五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

体験の解釈について

2011年06月12日 | 第2章 五感と体感
ロジャーズのプロセススケール第5番目「体験の解釈」

自分が今体験していることについて解釈していることは、自分だけが思いこんでいるものではないだろうか?
独りよがりの解釈で、自分を苦しめてはいないだろうか。。。

ロジャーズのパースナリティ理論命題1では、「自己はすべて、自分が中心であるところの絶え間なく変化している経験の世界に存在する」と書かれてあり、命題2では、「有機体は場に対してmその場が経験され知覚されるままのものに、反応する。この知覚の場は、個人にとって実在なのである」と書かれてあります。

つまり、私は私であって他の誰でもなく、自分自身が自分を通して変化する世界を経験し、そしてその経験している世界に自分自身が存在しているのです。そして、自分が見たり聞いたりしていることは自分にとってのリアリティなのです。

言葉で説明しようとすると、余計にまどろっこしくなりますが、お許しください。

色々な現象が身の回りに起こっても、その解釈の仕方は人それぞれです。それは、すべて個性を持った自分自身が感じ解釈していくものだからです。

でも、その解釈が著しく固いものだったらどうでしょう…

自分で自分の固さに気付けばしめたものですが、悩んだり、誰かに八つ当たりしていたり、妬んだり、自信喪失していたり、又は自信過剰だったり、、、

己を知ろうとすると、己の壁にぶつかりますが、壁にぶつかることも何かに気付くきっかけになります。

自己を受容していくうちに、自己概念の固さが次第にほぐれていくようです。

第一日目の「個人的感情の意味づけ」を意識化していくうちに、自分自身の「体験の解釈」が見えてくるように思います。

答えは自分の内にあるのです。

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