五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

成育史と言葉

2011年06月28日 | 第2章 五感と体感
日曜日に一日中刷毛とカンナとのこぎりを持ったお陰で、心は満足していたものの身体には疲労感を引きずりながら学校の保護者勉強会に向かいました。
そうはいっても、皆様のお顔を拝見しているうちに、段々と元気が蘇り充実した一日を過ごさせていただきました。

中高合わせて6年間の学校生活を過ごしている生徒の護者の方々は、毎日お弁当を作り、事故の無い事を祈り、大きく成長していく我が子と喜怒哀楽を共にしながら学校生活の過程を経験していらっしゃいます。

中学受験が落ち着き、公立の小学校を経験されている方はお弁当作りにようやく慣れてこられた頃でしょうし、期末試験が近づき少々気持がそちらに向いていらっしゃる方々も多いかもしれません。

昨日は「ストレス曲線」がテーマでした。

不安感は、人の本質と言われています。
不安感が湧きあがらなくては、生活が成り立たないし、諸々の発展もしてきません。

理想と現実のギャップがあって初めて何かが生み出されていくわけですが、同時にこの理想と現実のギャップがストレスを生んでいくわけです。

「私の理想とは何か?
私の描く将来はどんなものか?どんな将来を送りたいのか?
私はどうあるべきなのか?

そのために、今、私はどんな行動を起こしているのか?」

こんな問い掛けを自分自身にしてみると、自分が生まれてから今日に至るまでに学習してきた概念から湧き出る言葉が、他の人とは違う個性を持っていることに気付かされます。

「他の人とは違う」というのは、どういうことでしょうか?

同じ言葉を使っていても、その言葉に裏打ちされた背景は、他者とは全く違うものなのです。
そのことを意識しているか、していないかで、暮らしの喜びに差異が出てくるように思います。

つまり、何気なく自分が使う言葉から、自己概念が見えてくるようです。

自分自身が、よく使う言葉について、その背景を思い巡らしてみると、自分の不安感が見えてくるかもしれません。

個性の美を大切に…

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