五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

新しい環境への不安感

2011年06月29日 | 第2章 五感と体感
若い時は、新しい環境で生活することは、当たり前のことだったように思います。

幼稚園、小学校、中学、高校、クラス替え、そして専門学校や大学等それぞれの学び場、職場、バイト、就職、転勤、結婚、離婚、転職、

一つずつ歳を取りながら、多様な人間関係、そして自分自身の生活環境の変化によって、いろいろなことを学習していきます。

この場合の学習は、勉強、技術の体得や仕事に慣れることだけではありません。

人間関係が生み出す自分に湧き出す感情の記憶も学習に入るように思います。
人間関係が上手くいっていれば、その学習効果は、その人にとって良き方向に向かうでしょうし、新たな環境に対しても恐れることなく、踏み込んでいくことがでいるでしょう。
もし、それが逆だった場合、きっと新たな環境に踏み出そうとすると、過去の学習が蘇り、不安感が増してくるのです。

誰でも、新しい環境に馴染むには、時間がかかります。
嫌な体験が、自分を不安にさせているのであれば尚更のことでしょう…

不安感が湧きあがっている自分は、いったい、何を解決できれば不安に押し潰されることなく過ごすことが出来るのでしょう。

同じような目に遭うのではなかろうか…
同じような失敗をするのではないか…
でも、その不安感が意識されているのであれば、もう一歩想像を巡らすこともできそうです。不安感が意識できておらず、同じような結果になったことで、「あー、またおんなじだ…」と、経験してから嘆くことよりも、進展はありそうです。

新しい環境への不安感が、自分で意識できているのであれば、それをちょっと利用してみるのも一つの知恵かもしれません。
それは、どのようにそのことを回避するか。または、そうならないように自分が意識し、努力できることは何か。
過去の経験は、必ず自分の内から答えを見出していくはずです。

今、不安感が増強している私の友人に向けて、このブログを通してエールを送らせていただきます
(((^^)))p!!

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コメント
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