五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

環境不適応

2010年04月11日 | 第2章 五感と体感
新学期。自分の学年が上がり、クラスのメンバーが変わり、担任の先生が変わり、委員や係りの役割が決められ、いろいろなことが変化します。
大人も同じく変化の季節です。

環境が変わると、人は自分の傾向をいつもより強く表現します。

それは、変化した環境に適応しようとする中、自分の個性を維持するために意識・無意識に関わらず「感情と思考と行動」が自分の中で働き始めます。

理想と現実のギャップを縮めるために体と心が動くのです。

変化を上手に泳ぐことができれば、ストレスも少ないと思います。でも、自分の今までの個性を維持することに固執すると、よけいに不平不満が噴出します。

その不平不満は大げさに言うと「錯乱状態」とも言えそうです。
一緒に住む家族、友達、もしくは同僚に当たり散らすことで、この錯乱に折り合いをつけることができるようです。
ある程度の期間は心の内が嵐であるのもしょうがないことです。そのうち治まります。

私たちは、世に言う「環境不適応」をいつも体験しているのです。

4月の始まりの季節。環境不適応なのは自分だけではありません。
不平不満を撒き散らしながらも、いつも自分はどのくらいの期間で環境に馴染んでいく傾向があるのか、心に意識してみると負のスパイラルにハマりにくくなるかも・・・

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