生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

幸福への反動、不幸への反動

2010年07月23日 | 第8章:心をのびやかにする方法
成育史の関係で何となく幸福になりそうだとあえて自分を不幸にしそうな言動に無意識に動き出す人がいます。無意識の反動形成なのでその心の傾向を意識しないかぎり生涯、この不幸な言動をしてしまいます。幼い頃、幸せな日々を送っていたのに両親が突然交通事故で死亡してしまったような場合、残された幼い子供は幸せな雰囲気を無意識に恐れだす場合があるのです。それと同じように不幸な雰囲気をちらりとでも感じると問題を正面から見据えてその解決の為に戦う努力をしないうちに、いつも逃避ばかりする弱い人間になつていきます。このように幸福感、不幸感の取り扱いには十分気をつけて生きていきましょう。戦う時は堂々と戦い、幸福な時はじっくりと味わう事が重要。<反動形成:331-2>:

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