人間とは何者か、という哲学的な領域での勉強不足からくる人間愛の欠落、(3)来談者の吐く言葉に左右され、そこに潜在している本当のストレス曲線、とくに不安感の実情を的確に把握できていない場合、以上の3点を修行していく必要があります。来談者の心の世界を深い愛情をもってロジャースのパースナリティ理論の命題7「行動を理解するために、もっとも有利な観点は、その個人自身の内部的照合枠から得られるものである。」。この意味は相手の言動が理解不能、とんちんかんでも、その人の心の世界を傾聴して、何故、そう考え、言葉にし、行動しているのか、その理由を倫理道徳、こちらの価値観をすてて、相手の世界を理解しようとしなさい、という意味です。真剣に傾聴していくと、その人と神仏の関わりすら見えてきて感動するケースが沢山あり、人間の素晴らしさ、美しさに涙した経験が沢山あります。理解不可能だった、その来談者のお陰で、私は今まで、数え切れない沢山の知恵が授けられたことか、感謝です。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:<546>


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「生涯の研究課題」自分の生き甲斐って何? その研究方法について下記に列記しておきます。どんな厳しい現実でも、その現実には深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。:


(1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)
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